きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「GENERATIONS」

2007年10月28日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
ユキオちゃんが「スーパースター」を歌う上に、
渚あきちゃんも出るっていうんで
フラフラ行ってきちゃいました。

ipodなどで、音楽は個人で聞くことが多い今日この頃ですが
60~80年代のミュージカルの名曲を
同じ空間で共有しましょう、ってのがコンセプト。
ミュージカル界の実力派が集まったこの公演、
私は見たことがない人、名前だけは知っている人も
結構いたのですが(不勉強で申し訳ないです)
どの方の歌も迫力満点!
実に聞き応えがありました。
コーラス隊は、石原さんが歌唱指導している生徒さん達。
(と言えばいいのかな)
私は、本来は、こういう素人参加形式は
あんまり好きじゃないんですよ。
でも今回に限って言えば。
なにしろ、たくさんいらっしゃるので
物理的にもコーラスの声量が大迫力。
出演者のパワフルな歌を支えていました。

個人的に嬉しかったのは、
渚あきちゃんのソロが
「I don't know how to love him」だったこと。
ああ、あきちゃん、懐かしい歌声で
(ついでに言うなら息継ぎもなつかしい)
好きな曲を歌ってくれて嬉しいよ。
でも、この時以外に歌った曲の
(どれかはわからんのですが)
低い音域の方が、あきちゃんには合っていたかも。
パンチも効いていたし。
こういう歌も歌えるんだな~。

んで、ユキオちゃんの「スーパースター」。
四季的なロックではなく、
映画で見たイメージに近い「スーパースター」でした。
英語だと、こうなるんだねえ。
英語歌詞より日本語歌詞の方が
ロック調になる珍しい例かも。
ユキオちゃんの低い声が響いて心地良かったわ。

本間さんのTAPも楽しかった。

出演者も仲が良さそう。
昭和の香り漂うMCには大爆笑でした。

残念なのは、音のバランスが悪かったこと。
楽器の音が強すぎたような。
ハウリング未遂も時々あったし。
ピアノの音も、えらく金属的だった。

あと、出演者を見に来てもらうのか、
舞台と会場がひとつになって盛り上がるイベントのか、
(仲間内のイベントの延長なのか)
その辺も、もうちょっとハッキリさせた方が良いのかも。
この盛り上がりを客席でも表現しちゃってイイのかー!と
ちょいと迷いました。


<MUSIC LIST>
Aquarius
Let the sunshine in
ピンボールの魔術師
Out Tonight(訳詞:松田直行)
Touch-a Touch-a Touch-a Touch me
Out here on my own
Little shop of horrors(訳詞:竜真知子)
Suddenly,Seamour(訳詞:竜真知子)
Greased Lightnin'
Almost Paradise
I don't know how to love him(訳詞:石原慎一)
Godspell Medley(訳詞:青井陽治)
Learn Your Lessons Well
By My Side
All Good Gifts
All for The Best
Turn Back O Man
On The Willows
Day by Day
Light of The World
One Night Only
Ain't no mountain High Enough
I Will follow Him
The Rose
Seasons of love(訳詞:竜真知子)
I Sing The Body Electric
Superstar

<出演者>
安崎求
石原慎一
北村岳子
鈴木ほのか
TSUKASA
籐子
中山眞美
渚あき
花木さち子
平澤由美
藤岡正明
本間憲一
真織由季
山形ユキオ
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