きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

柳家喬太郎独演会「喬太郎伝説」

2008年07月18日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
「持参金」柳家喬之助
番頭さんから借りた20円の借金を清算するため、
同額の持参金付きの女と結婚することになった男。
じつは、その女とは・・・

金は天下の回り物。
結局20円は出て戻ったのだろうか。
喬之助は声が良く、聞きやすい。


「純情日記渋谷編」柳家喬太郎
学生時代からの付き合いのカップル。
新卒で研修期間が終わった7月、
男は広島勤務を命じられる。
遠距離恋愛突入を前に、
男は二人で過ごした渋谷に別れを告げる。

ある意味、超ローカルネタ。
三軒茶屋の会場だからできる話か。
「グリーンピースが恐くないのか!」と
叫んだ場所がすぐわかる人でないと楽しめないかも。
時事ネタ多し。
頭を回る曲、として「ポニョ」をあげる。
もひとつ、「タワー タワー」と歌う。
わかる客席、大笑い。

どこかの寄席で、出番を前に着替えようとしたら
荷物の中は、着物+羽織ではなく、着物+着物だったそうで。
でも、「白鳥、彦いち、の3人会なので、着物+着物で出た」。
「案外、昇太はできないんだ」とも言ってました。



「紙切り」林家正楽
軽快なお話と共に、紙切り。
リクエストは、ハチ公、kyonkyon、銀座落語祭、など。
kyonkyonnは、リクエストが出ると思ったから、
作っておいた「お友達」も脇に添え。
くらげでした。「母恋くらげ」ですね。
落語祭は、主催6人。顔の輪郭で誰かわかるのがスゴイ!!
浅草演芸場ネタで笑わせてくれた後の最後の作品は「朝顔市」。
とても細かい仕上がりでした。


「双蝶々」柳家喬太郎
ライトを落とした中で語られる話。
シリアスで重い。
ちょっと長かった。
冷房がキツイ時期でなければ、
もっとのめりこめたかも。
コメント
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