きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ロミオとジュリエット(東京3回目)」宝塚星組 ※A日程

2021年05月23日 | 宝塚(星組)



友会が友になってくれました。
千秋楽で1階席です。

1階席後ろ寄りだけど、
通路側なので舞台まで障害無しの視界があり、
舞台まで地続きと感じられて幸せです。

一般的にスカートとニーハイの間が絶対領域なんだろうけど、
ヅカ男役の場合は鎖骨下の胸元だよなあ、と、
愛ちゃんの光る胸元を見ながら考える。

「パッション、星組!」に
現地参加できて幸せでした。

ショーで踊り狂うことなこを見て、
さっきまでは演技だったんだあ、と思う。
それくらい、ロミオでジュリエットだった。

前回見たときも思ったけど、
決闘の場面の「誰もが自由に」で、
ベンはモンタギューの皆には背を向けて
ロミオを見てるんだな。
ロミオの気持ちが伝わっているんだ。
だから「自分たちも犠牲者」が言い訳にならないし、
あのあと皆にも伝わったんだな、と。

さりおちゃんの「愛」もいいんだよ!
新公主演の経験からか、
一人でも舞台を埋められ存在感があり、
ぴーちゃんの死に拮抗しているんだけど、
踊りのライン自体は決して硬くならず、
柔らかく温かい。
B日程は学年差対格差もあり、
愛は死の腕の中でもがいているんだけど、
それもまた良し。

A日程とB日程の役替わりを聞いたときは、
「なんで?なんで!」と思ったけど、
終わって振り返ると、
劇団の大サービスだったなあ。
ありがとう。

母達が手を取りあうと、
死が反応するのがいいよね。

私はティボルトがマキュを殺すのは、
意図的ではない方が好きで、
その後に一瞬、素が出て、
「俺はなにを?」の逡巡があるのが好きなんですけど。
チャキリスもABTのヴィクター・バービーもそれ系なんだけど。
今日の愛ちゃんは「やってやったぜ!」のアピールがあって。
これぐらい振り切るのも似合えばいいかなあ、と思いました。

ムラで見たときの極美マキュはまだ声が軽かったけど、
東京では台詞も芝居も存在感もしっかりどっしりして
成長を感じたなあ。
若い人の成長が可視化されるのも宝塚観劇の醍醐味だよね。

星の次の3分割も全部行きたいんだけどなあ。
どうかなあ。

この前やっと気づいた
ジュリエットのウェンディングドレス=霊廟=フィナーレ衣装、
今日じっくり見たら乳母が「縫いましたー」で提示したとき
首周りとかにドーランが。
千秋楽までの積み重ねね。
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