きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

小山卓治「MANY RIVERS TO CROSS」名古屋クワトロ

2002年09月16日 | 小山卓治
 バースデー・ライブということで、東京遠征組もたくさんいたようです。最初は「微熱夜」。いきなり好きな曲が来て嬉しい。心を鷲掴みね。そのノリで「失われた週末」「真夜中のボードビル」へ。ビートが効いている。次は一転して「土曜の夜の小さな反乱」。「9月になって私もとうとう45歳になってしまったんだ」そして自ら「HappyBirthday to You」を演奏し客に歌わせる。次の「汚れたバッシュ」は、やっぱり、「そういうあなたを見るために遠征して来る客がいるんだ」と小さくツッコミ。その2曲あとは「最初の奇跡」。そうか、私が「君を守りたい」と呼んでいた曲が「最初の奇跡」だったのか。最近未収録曲を思い出していたけど、これだけは思い出せなかったのよ。ああ、わかってよかった。確かにハッピーエンド系ですよね。ベッドの中で鼓動を聴き合う。「いつか河を越えて」と絵としては似通っているが、全然違う安堵感があるようだ。でも、私も好きな人は守りたい。女だからという理由で守られるのってやだなあ、とも思う。「ひまわり」はハーブ付き。深く考えてこなかったけど『その人の女房』は昔から好きな男がいて、その男はずっと遠くにいるんだか、旅をしているんだか、さまよっているんだかなんだけど、呼ばれればすぐ出ていくつもりだったのね。いつか呼ぶって約束があって、連絡が来たから出ていったのね。『粗末なベッドにただ黙って座っている』男は、それを知っていて、承知の上で、というより、知っていたけど本気にせず一緒になった。ピンで留められた写真って、『その人の女房』と呼び寄せた恋人だったのかな。だけど彼女はひまわりの咲く、咲き乱れる場所へ行った。男は残された、日常は続く。って話が聴いているうちにできあがってきた。今まであまり詳しく考えたことはなかったんだけど。多分間違っているが、まあ、いいか。
 「ILLUSION」からは、たつのすけさんが登場。「ILLUSION」は「City」が下がるバージョン。この方が好き。たつのすけさんが加わるとCityがNYのようだ。と、思ったら「NY.NY」。今までのアレンジとは違うし、ライブ半ばでの演奏も珍しい。今回は、とても明るく、前向きに思われた。「俺達をどこかへ加えてくれないか」と言うけれど、でもとりあえず二人でもOKというか。その後の久々の演奏の「太陽に手が届きそうだ」も明るく希望的だった。今回は全般的に、楽観的ではないけど希望的って印象が強い。安定とはまた違うもの。
 アンコール、「Blind Love」の後に、たつのすけさんが忘れ物、といった風に楽屋に引っ込む。「あれは本気で忘れたんだな」と笑う卓治。そこへたつのすけさんがケーキを持って登場。卓治、びっくり。これはスタッフからのプレゼント。そして会場からはファンからのケーキが!この時の卓治は、本当に嬉しそうで、感動しているようだった。私なんぞは、自身の誕生日など、めでたいとは全然思わないが、45歳の男は感動するのか、とチラッと思ったり。でもファンから祝われるのは、また別なことだよね。自分の住んでいるところ以外で誕生日を迎えたのは初めてなんだって。そして「45回中、一番いい誕生日」ってなコトも言っていた。誕生日を迎えた瞬間辺りはスタッフ(男性のみ)と共に中華料理店にいて、「誕生日なんだけど、なにかくれない?」と言ったらあんまんのようなものが出てきたということだったけど、20時間後、こうなるとは思ってもみなかっただろうね。
 アンコール3曲目は「PARADISE ALLEY」。インストアの続きね。大ラスの「長すぎる夜と遠すぎる朝」が終わった後も客は帰らない。むしろ前の柵に集まっての卓治コール。熱かったなあ!結局卓治は出ず、北原氏の挨拶のみ。しかし・・・・。その後のファン有志による路上ライブには出て、たつのすけさんと「傷だらけの天使」を歌って疾風のように去っていったらしい。う~ん、見たかったな!
 来年3月21日、卓治はデビュー20周年。なにかやるらしい。あ、その前にツアーライブ映像がDVDで出るらしいよ。お金を貯めなきゃ!
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小山卓治インストアライブ(HMV栄店)

2002年09月16日 | 小山卓治
 今年もやってまいりました。小山卓治バースデー・イベント!ではなく、実は営業のインストアライブ。午前中に京都観光していた我々は錦市場(京都の台所と言われている)で各々が選んで買った日本酒を渡しました。「養命酒じゃないよな」と言われたり。う~ん、ウケを取るべきだっただろうか?
 店内のイベントスペースは狭かったのですが、そこには見知った顔がたくさん。普段地方遠征をやらない(っていうか、普通の人はそんなことしないね)方々も集まり、会場は大いに盛り上がりました。今回は昨日初出のライブ映像はなし。恥ずかしかったけど移動して見てよかったわ。しょっぱなの「いつか河を越えて」に入る前、目の前の女の子の風船を見て少々苦笑い。店内だというのに濃密な雰囲気になった後は「真夜中のボードビル」と「手首」。ビートが効いていました。さらに「Blind Love」を演奏した後は「PARADISE ALLEY」。前奏のコーラスをみんなで入れ、さあ、盛り上がるぞ!というところでギターは終わり、「続きはこの後のライブで」と来たもんだ。技を覚えたわね。
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