きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ツナグ」

2012年10月14日 | 映画
ちょい長いしテンポも遅めだけど、
泣かせONLYじゃないのが良かった。

2番目の女子高生の話が一番好きかも。
死者に会えれば悔いが無くなってスッキリ、
と、誰もがそうなれるわけではなく、
逆に一生の後悔を持つこともある。
それでも人生は続くんだな。

樹木希林が素晴らしすぎる!
彼女なら本当に死者と語り合える気がする。

その彼女から特殊能力を受け継ごうとする孫の役が松坂君。
若さがちょうど良いかんじ。
迷いつつも、気持ちが固まっていく過程がすんなりわかる。

ばあちゃんへの気遣い溢れる仕種も良かった。
二人で寄り添って歩く姿がすごく自然。

しかし、生きている人間は自分勝手だね。
物事を自分のいいように解釈する。
私も生きている限り好き勝手しないとな!

橋本愛は「嵐」という役では良かったけど
劇中劇の演技はひどかった。
あれじゃ主役は取られるわ。
そう思わせるための演技だったとか?
(関係ないけど、卒業式の後に芝居って大迷惑じゃあ??)
反対に桐谷美玲の芝居は下手な方だけど
ひたむきな女の子の雰囲気はとても良く出ていて
作品を深めていた。

死者との面会場所のホテル、
とても素敵な場所だった。
いつもあんな広い場所を使っているのかしら。
ツナグの表側がすごい儲かっているんだね。
ツナグのために儲けいているとか?
そっちの話ももうちょっと詳しく知りたいような
これぐらいボカして仲代達矢でお茶を濁すのが正しいような・・・。
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