「レベランス」
ダリア・パヴレンコ、ソフィヤ・グーメロワ、ヤナ・セーリナ
アレクサンドル・セルゲーエフ、ミハイル・ロブーヒン、マキシム・チャシチェゴーロフ
「イン・ザ・ミドル・・・」のクラッシク寄り簡易版6人構成みたいなもんかなあ。
作品自体に面白みはないけれど、ダンサーの肉体は堪能できる。
「ばらの精」 ダリア・スホルーコワ、イーゴリ・コールプ
コールプはちょっと生々しいけれど、
それほど「色悪」の部分は出なかった。
跳躍はいいけれど、腕の使い方に繊細さが足りないかなあ。
このキャラだと無くても構わないのかな。
スホルーコワは、お人形さんみたいだった!
役と実年齢がリンクしている。まさに「少女」。
こういう時期はそれほど無いからね。貴重よね。
彼女の可愛らしさに目を奪われっぱなし。
ダンサーとしてどうとか、
そんなことはどーでもいいくらい可愛い。
「タリスマン」エカテリーナ・オスモールキナ、ミハイル・ロブーヒン
オスモールキナは音楽に乗っていて、
なかなか良かったです。
途中、床に手をつくミスがあったけど
気にしない、気にしない。
(足を痛めちゃったかな?大丈夫かな?)
ロブーヒンは「ガラにおける力技で押し切る若手」のポジションでしょうか。
少々粗いし、芸風もどっちかといえばボリショイな気もしますが
まあ、いいや。
ダイナミックだったし。
この前見た「タリスマン」が、
03年バレフェスのイナキだったので
相対的に誰でも良く見えるのよ。
ああ、そうだ。オスモールキナのソロで
ルグリの幻影がちょびっと見えたわ。後遺症。
「ロミオとジュリエット」 イリーナ・ゴールプ、ウラジーミル・シクリャローフ
若いダンサー=若い年齢の役、では、ないんだなあ、と
つくづく感じました。
振付の通りに身体を動かしているだけで
役も演技もあったもんじゃない。
学生の発表会みたいだなあ。
シクリャローフの、「どっこいしょ」的なリフトには
思わず笑いが・・・。
「まるでルダチェンコ」と思ったりして。
でも、可愛い顔をしているよ。
マチュー君と並べてみたいもんだ。
「グラン・パ・クラシック」ヴィクトリア・テリョーシキナ、レオニード・サラファーノフ
前のペアが「学生」だっただけに、
「プロ」の演技に大感動!
後光が差す
ってのは、このことだねえ。
二人とも光り輝いている。
難しい技を、なんでもないように見せ、
それでいて客を魅了する。
すごいなーーー。
テリョーシキナは、回転もすごいけど、
その後に「キッチリ止まる」の技も素晴らしかった。
バランス技も高度。
サラファーノフも、細かいステップの連続を
こともなげに踊っていました。
やっと「オールスター」にふさわしいペアが出ましたね。
「眠れる森の美女」第1幕のアダージョ ディアナ・ヴィシニョーワ
スカートが長めのピンクのチュチュのヴィシニョーワに、
鬘装備の王子4人。
衣装は良くても、舞台セットが無いので
華やかには見えない。
う~ん、悪いワケじゃないんだけどね。
「若くて美しいダンサー」から
「若さ」が無くなるとき、
どういう方面にシフトするんだろうか、
なんてことを考えてしまった。
ヴィシニョーワ自体は若いんだけど
学生時代から売れている人なんで
そろそろ「若さ」が摩耗したかなあ。
テリョーシキナの後だと余計にそれを感じた。
だいたい、姫キャラじゃないんだし。
「パヴロワとチェケッティ」 ウリヤーナ・ロパートキナ、イーゴリ・コールプ
ノイマイヤーの振付。
「男性が女性にレッスンをつける」ただそれだけのネタなのに、
踊り手のせいか、芸術性が漂い
ちゃんと「パヴロワとチェケッティ」になっている。
涙を流す!系ではないんだけど、
二人の間の空気が穏やかで
いいものを見たな~~、と感動をしみじみ噛みしめる系の作品でした。
さすがノイマイヤー。美しい世界でした。
音楽が、どこかで聞いたことがあるなあ、と思ったら
「眠り」の「パノラマ」だった。
マールイの「パノラマ」が聞きたくなった。
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 オレシア・ノーヴィコワ、アンドリアン・ファジェーエフ
せっかく盛り上がったのになあ。
これを前に持っていって、
第2部の〆は、ヴィシニョーワの「ドン・キ」とかに
できなかったのかなあ。
ノーヴィコワは早めのテンポ、ファジェーエフはゆったりなテンポ、と
二人の踊りのリズムが違いすぎて
「流れるように」から遠ざかっていました。
ピンで見ると悪くないんだろうけど
「パ・ド・ドゥ」なんだし。
「エチュード」 アリーナ・ソーモワ、レオニード・サラファーノフ、ウラジーミル・シクリャローフ
いや~、本当に体力勝負な作品だよなあ。
最後の方、男性陣は一部ヘロヘロになっていたけど
「完走の充実感」は得られました。
東バは「歩いてゴール」みたいなカンジだったから。
ここでもサラファーノフは大活躍。
シクリャローフも「ロミジュリ」より、ずっといい。
まだ役を演じられないだけなのか、相手役が悪かったのか。
とにかく溌溂と踊っていましたわ。
ソーモワは、「トリの真ん中」には微妙だけど
体力はバッチリみたいだから仕方がないかな。
明るい踊りは好印象。
ロマンチックチュチュの時の腕の使い方も良かった。
「オールスター」と言うけれど
一部を除き、若手はまだまだスター候補であって
スターではないかなあ。
まあ、それなりに満足だけど。
今日はオケのバランスが非常に悪かった。
あの管は、なんでしょう。
音が割れているのに、ガンガン鳴り響いて。
4階席なのに耳が痛くなりました。
ピアノと弦は良いんだけどねえ。
ああ、早くアニハーノフさんに会いたい!
指揮:アレクサンドル・ポリャニチコ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団
ダリア・パヴレンコ、ソフィヤ・グーメロワ、ヤナ・セーリナ
アレクサンドル・セルゲーエフ、ミハイル・ロブーヒン、マキシム・チャシチェゴーロフ
「イン・ザ・ミドル・・・」のクラッシク寄り簡易版6人構成みたいなもんかなあ。
作品自体に面白みはないけれど、ダンサーの肉体は堪能できる。
「ばらの精」 ダリア・スホルーコワ、イーゴリ・コールプ
コールプはちょっと生々しいけれど、
それほど「色悪」の部分は出なかった。
跳躍はいいけれど、腕の使い方に繊細さが足りないかなあ。
このキャラだと無くても構わないのかな。
スホルーコワは、お人形さんみたいだった!
役と実年齢がリンクしている。まさに「少女」。
こういう時期はそれほど無いからね。貴重よね。
彼女の可愛らしさに目を奪われっぱなし。
ダンサーとしてどうとか、
そんなことはどーでもいいくらい可愛い。
「タリスマン」エカテリーナ・オスモールキナ、ミハイル・ロブーヒン
オスモールキナは音楽に乗っていて、
なかなか良かったです。
途中、床に手をつくミスがあったけど
気にしない、気にしない。
(足を痛めちゃったかな?大丈夫かな?)
ロブーヒンは「ガラにおける力技で押し切る若手」のポジションでしょうか。
少々粗いし、芸風もどっちかといえばボリショイな気もしますが
まあ、いいや。
ダイナミックだったし。
この前見た「タリスマン」が、
03年バレフェスのイナキだったので
相対的に誰でも良く見えるのよ。
ああ、そうだ。オスモールキナのソロで
ルグリの幻影がちょびっと見えたわ。後遺症。
「ロミオとジュリエット」 イリーナ・ゴールプ、ウラジーミル・シクリャローフ
若いダンサー=若い年齢の役、では、ないんだなあ、と
つくづく感じました。
振付の通りに身体を動かしているだけで
役も演技もあったもんじゃない。
学生の発表会みたいだなあ。
シクリャローフの、「どっこいしょ」的なリフトには
思わず笑いが・・・。
「まるでルダチェンコ」と思ったりして。
でも、可愛い顔をしているよ。
マチュー君と並べてみたいもんだ。
「グラン・パ・クラシック」ヴィクトリア・テリョーシキナ、レオニード・サラファーノフ
前のペアが「学生」だっただけに、
「プロ」の演技に大感動!
後光が差す
ってのは、このことだねえ。
二人とも光り輝いている。
難しい技を、なんでもないように見せ、
それでいて客を魅了する。
すごいなーーー。
テリョーシキナは、回転もすごいけど、
その後に「キッチリ止まる」の技も素晴らしかった。
バランス技も高度。
サラファーノフも、細かいステップの連続を
こともなげに踊っていました。
やっと「オールスター」にふさわしいペアが出ましたね。
「眠れる森の美女」第1幕のアダージョ ディアナ・ヴィシニョーワ
スカートが長めのピンクのチュチュのヴィシニョーワに、
鬘装備の王子4人。
衣装は良くても、舞台セットが無いので
華やかには見えない。
う~ん、悪いワケじゃないんだけどね。
「若くて美しいダンサー」から
「若さ」が無くなるとき、
どういう方面にシフトするんだろうか、
なんてことを考えてしまった。
ヴィシニョーワ自体は若いんだけど
学生時代から売れている人なんで
そろそろ「若さ」が摩耗したかなあ。
テリョーシキナの後だと余計にそれを感じた。
だいたい、姫キャラじゃないんだし。
「パヴロワとチェケッティ」 ウリヤーナ・ロパートキナ、イーゴリ・コールプ
ノイマイヤーの振付。
「男性が女性にレッスンをつける」ただそれだけのネタなのに、
踊り手のせいか、芸術性が漂い
ちゃんと「パヴロワとチェケッティ」になっている。
涙を流す!系ではないんだけど、
二人の間の空気が穏やかで
いいものを見たな~~、と感動をしみじみ噛みしめる系の作品でした。
さすがノイマイヤー。美しい世界でした。
音楽が、どこかで聞いたことがあるなあ、と思ったら
「眠り」の「パノラマ」だった。
マールイの「パノラマ」が聞きたくなった。
「チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ」 オレシア・ノーヴィコワ、アンドリアン・ファジェーエフ
せっかく盛り上がったのになあ。
これを前に持っていって、
第2部の〆は、ヴィシニョーワの「ドン・キ」とかに
できなかったのかなあ。
ノーヴィコワは早めのテンポ、ファジェーエフはゆったりなテンポ、と
二人の踊りのリズムが違いすぎて
「流れるように」から遠ざかっていました。
ピンで見ると悪くないんだろうけど
「パ・ド・ドゥ」なんだし。
「エチュード」 アリーナ・ソーモワ、レオニード・サラファーノフ、ウラジーミル・シクリャローフ
いや~、本当に体力勝負な作品だよなあ。
最後の方、男性陣は一部ヘロヘロになっていたけど
「完走の充実感」は得られました。
東バは「歩いてゴール」みたいなカンジだったから。
ここでもサラファーノフは大活躍。
シクリャローフも「ロミジュリ」より、ずっといい。
まだ役を演じられないだけなのか、相手役が悪かったのか。
とにかく溌溂と踊っていましたわ。
ソーモワは、「トリの真ん中」には微妙だけど
体力はバッチリみたいだから仕方がないかな。
明るい踊りは好印象。
ロマンチックチュチュの時の腕の使い方も良かった。
「オールスター」と言うけれど
一部を除き、若手はまだまだスター候補であって
スターではないかなあ。
まあ、それなりに満足だけど。
今日はオケのバランスが非常に悪かった。
あの管は、なんでしょう。
音が割れているのに、ガンガン鳴り響いて。
4階席なのに耳が痛くなりました。
ピアノと弦は良いんだけどねえ。
ああ、早くアニハーノフさんに会いたい!
指揮:アレクサンドル・ポリャニチコ
管弦楽:マリインスキー歌劇場管弦楽団
以前からみていらしゃるとさすが含蓄があって羨ましい限り、私なぞ未だにピンクのタイツの残像がちらつきます。
いまだに技名(特に仏語)が覚えられません。
「薔薇の精」のタイツは
もっとヤバいのもありますよ。
今回のピンクは落ち着いた色だと思います。