きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「BOY A」

2008年10月24日 | 映画
Zさんから試写会のお誘いをいただいたので
行ってきました。
(いつもありがとーー!)

「BOY A」は、日本でいえば「少年A」。
幼い頃に、少女を殺したことがある青年。
保釈で一般社会に出る。
とまどいながらも、
職に就き、友人や恋人もでき、
穏やかな生活が始まるかのように思えたが・・・

殺人を犯したにもかかわらず、
少年法で極刑にならずに一般社会に出てきた人が
身近にいたら、私はどう対応するのかなあ。
たぶん、優しく接することはできないだろうな。

主人公は根っからの悪でもなく、
変質者でもなく、狂気の片鱗もない。
ちょっと世間になじめない子供が
相棒の「悪い子」によって同じ方向に染め上げられる。
その「悪い子」でさえ、原因がある。
悪の連鎖は止まらないのか。

そのこと自体も恐いと思ったけど、
相棒の子が殺されたのも恐かった。
(たんなる青年の想像なのかもしれないけれど)
絶対悪は、殺してもいい存在だという
アチラの考えはわからないなあ。
日本だと、2とかで実名や現住所がバラされ
噂になったりはすると思うけど
殺しはいないよなあ。

結局、他人を殺めたら
自分の命で贖わなければならない、ってことかしら。

少女を殺す少年も残酷だけど、
本当のことを言っちゃう少女も残酷だよね。
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