きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「モンパルナスの灯」(午前十時の映画祭7)

2016年11月12日 | 映画
モディリアーニの早すぎる晩年の話。
冒頭のスケッチのくだりはキツかった。
自分を否定されるんだもんね。
そういった辛さを常に抱えながらも絵を描く。
描き続ける。
クリエーターの業は深い。

ジェラール・フィリップは私からすると
サル寄りの顔だちだと思うけど
フランス女性にはストライクのようで、
様々な女性が彼に惹かれ尽くすのが自然に描かれている。
女性の手助けがあるから生きていけるのに、
それに対して一片の疑問を持たないのは
彼だから説得力があるということなんだろうな。
下宿のおばちゃんを含め、
女が甘やかし過ぎているのね。

しかも、女性だけじゃなく、
隣部屋のロシア人や画学校の教師も彼に惚れているよな。

妻のジャンヌがハッキリとした顔立ちの美人。
愛人のベアトリスはヘレナボナムカーターとカリンチョさんをミックスしたかんじ。

画商は先見の明があったのね。
実話なのかしら。
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