きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

東京バレエ団 クラス見学会

2013年10月12日 | バレエ・ダンス
アッサンブレ会員イベントの
クラス見学会に行って来ました。

ゲストのホールバーグは1時間半のうち
1時間ぐらい参加。
優雅で美しかった!
アメリカの軽快さ、
パリオペのエレガントさ、
ボリショイのダイナミックさ、
全てを兼ね備えているハイブリッドだわ。
バーの時は周囲に埋もれ意外に小柄?と思ったけど、
センターに出て動きが多くなったら
身体が大きくなったように存在感がグンと増した。
身長は高岸さんと同じぐらいかな。

その高岸さんは東バ男子の中では
ダントツに華やかです目を引く。
運動量もすごい。
練習していたジャンプはエチュードかな。

女子では乾さんのくっきりした踊りが印象的。
水香ちゃんは最前列でホールバーグの横にいることが多かったな。

本日の公爵様の木村さんも参加!
たくさん見ることができて嬉しい!
バーは前から2列めで、
高岸さんに隠れがちだったけど、
腕の動き、手の甲、指先のラインにうっとり!
センターでは全身の踊りをたっぷり見ました!

松野くんが細かったなあ。
身体に肉がついたら踊りも変わるのかな。

森川くんはスヌーピーのタンクトップでした。
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「晩餐」(TAKUMA FESTIVAL JAPAN)

2013年10月07日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
宅間さん、再起動。
梅雀目当てで行ってきました。

時は未来。
年老いた頑固親父と暮らす男。
自分が生まれたと同時に亡くなった母はどういう人だったのか。
タイムマシンに乗って過去へ遡る。
そこで見たのは・・・。

宅間さんらしい軽快な喜劇で
人と人、家族、親子の絆にほろりとする。

ただ、身を引くのが美学だと思うけど
女房を泣かせても自分を消すという選択は
私はどうかなあ、と思う。
誰かを泣かせて我が儘を通すようにしか見えない。

まあ、結果オーライだったけど。

9割楽しくて、1割受け入れられないところが
宅間さんの芝居にはあるんだよな。
それも「味」なんだけどね。

梅雀の未来人姿には大満足。
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「燃えよドラゴン」(新・午前十時の映画祭)

2013年10月06日 | 映画
ブルース・リーの映画は初めて見た。
お話はいかにも70年代のアクションで、
敵のボスの目的等がいまいちわからず、
戦いありきの話だった。
思っていたよりブルース・リーのアクションは少なかった。

気合いの掛け声がオクターブ高い理由はわからないけど、
台詞の低い声は素敵な響きだった。

ブルース・リーを高潔な人柄に描くためか、
アメリカ人が俗物に描かれてたけど、
ローパーはダメダメ君だけど憎めないイイやつだったな。
(当初はこちらが主役として撮影が進んでいたとか)

妹ちゃんの死は、連れて行ったおじちゃんの責任では?


ブルース・リーのアクションは断片的には
いろんなところで見ているので
それほど感激はしなかったけど
スーツの着こなしがとてもスマートだったで
服をちゃんと着ている時の、
アクション以外の動きが流麗だったのには感嘆。

オープニングの対戦相手はサモ・ハン・キンポーなんだね。
若いね~。
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「小山卓治 × 白浜久」@阿佐ヶ谷 harness

2013年10月05日 | 小山卓治


白浜さんはARBの曲など。
白浜さんの息子さんは福山雅治に育ててもらった。
「輪るピングドラム」の挿入歌に使われて突然印税がたくさん入って来た。
時任三郎の話も。
彼は一時カナダとニュージーランドに住んでいた。
カナダの家はイギリスの古城を解体したレンガで作った。
ニュージーランドの家もそのレンガを持って行って建てた。
敷地内に川がありそこで鱒を釣り食べていた。
その地にはセスナ機がよく飛んでいた。
ある日追いかけたら川の上流で農薬を散布していた。
あれを食べていたのか。
それが日本に戻るきっかけの一つ。

小山さんセトリ。
微熱夜、祭りの季節、ミッドナイトプリマドンナ、シャドウランド、ショウタイム、こわれた自転車、傷だらけの天使。

アンコールは2人で。
ついてねえや、神々の誘惑、いつか河を越えて。

シャドウランドが切なくて胸が苦しくなった。

小山さんは途中から昨日買ったばかりのギターで演奏。
J45 ザ・フィフティナイン。
完全復刻の限定版。ギブソンだったかな。

白浜さんも小山さんも生年同じ。
ただ白浜さんは3月、小山さんは9月生まれなので、
白浜さんの方が学年は上。
「なんでこの年で学年しばり!」by小山さん。
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「天国の門 デジタル修復完全版」

2013年10月05日 | 映画
1890年代のワイオミング州。
東欧やロシアなどから移民が開拓に来るが
多くの者は生活は貧しく、
牧場主達から牛を盗むなどしていた。

怒った牧場主達はガンマンを雇い
彼等を根絶やしにしようとする。

赴任した保安官のジェームズは
移民の娘で今は娼婦のエラと親しくなる。
エラはガンマンのネイトとジェームズの間で心を揺らす。

ジェームズはまた、法の番人として
罪を犯していない移民達を守ろうとしていたが
権力を持つ牧場主達に敵うはずもなかった。

いよいよ両者の戦いが始まる。


すごく良かった。
あらすじをあまり知らずに行ったので
話がどう展開し、落ちるかわからないので
最後までドキドキだった。
216分があっという間だった!!
重厚で中身ミッシリ。
確かに金はかかっていそうだ。

自由を夢見てなけなしの財産で土地を買った移民達の気持ちも分かるし
牧場主達の怒りもわかる。
西部劇を見ると、とにかく「自分の土地を守る」のが正義時代があって、
この頃はちょうどその時期だったんだろうな。

多くの移民は東欧、ロシア系で。
「ディア・ハンター」の町は
こういう人たちが作ったんだろうな。
WSSのトニーはポーランド系だったか。
アメリカは複雑だな。


クリス・クリストファーソンが髭のせいもあり
ゴツいヴィゴにしか見えない。
微妙に髭が似合っていない気がするクリストファー・ウォーケン(クレジットはクリス)が無駄に美しかった。

この映画は昔読んでいた雑誌の映画コーナーで絶賛されていて
ずっとずっと見たかったのです。
やっと夢が叶いました!
嬉しいです!

「制作費がかかりすぎて会社が潰れた映画とは?」
の興味だけでもいいから、たくさんの人に見て欲しいです。
ちょい長いけど、これ以上は削れないよな。
削ってもせいぜい214分だな。
2時間じゃ意味ないわー。
まあ、確かに冗長ではあるけれど
こういう無駄な場面の積み重ねも
映画の醍醐味のひとつだと思います。


ヴェネチア映画祭で映画の修復事業をしていて
一昨年?「天国の門」がその対象になったそうです。
公開用にフィルムを切ってしまったので、
三原色分解した保存用フィルムからデジタル化。
マイケル・チミノは最初は乗り気じゃなかったけど
段々乗って来たとのこと。
前説の配給会社さんからのお話がありました。


初日来場者プレゼント。

スクリーンでの上映に携わった皆様、
ありがとうございました!


【追記】
ラストの船の女がいまいち不明なんだけど
大学時代の彼女で、写真の彼女でもあるのかな?
アメリカ一の大学を出て
政府高官などのエリートコースを歩めるのに
若さゆえの正義感などから保安官になり
彼女と別れたけれど
結局はこの紛争の後、エリートコースに戻り
上流社会に復帰し、彼女とのよりをもどしたけれど
それは欺瞞的な退屈な日々、ということなのかな。
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「ルパン -ARSENE LUPIN-/Fantastic Energy!(4回目)」宝塚月組

2013年10月03日 | 宝塚(月組)
今日は会社の人と月組に行って来ました。
緊張感からか4回見た中で一番意識がクリアで
初めて聞いた台詞があったよ!
けっこう状況説明の台詞があったんだね。
眠いとまったく頭に入ってこないけど。
そこまで注意深く聞くのはは難しいなあ。

会社の人は初ヅカで、

芝居は舞台に出ている人を追うのが精一杯で
話が掴みにくかった。
主役の人も自分でルパンと言ってくれないとわかりにくい

とのことでした。
確かに生徒を把握していれば
役割だけ認知すればいいので
できるだけ役を作って欲しいと思いますが
初めて宝塚を見る人には、
話の構成を紐解く人が多すぎるかも。

ショーは、凄い!圧倒された!
と唸っていたので、
また機会があれば言ってくれるかな。

同じ公演を何回も見るんですか?
と聞かれちゃいました。
はい、としか言えないわなー。
トップの次の人は誰かわからない、
とのことだったので
複雑な事情をかいつまんで説明しました。


ショーの赤いスパニッシュの場面で
娘役にガンガン迫るカチャが
一瞬リカちゃんに見えた。
顎のラインのせい?
いつもこれくらい色気が出ればいいのになあ。
今回も一瞬だったよ。

今日で越リュウを舞台で見るのは最後。
「レーベンブルク・・・、フォン・レーベンブルク」
で、ブレイクしたのがつい最近のようだわ。
歌劇のガイズ特集では
座談会初参加で緊張してたなあ。
腰を落としすぎるフリーダムなダンスが大好きでした。
21年間、おつかれさまでした!
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