きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

小山卓治インストアライブ(新宿タワレコ)

2003年07月31日 | 小山卓治
 19時過ぎにレジから窺ったら数名しか見えなかったので、それほど集まらないのかな?と思いステージ正面に回ったら黒山の人だかりでした。もしかしてNest一杯になるぐらい来ているのでは?と思うくらい。この黒山を見て足を止めた人もいることでしょう。

 卓治は黒いシャツ、黒いジャケットでの登場。最初の曲は「吠えろ」。「種」の一発目だし、まあ、妥当な選曲。続いては「今夜のアリバイ」。穏やかな曲だけど「今そのグラスに毒を盛ったの」あたりなど、決めるところはビシッと決める。そして「汚れたバスケットシューズ」。途中、楽屋の方から?何かを落としたような大きな音が聞こえましたが、卓治は笑ってやり過ごし、演奏に影響はありませんでした。さすがベテラン、伊達に20年はやっていない。この「汚れたバスケットシューズ」は、新アルバムの中では私の一押しの曲なのですが、こうやって明るい店内で聞いても違和感がありません。ファンでない人が聞いても共感できるんじゃないかな。「種の歌」は、深く聞いても味わいがあるけど、こういう場で初めての人がサクっと聞くのにも向いているかな?
 そして、スマイリーの登場。「インストアライブは初めて」と言っていましたが、
池袋で見た
NOLKA SOLKAは、
まぼろしか?

あ、あれは「アウトストアライブ」ね。ノリの良いトークで卓治と客を盛り上げたところで「Show Time」。穏やかだが、心に染み入る。そして最後に「ついてねえや」をテンポ良く歌い、ライブは終了。終演後はサイン会ではなく握手会でした。初台ライブの写真に印刷サインを入れたフォトカードを1枚ずつ手渡しして貰いました。5種、とのことでしたが、5人で行った我々は3種しか入手できませんでした。ちょい悔しい。

 思っていたよりも、いい構成でした。「種」のセールスが第一。そして集まったファンへもサービス。「傷だらけの天使」は好きだけど、店頭でファンだけ盛り上がっても仕方がないよな~、とも思っていたので。そして、こうやって往来(笑)で聞くと、「種」って案外一般受けしそうかな、とも思った。ライブハウス等で見たことない男性が「種の歌」まで聞いて、帰ったな、と思ったら、「ついてねえや」で戻ってきたのが嬉しかった。例え買ってくれなくても、それだけでも営業をやった意義はあるよね。
コメント
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