試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

国鉄101系津田沼電車区122F [Mc155] 7+3黄緑6号混色:YG-Y編成 (組成変更:クモハ100-108 動力ユニット搭載試作車組込)

2016-07-04 21:23:57 | 国鉄/JR101系出場:総武・中央線
新要素。

KATO製国鉄101系ツヌ122F(Mc155)はラシ107F(Mc202)組成時に中間車両を入れ替えたが形式構成は変わらなかった。
今回クモハ100-108(ツヌ118F)への動力ユニット搭載試行を切っ掛けにモハ100-158,サハ101-253を除く全車が入場した。
サハ101-108(再生産品)も編成内異動し7両が組成変更の影響を受け編成見附にも変更が生じている。




国鉄101系ツヌ122F 黄緑6号混色編成(1979/X)。
[ツヌ122F]:Mc155-M'158-T253-T267-T108-M91-M'c108+Tc75-M231-M’c170
※塗装変更車+再生産品+旧製品:イメージ編成(1979/10)。
◆組成変更,クモハ100-108 動力ユニット搭載試行。

入場前までは基本7両編成だけが101系800番代LOT側面窓セル装着車で揃えられていた。
ツヌ122Fでは10両全車が101系800番代LOT側面窓セル装着車で整えられ黄色5号車両も独特の見附になっている。
当初ムコ予備00F(Mc60)の明灰色Hゴム支持車統一も完了予定だったが部品確認不備により同時出場は果たせなかった。
基本7両編成用黄色5号車両はサハ101-108以外が新たに組み込まれた車両に変わった。
その中でも初登場のクモハ100形用動力ユニットを搭載させたクモハ100-108(旧製品)は出色の存在となっている。
これによりサハ101形が3両並ぶ7+3編成ながらモハ100-158(2号車)への動力ユニット搭載は回避された。


クモハ100-108(動力ユニット搭載試作車)。
※旧製品。

元ツヌ131F-1(M'c143)が廃止される遠因にもなった動力車位置偏位はツヌ122Fで解消に成功した。
これも保留車でクハ100形(旧製品)が所要になったためで混乱ばかり招いてきた車両異動の数少ない安打になっている。
同時に7+3編成でのサハ101形3両並びを可能にしてくれた。
なお旧ツヌ131F(Mc70)にはモハ100形動力ユニット搭載車が2両存在しクモハ100-68での試行は難しかったと思われる。
◆ツヌ131F-1:Mc70-M'68-T'216-T'25-M64-M'c68+T105-T239-M165-M'c143(廃止)。
◆ツヌ131F-2:Mc70-M'68-T'216-T'25-M247-M'241-T239-T25-M64-M'c68(→ツヌ131F:モハ100-68 非動力車化)。
◆ツヌ308F:Tc81-M165-M'c143+Mc70-M'68-T25-T'216-T'25-M64-M'c68(廃止)。
その他シルバーシートマークが無くプロトタイプ上齟齬になっていたクモハ101-155,クモハ100-170を修正した。
物理的にシルバーシートマークインレタが無かったのか転写を忘れたのか今となっては判らない。
ステッカーでは厚みが目立つため結果的にインレタ採用へ至り吉と出たらしい。


クモハ101-155+モハ100-158 (101系800番代LOT側面窓セル装着車+101系800番代LOT側面窓セル装着車)。
※塗装変更車。


モハ101-231+クモハ100-170 (101系800番代LOT側面窓セル装着車+101系800番代LOT側面窓セル装着車)。
※塗装変更車。

今回モハ101-231(→サハ101-267)が[モハ100-231]と転写されていた失策にも気付けた。
たまたま保留車に塗装変更車が残っており車両入替でユニット間の不揃い感も薄められている。
エラーだらけだった旧ツヌ122Fを考えると大幅に修正されたと思える。
行先表示類は変更したかったがHゴム支持再現保護を優先し[31C 幕張]を引き継いでいる。
カノ13F(Mc59)が[31C 幕張]表示のため変更する良い機会だったが見送りとした。
懸案だったクモハ101-155のダミーカプラー交換はようやく施工できた。
クモハ100-170にTNダミーカプラーを取り付ける計画もあったがTNカプラー温存と手間が壁になっていた。
ATS-B形車上子付胴受(101系メイクアップパーツ1:11-510)との交換で押し出された純正胴受は用途不要になるはずだった。
これを破棄せずに保管していたためクハ481形300番代用ダミーカプラー(Z04-0407)との組み合わせが実現している。




ツヌ122Fサイドビュー(クモハ101-155:準再用ダミーカプラー交換施工車)。
※塗装変更車。


ツヌ131Fサイドビュー(クモハ101-70:TNカプラーSP取付試作車)。
※塗装変更車。

準再用ダミーカプラーへの交換により運転台側床下の空間が目立つようになった。
しかし編成自体の存在感が強くそう気にしなくても良いと思う。
細かいところではクモハ100-170がATS[BS]標記からATS[B]標記へ変更され側面の趣が変わった。
ツヌ122Fは黄緑6号混色編成,クモハ100形動力ユニット搭載試作車,101系800番代LOT側面窓セル装着車と特異ぶりが際立つ。
正規編成の判明時に組成変更が必要となると手間が掛かる。
ただ恐らくその機会は当分やって来ないだろう。
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