珍事。
編成見附統一を画策しているKATO製国鉄101系新ツヌ108F(Mc133)ではクモハ101-133,クモハ100-154が難敵だった。
苦肉の策としてクモハ100-154(再生産品)にはHゴム支持印刷再現が揃わない再生産品LOT側面窓セルを起用した。
その結果は微妙でユニットを組むモハ101-193(ツヌ108F)とは若干異なった側面見附になっている。
国鉄101系クモハ101-133(ツヌ108F:旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。
しかし改めて確認するとツヌ115F(Mc144:再生産品)も完全にユニット間の見附が揃っている訳ではなかった。
多少のHゴム支持再現差異はツヌ118F(Mc155:再生産品)特有の癖だと思える。
取り敢えずクモハ100-154は狭幅Hゴム支持車扱いとしクモハ101-133を入場させた。
クモハ101-133(再生産品)に取り付ける再生産品LOT側面窓セルも曰く付きの保管品である。
中途半端なHゴム支持印刷幅を持つ側面窓セルは狭幅Hゴム支持再現,広幅Hゴム支持再現のどちらにも属さない。
混同を防ぐためクハ100-86Assy車体(Mc170:弁天橋区仕様)へ装着し他保管品と区別していた。
入工中のクハ100-86Assy車体,クモハ101-133 (Mc170,ツヌ108F)。
※弁天橋区仕様,再生産品。
保管品の運転台付車用再生産品LOT側面窓セルはクハ100-86Assy車体用を除くと広幅Hゴム支持再現品しか残らなくなる。
そのためクモハ101-133を狭幅Hゴム支持車へ近付けるべく中幅Hゴム支持印刷再現側面窓セルの試用が決定した。
初期計画では単にクモハ101-133とクハ100-86Assy車体で側面窓セルを相互交換するだけの工程が組まれた。
しかし旧モハ100-256(元ラシ107F:Mc202)を含む新編成は中野区仕様がプロトタイプの筆頭候補に躍り出た。
10両編成化は当分先となるがクハ100-86Assy車体をクモハ100形へ編入する準備も工程に加えた。
ここで元クモハ100-191(廃車:元ラシ107F)の同時入場が決まり3車体間での部品交換を行っている。
元クハ100-86(Mc170:クモハ100形用床板取付,旧製品LOT側面窓セル交換施工)。
※弁天橋区仕様。
旧モハ101-251(元ツヌ108F)。
※旧製品。
クハ100-34(ツヌ105F:弁天橋区仕様側面窓セル装着車)。
※弁天橋区仕様。
当初の計画に従い先ず妻面・側面窓セルをクモハ101-133とクハ100-86Assy車体で振り替えた。
次に元クモハ100-191より旧製品LOT屋根板,旧製品LOT床板をクハ100-86Assy車体に転用する。
このクモハ100形用床板は黒染車輪及び現行LOTライト更新が完了しており起用には申し分なかった。
またベンチレーターは流用としPS16形パンタグラフ,避雷器には発生品を充てている。
寄せ集め部品で暫定竣工させた元クハ100-86(Mc170)は旧製品車両相当の側面見附に至った。
まだユニット相手は確定していないが旧ツヌ108F(再生産品+旧製品)から離脱した旧製品車両の外観と共通化された。
↓
2ndLOTライト基板を置き換えた現行LOTライト基板(クモハ101-133用床板)。
回着時に点灯不良が発覚したクモハ101-133は旧クモハ101-1006(旧トタ5F-2→クモハ101-56:ムコ3F-2)と床板ごと振替えた。
クモハ100-1006は元クモハ101-17(旧ムコ3F:Mc78)が種車であり2ndLOTライト基板までクモハ101-133に移設された。
2019年8月の旧製品LOT床板振替入場でも2ndLOTライト基板は更新対象に挙がらず継続使用となっていた。
既にトタ5F(Tc14),ツヌ118F(Mc155)以外はライト基板更新が完了しており現行LOTライト基板(予備品)にて代替を図る。
絶対数の少ない2ndLOTライト基板は中間組込車への封じ込めが望ましく再生産品LOT床板を交換相手に据えた。
ところが何時の間にか再生産品LOT床板(保管品)は現行LOTライト基板が行き渡っていたため三角交換を余儀無くされた。
部品交換を終えた元クモハ100-191,クモハ101-133 (廃車,ツヌ108F)。
※塗装変更車,再生産品。
先に元クモハ100-170(廃車:元ツヌ122F)用旧製品LOT床板から現行LOTライト基板を撤去しクモハ101-133用床板に移設した。
クモハ101-133で使用していた2ndLOTライト基板はクモハ100-68(ツヌ131F:Mc70)が出自の再生産品LOT相当床板へ装着する。
押し出された1stLOTライト基板を元クモハ100-170用床板に充て再度ライト基板振替準備用へと変更した。
この床板は単独保管品へ廻し車体だけになりかけた元クモハ100-170にはライト基板更新済の単独保管品を組み合わせている。
なお元クモハ100-68用床板はTNカプラーSP撤去痕の修復を終えておらず中間組込車への転用が行えない。
直前まで単独保管品扱いにしていたがどうにも作業が進まないため元クモハ100-191に取り付けた。
↓
[[クモハ][101][-][1][3][3]]:1-3位側。
現在のクモハ101-133用床板は2019年8月まで旧クモハ101-180(旧ツヌ113F:Tc74)で使用されていた。
老朽化対策を強化する契機となった十七代目ツヌ118F(旧製品)の回着よりも振替えが早く点検は経ていない。
直前に入場させたクモハ100-149(ツヌ123F:Tc78)用床板の状態がかなり悪かったため錆取り作業も止む無しと思われた。
幸いウエイト腐食は全く見られずマッキーで断面を塗り潰した際の手応えも滑らかだった。
1両の結果では当てにならないが元僚車を集約したツヌ125F(Tc48:旧製品)の状況が明るく感じられている。
健全だったウエイトとは対照的に1-3位側の[クモハ101-133]標記インレタは老朽化が激しかった。
クモハ101-133 [27C 中野]:旧製品LOT台枠振替施工。
※再生産品。
↓
クモハ101-133 点灯試験[27C 中野]:現行LOTライト基板更新施工。
※再生産品。
当時の記録によるとインレタは[クモハ]+[1]+[01]+[-]+[1]+[33]と大幅に組み合わせが細分化されていた。
入場前の時点で既に[クモハ101-133]が上方へずれ[クモハ101-133]には埃まで突き刺さる有り様だった。
この状態ではさすがに節約式転写を採り入れる意味が無く1-3位側だけ[クモハ101-133]へと戻した。
艶が強い印刷消去痕の仕上げに苦戦し新インレタでも[クモハ101-133]へ持ち込むまで再転写を要している。
その結果またもや[クモハ]+[101]+[-]+[1]+[3]+[3]の継ぎ接ぎとなったが配置は改善されたと思う。
初期~中期ラプロス式改番車は各種仕上げ方法が試行されており2017年度以前に出場した編成に於ける注意点となる。
↓
クモハ101-133(再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル交換施工)。
※再生産品。
クハ101-64(ツヌ108F:再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※再生産品。
竣工当初から旧製品LOT床板を履いていたクモハ101-133だが念のため台車集電板断面はラプロス#2400で研磨している。
ライト基板更新後もちらつき等は発生せず動態時でも不具合は見られなかった。
恐らく2ndLOTライト基板から現行LOTライト基板への更新はクモハ101-133が初だと思われる。
かつてトタムコ3F(Mc78)のみで採用された2ndLOTライト基板を現行LOT相当ライト基盤として扱っていた時期があった。
旧製品LOTライト基板よりも前照灯照度は遥かに高いが現行LOTライト基板までの光量には達しない。
クモハ101-133はLP411前照灯車であり光束の広がり具合に差が現れる点灯試験結果となった。
↓
クモハ101-133+モハ100-107 (ツヌ108F:狭幅Hゴム支持車+狭幅Hゴム支持車)。
※再生産品。
モハ101-193+クモハ100-154 (ツヌ108F:狭幅Hゴム支持車+狭幅Hゴム支持車)。
※再生産品。
再生産品LOT中幅Hゴム支持再現側面窓セルに交換されたクモハ101-133は多少再生産品らしさが強まったように映る。
これは物理的にHゴム支持幅が狭くなり再現色も明灰色系統へ振られた影響だと思う。
改めて新クハ101-64,新クハ100-34(ツヌ108F:再生産品)と比較したところクモハ101-133の側面見附も悪くないと感じられた。
モハ101-107(ツヌ108F:再生産品)との差異はクモハ100-154+モハ101-193と大して変わらなく見えた。
よってクモハ101-133(ツヌ108F)も狭幅Hゴム支持車扱いとして竣工させ側面窓セル問題に見切りを付けている。
なお新ツヌ108Fはモハ101-107,サハ101-249(再生産品)の入場を待ってから再出場させる予定である。
編成見附統一を画策しているKATO製国鉄101系新ツヌ108F(Mc133)ではクモハ101-133,クモハ100-154が難敵だった。
苦肉の策としてクモハ100-154(再生産品)にはHゴム支持印刷再現が揃わない再生産品LOT側面窓セルを起用した。
その結果は微妙でユニットを組むモハ101-193(ツヌ108F)とは若干異なった側面見附になっている。
国鉄101系クモハ101-133(ツヌ108F:旧製品LOT側面窓セル装着車)。
※再生産品。
しかし改めて確認するとツヌ115F(Mc144:再生産品)も完全にユニット間の見附が揃っている訳ではなかった。
多少のHゴム支持再現差異はツヌ118F(Mc155:再生産品)特有の癖だと思える。
取り敢えずクモハ100-154は狭幅Hゴム支持車扱いとしクモハ101-133を入場させた。
クモハ101-133(再生産品)に取り付ける再生産品LOT側面窓セルも曰く付きの保管品である。
中途半端なHゴム支持印刷幅を持つ側面窓セルは狭幅Hゴム支持再現,広幅Hゴム支持再現のどちらにも属さない。
混同を防ぐためクハ100-86Assy車体(Mc170:弁天橋区仕様)へ装着し他保管品と区別していた。
入工中のクハ100-86Assy車体,クモハ101-133 (Mc170,ツヌ108F)。
※弁天橋区仕様,再生産品。
保管品の運転台付車用再生産品LOT側面窓セルはクハ100-86Assy車体用を除くと広幅Hゴム支持再現品しか残らなくなる。
そのためクモハ101-133を狭幅Hゴム支持車へ近付けるべく中幅Hゴム支持印刷再現側面窓セルの試用が決定した。
初期計画では単にクモハ101-133とクハ100-86Assy車体で側面窓セルを相互交換するだけの工程が組まれた。
しかし旧モハ100-256(元ラシ107F:Mc202)を含む新編成は中野区仕様がプロトタイプの筆頭候補に躍り出た。
10両編成化は当分先となるがクハ100-86Assy車体をクモハ100形へ編入する準備も工程に加えた。
ここで元クモハ100-191(廃車:元ラシ107F)の同時入場が決まり3車体間での部品交換を行っている。
元クハ100-86(Mc170:クモハ100形用床板取付,旧製品LOT側面窓セル交換施工)。
※弁天橋区仕様。
旧モハ101-251(元ツヌ108F)。
※旧製品。
クハ100-34(ツヌ105F:弁天橋区仕様側面窓セル装着車)。
※弁天橋区仕様。
当初の計画に従い先ず妻面・側面窓セルをクモハ101-133とクハ100-86Assy車体で振り替えた。
次に元クモハ100-191より旧製品LOT屋根板,旧製品LOT床板をクハ100-86Assy車体に転用する。
このクモハ100形用床板は黒染車輪及び現行LOTライト更新が完了しており起用には申し分なかった。
またベンチレーターは流用としPS16形パンタグラフ,避雷器には発生品を充てている。
寄せ集め部品で暫定竣工させた元クハ100-86(Mc170)は旧製品車両相当の側面見附に至った。
まだユニット相手は確定していないが旧ツヌ108F(再生産品+旧製品)から離脱した旧製品車両の外観と共通化された。
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2ndLOTライト基板を置き換えた現行LOTライト基板(クモハ101-133用床板)。
回着時に点灯不良が発覚したクモハ101-133は旧クモハ101-1006(旧トタ5F-2→クモハ101-56:ムコ3F-2)と床板ごと振替えた。
クモハ100-1006は元クモハ101-17(旧ムコ3F:Mc78)が種車であり2ndLOTライト基板までクモハ101-133に移設された。
2019年8月の旧製品LOT床板振替入場でも2ndLOTライト基板は更新対象に挙がらず継続使用となっていた。
既にトタ5F(Tc14),ツヌ118F(Mc155)以外はライト基板更新が完了しており現行LOTライト基板(予備品)にて代替を図る。
絶対数の少ない2ndLOTライト基板は中間組込車への封じ込めが望ましく再生産品LOT床板を交換相手に据えた。
ところが何時の間にか再生産品LOT床板(保管品)は現行LOTライト基板が行き渡っていたため三角交換を余儀無くされた。
部品交換を終えた元クモハ100-191,クモハ101-133 (廃車,ツヌ108F)。
※塗装変更車,再生産品。
先に元クモハ100-170(廃車:元ツヌ122F)用旧製品LOT床板から現行LOTライト基板を撤去しクモハ101-133用床板に移設した。
クモハ101-133で使用していた2ndLOTライト基板はクモハ100-68(ツヌ131F:Mc70)が出自の再生産品LOT相当床板へ装着する。
押し出された1stLOTライト基板を元クモハ100-170用床板に充て再度ライト基板振替準備用へと変更した。
この床板は単独保管品へ廻し車体だけになりかけた元クモハ100-170にはライト基板更新済の単独保管品を組み合わせている。
なお元クモハ100-68用床板はTNカプラーSP撤去痕の修復を終えておらず中間組込車への転用が行えない。
直前まで単独保管品扱いにしていたがどうにも作業が進まないため元クモハ100-191に取り付けた。
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[[クモハ][101][-][1][3][3]]:1-3位側。
現在のクモハ101-133用床板は2019年8月まで旧クモハ101-180(旧ツヌ113F:Tc74)で使用されていた。
老朽化対策を強化する契機となった十七代目ツヌ118F(旧製品)の回着よりも振替えが早く点検は経ていない。
直前に入場させたクモハ100-149(ツヌ123F:Tc78)用床板の状態がかなり悪かったため錆取り作業も止む無しと思われた。
幸いウエイト腐食は全く見られずマッキーで断面を塗り潰した際の手応えも滑らかだった。
1両の結果では当てにならないが元僚車を集約したツヌ125F(Tc48:旧製品)の状況が明るく感じられている。
健全だったウエイトとは対照的に1-3位側の[クモハ101-133]標記インレタは老朽化が激しかった。
クモハ101-133 [27C 中野]:旧製品LOT台枠振替施工。
※再生産品。
↓
クモハ101-133 点灯試験[27C 中野]:現行LOTライト基板更新施工。
※再生産品。
当時の記録によるとインレタは[クモハ]+[1]+[01]+[-]+[1]+[33]と大幅に組み合わせが細分化されていた。
入場前の時点で既に[クモハ101-133]が上方へずれ[クモハ101-133]には埃まで突き刺さる有り様だった。
この状態ではさすがに節約式転写を採り入れる意味が無く1-3位側だけ[クモハ101-133]へと戻した。
艶が強い印刷消去痕の仕上げに苦戦し新インレタでも[クモハ101-133]へ持ち込むまで再転写を要している。
その結果またもや[クモハ]+[101]+[-]+[1]+[3]+[3]の継ぎ接ぎとなったが配置は改善されたと思う。
初期~中期ラプロス式改番車は各種仕上げ方法が試行されており2017年度以前に出場した編成に於ける注意点となる。
↓
クモハ101-133(再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル交換施工)。
※再生産品。
クハ101-64(ツヌ108F:再生産品LOT狭幅Hゴム支持再現側面窓セル装着車)。
※再生産品。
竣工当初から旧製品LOT床板を履いていたクモハ101-133だが念のため台車集電板断面はラプロス#2400で研磨している。
ライト基板更新後もちらつき等は発生せず動態時でも不具合は見られなかった。
恐らく2ndLOTライト基板から現行LOTライト基板への更新はクモハ101-133が初だと思われる。
かつて
旧製品LOTライト基板よりも前照灯照度は遥かに高いが現行LOTライト基板までの光量には達しない。
クモハ101-133はLP411前照灯車であり光束の広がり具合に差が現れる点灯試験結果となった。
↓
クモハ101-133+モハ100-107 (ツヌ108F:狭幅Hゴム支持車+狭幅Hゴム支持車)。
※再生産品。
モハ101-193+クモハ100-154 (ツヌ108F:狭幅Hゴム支持車+狭幅Hゴム支持車)。
※再生産品。
再生産品LOT中幅Hゴム支持再現側面窓セルに交換されたクモハ101-133は多少再生産品らしさが強まったように映る。
これは物理的にHゴム支持幅が狭くなり再現色も明灰色系統へ振られた影響だと思う。
改めて新クハ101-64,新クハ100-34(ツヌ108F:再生産品)と比較したところクモハ101-133の側面見附も悪くないと感じられた。
モハ101-107(ツヌ108F:再生産品)との差異はクモハ100-154+モハ101-193と大して変わらなく見えた。
よってクモハ101-133(ツヌ108F)も狭幅Hゴム支持車扱いとして竣工させ側面窓セル問題に見切りを付けている。
なお新ツヌ108Fはモハ101-107,サハ101-249(再生産品)の入場を待ってから再出場させる予定である。