お散歩

４月後半から週２～３日が
在宅勤務となりました。
私は押印書類を扱う仕事があるので
すべての仕事を在宅では無理で
いずれまた全日出勤になるかと思います。

そのため、朝は出勤するときと同じ時間に起き
同じ時間に朝食を食べ、
生活リズムを崩さないようにしています。

運動不足解消も兼ねて
朝食後から勤務開始まで
通勤時間のところは近所を散歩しています。

道端には町内会が育てているお花や
空き地に咲いているお花がけっこうありました。
散歩のお供たちと撮影した写真を
ここに並べてみます。

























































いまは紫陽花の季節ですね。

「ハリエット」

実在の奴隷解放家の話。
短い時間で描くので
上手くいきすぎに見えるときもあるけれど、
彼女の苦難や自由への希求、勇気はすごく伝わってきた。

映画のアレンジだとは思うけど、
合図のように歌われていた歌は
後になって「なるほど！」と。

ヅカオタには「おおっ！」と思う歌もあり。


財産がこぼれていく白人側の立場も
それなりに描かれています。


奴隷側が解放を望むのはわかるけど、
解放を支持する白人の気持ちはどこから来ているのかな。
なども少し考えたり。
神の説く平等にしても、
奴隷を人間と見る意識はいつ作られるんだろうか。

「ポップスター」

私には苦手な話作りだった。
勿体ぶった長すぎる導入部から
説明不足のままブチブチ話が切れて繋がりが悪い章立て、
思わせぶりな自然体だけど物語が見えない会話。
エンディングロールなどから見える
「自分たちはすごいもの作ってます」の奢り。
なにをしたかったんだ。

半端に高すぎる自意識で作っているけど、
内容の深堀がないので、
悲惨な事件に巻き込まれた少女がスターに、
から、落ちぶれても再起、が実感を伴わない。
リアルな話の「ジュディ」と比べるのはなんだけど、
あそこまで書きたい話があったとは思えない。

ポートマンの落ちぶれた姿はわざとらしく、
ステージは予告ほどの華はない。
ジュード・ロウの生え際を
「けっこう持ち堪えているなあ」と
しみじみ見るぐらいしかない作品でした。

「ANNA／アナ」

ベッソンによる「ニキータ」のセルフオマージュ。
理屈付けは省略し、
綺麗なお姉さんが男とヤリつつも銃を撃ちまくる。
あー、ベッソン、作ってて楽しかっただろうなー、
と、むしろほのぼの。

主演女優のPVのようなオシャレでポップな映像たくさんで、
（また）監督は主演女優と付き合ってんのかなー、
もう主演とはだいぶ年齢が違ってきてるよなーなど思ったり。

話はないようなもので、オチも読めまくりだけど、
ヒロインは美人だし、
ルーク・エヴァンスにキリアン・マーフィーに
ヘレン・ミレンが出てるので、
安い日なら時間の損ではないかな。

「男はつらいよ」

シリーズ一作目をスクリーンで。
みんな若い。
特にさくらちゃんが若い！可愛い！
満男はもう生まれていたのか。
寅さんにはお兄さんもいたんだね。

寅さんの行動が近くのカップルだけでなく、
その親の心も溶かしていく。
人情には泣けるけど、
親戚にいたらちょい辛いかな。

寅さんはさくらちゃんとは異母兄妹。
父親から自分が生まれた経緯を
あんなふうに言われ続けたら、
そりゃグレるよなあ。
寅さんの父親は芸者遊びができるぐらいだから
金はあったのかな。
団子屋のおいちゃんおばちゃんが誠実だったから、
さくらも良い子に育ったんだろうなあ。

御前様のお嬢さんは思わせぶりよね。
あれじゃ男も勘違いするよ。
親子が泊まっていたのは奈良ホテルのような。
御前様もお金持ちだわ。

朝一の旧作のためか、
客は私ひとりでした。