試運転 ~TRIAL RUN~

初心者の拘りと見切りが激しい自己責任による鉄道模型軽加工記録

クモハ101-160[ツヌ106F] (クハ101-75[ツヌ118F] クモハ101形編入,LP411前照灯・旧製品LOT床板交換施工) ※'再生産品

2016-07-14 21:04:32 | 国鉄/JR101系
優先。

KATO製国鉄101系ツヌ106F(Mc160)組成準備車3両目となるクハ101-75(ツヌ118F:再生産品←旧ツヌ118F:Mc155)が入場した。
素直にクモハ101-155(ツヌ118F:旧製品←旧ツヌ118F:Mc155)をクモハ101-160(ツヌ106F)へ改番すれば形式変更は不要だった。
しかし旧製品車両は原則中間組込車へ廻すため手数よりも前面見附を優先している。


国鉄101系クハ101-75(ツヌ118F)。
※再生産品。

クハ101-75(ツヌ118F)はクハ101-85(ラシ107F:旧製品←クハ101-81:元ツヌ308F)と床板を振替え保留車へと廻った。
当時保留車の10両編成化は方向性すら定まっておらず今回新たにクモハ101形用床板が必要となった。
ツヌ106Fでは現行LOTライト基板を装着する床板が絶対条件で探り当てなければならない。
予め保管品を確認したところ1両分だけ残っており在籍車両との床板交換は行わずに済んでいる。


入工中のクハ101-75(ツヌ118F)。

現状クモハ101形用床板の手持ち品は3両分を有していた。
1stLOTライト基板,2ndLOTライト基板は座席部品を取り外さないと識別できない。
一応2ndLOTライト基板も現行LOTライト基板と同等の発光をしてくれる。
しかし手間を省くため一目で現行LOTライト基板装着品と判るクモハ100形用床板を起用した。
引き当てたクモハ100-160用床板だが旧製品LOT品でライトスイッチ部品は未装着若しくは撤去済だった。
ただ先頭車両への充当でありライトスイッチ機構復旧は早々に放棄された。
また運転台側用カプラーにはKATOカプラーが取り付けられておりダミーカプラーへの交換も行う。


ライトスイッチ部品が無かったクモハ101-160用床板。

DT21非動力台車はクハ100-64(ツヌ106F:再生産品←旧クハ100-34:元ラシ107F)と同じ名目で新品を履かせている。
なおクハ101-75(ツヌ118F)用床板には元ツヌ308F(Tc81)時代を物語る運転台側TNカプラーSP取付試行が施されていた。
そのため交換が行えずクハ481形300番代用ダミーカプラー(Z04-0407)を用いた準再用ダミーカプラーで対応した。
但し純正胴受との嵌合が甘く脱落の恐れがあり微量の流し込み接着剤で固定した。
ATS-B形車上子付胴受に変更する際は別途クハ481形300番代用ダミーカプラーを差し込んだ方が安全だと思う。
また単独保管品だったクモハ101形用床板にはプリズムケースが無くクハ101-75からの流用になった。
よってクハ100-64とは異なりクイックヘッドマーク機構には対応していない。


ダミーカプラー交換,表示器点灯色変更対策を施したクモハ101-160用床板。

旧ツヌ118Fで中間組込車となるクハ101-75は表示器点灯色変更施工対象車から外された。
十代目ツヌ118F(Mc155:再生産品)の回着整備時に作業を端折った事が裏目に出ている。
今後編成単位で増備する際はクハ101-75,クハ100-78(ツヌ118F)にも表示器点灯色変更対策を行うかもしれない。
製品標記印刷は[千ツヌ 定員136]標記,エンド標記を除きペイントリムーバーで消去した。
ATS[BS]標記跡は無難に仕上がったが車両番号消去痕にはやや艶が出ている。
まだ超極細綿棒を使いこなせておらず残る7両も改番を要するため先行きが不安である。
車両番号標記インレタは全て新品とし[クモハ101-1]+[6]+[0]の組み合わせを奇跡的に整えられた。


クモハ101-160 [03C 西船橋]:LP411前照灯・床板交換,ダミーカプラー取付,行先表示類変更。
※再生産品。

クモハ101-160(ツヌ106F)にはツヌ101F-3(Mc148)から捻出したメーカー塗装済LP411前照灯をさっそく持ち出した。
元々が弁天橋区仕様(Mc170)用であり色温度がやや車体と異なるが誤差の範囲内だろう。
ツヌ106Fは使用編成の少ない[27C]幕にする計画があったが発生品再用を優先し[03C 西船橋]表示とした。
そのためクハ100-64が入場した際に検討した[27C]幕への変更は放棄された。
なおホース付ジャンパ栓納めはクハ101-85との同時入場時に装着し終えている。


クモハ101-160 点灯試験[03C 西船橋]:前照灯(表示器点灯色変更施工)。
※再生産品。


クモハ101-160 点灯試験[03C 西船橋]:尾灯(表示器点灯色変更施工)。
※再生産品。


クハ100-64 点灯比較[03C 西船橋]:ツヌ106F(表示器点灯色変更施工車)。
※再生産品。

ライトスイッチ部品が無い旧製品LOT床板と新品のDT21非動力台車を組み合わせたせいか点灯状態は安定している。
課題の表示器点灯色変更対策だが一応クハ100-64と釣り合いは取れたように見える。
施工結果にばらつきが生じクハ101-81(元ツヌ308F:Tc81)で試行を繰り返したが効果が有ったのか何とも言えない。
不安視された両先頭車両の仕上がり具合はまずまずの状態で揃えられたと思う。




クモハ101-160(ツヌ106F:クハ101-75 クモハ100形編入,旧製品LOTクモハ101形用床板交換施工)。
※再生産品。

クハ101-75(ツヌ118F)はクモハ101-160(ツヌ106F:再生産品)へ編入され竣工した。
旧製品LOT床板装着車ながらライトスイッチ部品が無く再生産品車両同等に仕立てられる展開となった。
だがATS[BS]標記印刷再現からATS[B]標記インレタ再現に変更されておりその出自を物語っている。
これでツヌ106F用両先頭車両は無事竣工し取り敢えず第一関門は突破できた。


ATS[B]標記へと改められたクモハ101-160。
※再生産品。

入場待ちの運転台付車両はクハ100-78(元ツヌ122F:Mc155)が残っているがこちらは中間組込車である。
よって表示器点灯色温度は気にしなくても構わない。
形式変更も伴わないため楽な気分で作業に取り掛かれると思う。
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