試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

サハ101-295[ツヌ101F] (サハ101-233[ツヌ118F] 回着,改番,屋根板交換施工:サハ101-40[ムコ10F] 発生品転用)

2015-12-11 21:41:01 | 国鉄/JR101系
6号車。

Assy車体を用いたKATO製国鉄101系ツヌ101F(Mc148)用組成準備車竣工はモハ100-117を以て打ち止めとなった。
今度の入場は10両編成で唯一組み込まれるサハ101形である。
ツヌ101Fに組み込まれていたサハ101形は電動発電機と空気圧縮機を搭載するサハ101形200番代だった。


国鉄101系サハ101-233(ツヌ118F)。
※津田沼区仕様。

サハ101形用床板の予備品はサハ101形0番代,サハ101形200番代用共に有していた。
だが今後の番代区分変更を考えるとサハ101形200番代の直接改番が有利に働く。
そのため中古製品のサハ101-233(ツヌ118F:Mc155)を仕入れた。
サハ101-295(ツヌ101F)へ改番する前に1つ作業が入る。
弁天橋区仕様車と津田沼区仕様車では屋根板に僅かな色温度差が存在する。
回着したサハ101-233はLOTが異なるため明灰色再現屋根板が引っ掛かった。
手持ちの屋根板を並べ出来るだけ色の濃いものを選ぶ。


選定中のサハ101-295用屋根板。

屋根板裏面はトタ5F(Tc14),ツヌ118F(Mc155)用:成形色,トタムコ3F(Mc78),ムコ10F(Mc194):粗い塗装になっている。
散々使い回した中間車両用屋根板だが4枚が残っており見分けは容易だった。
これらは第二次冷房改造車改装や103系サハ103形750番代編入で捻出されたものである。
最後のサハ103形750番代編入車はサハ101-40(ムコ10F:Mc194)が種車であり2枚だけ濃灰色再現屋根板が捻出されていた。
この元サハ101-40用屋根板を再用しツヌ101Fでの屋根板色温度統一を図る。


入工中のサハ101-233

サハ101-233(ツヌ118F)に搭載されていたベンチレーターを元サハ101-40用屋根板に嵌め変える。
先に車体を組み立ててから標記印刷消去に移った。
今回は更にラプロスを当てる面積を狭くした。
裁断したラプロス#6000をピンセットで摘み車両番号標記印刷部を往復させる。
マスキングテープで養生する幅を狭くしただけだが力を均等に掛けるのが難しく消去には時間を要した。


車両番号を消去したサハ101-233

養生の甲斐あって印刷消去部の擦過痕は最小限に食い止められた。
これならインレタで誤魔化せそうである。
なお種車となったサハ101-233(ツヌ118F)は[千ツヌ]電略標記車であり消去は車両番号だけとなる。
車両番号インレタは[サハ]+[101]+[-295]を組み合わせた。
[サハ101-295]標記には201系用組標記を使用したためややフォント太さが異なる。
2-4位側の[サハ101-295]は最古インレタのせいか転写後に[サハ101-295]が崩れた。


[[サハ][101]-[295]]:2-4位側。

さすがに酷すぎる仕上がりで修正したい。
クモハ101-148(ツヌ101F←クモハ101-170:Mc170)の改番で[サハ101-295]用が残れば再転写を行う予定である。
ただ最後の[サハ]標記インレタを使ってしまったため上手く行くか不安が残る。




サハ101-295(ツヌ101F:サハ101-233 改番,101系800番代LOT屋根板交換施工)。
※津田沼区仕様。

竣工したサハ101-295(ツヌ101F)は一見車両番号以外に手を着けたように見えない。
僅かな色温度差を有する屋根板では10両編成中1両だけが目立つように思えた。
しかも6号車であり編成中央に位置するだけに気になっていた。
保管していた元サハ101-40用屋根板のお陰で浮く事はないだろう。
ツヌ101F用組成準備車は8両目まで竣工した。
クモハ101-148,クハ100-53(ツヌ101F)には取って置きのクモハ101-170,クハ100-86(Mc170:弁天橋区仕様)を充当する。
形式変更が伴わない分丁寧に印刷を消去したい。
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