きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!(2回目)」宝塚星組

2015年04月12日 | 宝塚(星組)
芝居はやっぱりいろいろ中途半端。
アラルコン公爵がカテリーナに惚れ手に入れたいが
貴族であり軍人としても名高い伯爵との仲を割くのは難しいため
彼女の実家を没落させ老貴族と結婚させ、
その後に自分のものに、
ぐらいの強引な陰謀を見せて欲しい。
だって黒豹も大貴族に連なる家柄でしょ?
金はあるでしょ?
名声もあるでしょ?
没落した彼女が頼れない理由がもっと無いと。
(シチュエーション的にはツボではあるけどさ)

軍人引き抜き作戦も弱い。
ファシズムへの舵取りのために、とか、
こちらも強い理由が欲しい。
なんだか、正塚並みに
独り言の立ち止まっている男を描きたいだけなのか、柴田先生は。
そして「祭り」は生徒の出番消化の賑やかしなのに、
謝先生なので踊ってはいるけど全く華やかにならないのも辛いね。

しかし、前にも書いたけど、
自分は全く気にしていない女に怨みを買って撃たれて死ぬ、
ってのはたいへん美味しくてウハウハするわーっ!

ショーは、芝居がスカスカで眠いだけに、
密度がべらぼうに高くかんじられる。
盛り沢山なのは嬉しいけど見終わるとどっと疲れがでるね。

巨大ロケットSはマオちゃんだったか。
ベニ真風の並びなど、
退団者以外にもグッと来る生徒の使い方。
ダイスケ、偉い。

今日は2階8列なのでちえちゃん間近でした。
ちえ会総見だった?
ショーの幕開きは歓声が湧き、
ドアボーイではベニに促され
ちえちゃんが客席に向かって投げキッス、
中詰めでベニが「ゆずき~なんたら~」と叫んでいました。
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