会談見送り、菅政権に打撃=「分からない」とぼうぜん-政府高官
【ハノイ時事】日本政府が周到に準備を進め、いったんは決まりかけた菅直人首相と温家宝首相の首脳会談は29日夜、土壇場で見送られた。中国側は、領有権を主張する沖縄県・尖閣諸島について、日本政府が「固有の領土」と繰り返したことに反発をあらわにした。11月中旬の胡錦濤国家主席の来日に向けた関係修復の目算は狂い、菅政権には大きな打撃となった。
「日本の外交当局責任者は他国との間で尖閣諸島問題を再びあおった」。中国の胡正躍外務次官補は、前原誠司外相が27日にハワイで行ったクリントン米国務長官との会談で、尖閣諸島を「日米安全保障条約の適用対象」と確認したことに強く反発。会談見送りの責任は「日本側がすべて負わなければならない」と非難した。
日本政府内では、首脳会談を直前で拒否した中国側の事情について、国内の根強い反日感情が影響したとの見方が強い。実際、中国国内では反日デモが頻発。日本外務省幹部は「温首相に対する突き上げは厳しい」と語り、中国指導部に配慮が必要だと指摘した。
日本政府は、尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件の模様を撮影したビデオ映像を衆院に提出する際、仙谷由人官房長官が「国際政治情勢に配慮する必要がある」との要望書を添付。首脳会談を前に「関係修復を望む真意に変わりはないとの中国へのメッセージ」(首相官邸筋)だった。
しかし、衆参の予算委員会理事らに限定した11月1日のビデオ視聴が決定。民主党幹部は「ビデオ公開が影響した」と語り、日本政府の配慮は中国側には通じなかったとの見方を示した。 首脳会談が流れたことに、日本側は衝撃を受けている。ハノイでは29日、日本政府が午後6時半すぎに首脳会談を開催するといったん発表したものの、直後に取り消す混乱ぶりを見せた。会談見送りの連絡を受け、日本政府高官は「分からない」とぼうぜんと繰り返すばかりだった。
胡錦濤主席来日が予定されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議まで2週間。友好的な雰囲気で首脳会談を実現させるには、残された時間は少ない。
(2010/10/30-01:14 時事通信)
(引用終了)
総理や閣僚らが靖国神社参拝を中止すれば、支那との間に横たわる諸問題は解決し、友好関係が構築出来ると言っていた典型的な支那に媚びる政治家がいたような気がする。これは参拝を続けた小泉総理への批判であった訳だが、確かに小泉総理は支那に嫌われていたものの、心の問題だとして支那に譲歩しない姿勢を続けたことから、小泉政権時代が、支那との関係が最も良かったと言えるだろう。
支那に譲歩すれば友好関係を構築出来ると思っている限り、対等な関係を保つことなど出来る訳がなく、特に民主党政府になってから支那の恫喝が強まってきた感があり、要するにバカにされる要素がある政府だからであり、であるから、支那にいくら配慮しても譲歩しても、それに応えることはなく、つけ上がるだけであることを知るべきである。
民主党政府が、尖閣諸島沖で発生した海保の巡視船と支那漁船の衝突事故を記録したビデオを全面公開しないのは、支那を刺激せず、配慮したからなのであろうが、全面公開されれば支那が日本だけでなく、世界から批判されることになれば、民主党政府に対して支那から、配慮に感謝するとの言って来ても良い筈だが、どうも支那にはそのような考えはないようだ。
報道によれば、ハノイにおいて、菅総理と支那の温家宝との首脳会談が土壇場で見送られたそうであり、これは支那側から会談する雰囲気ではないとして断って来たようだが、会談が中止になって、かえって良かったと思っており、この首脳会談を実現するために尖閣衝突ビデオを非公開としていたとすれば、これで、ビデオを公開しない理由はなくなったと見て良いであろうから、全世界に向けて、全面公開した方が良いであろう。
温家宝との首脳会談が中止になったとしても、驚くことではないし、尖閣を巡って問題を起こしたのは支那であって、その責任もある訳だが、反対に日本側に責任があるかのように言っている限り、日本の方から、会談に応じて貰うために何らかの配慮や譲歩をすることはあってはならない。
衝突ビデオを非公開としたことは支那に誤ったメッセージを送ったのも同然であり、だから強気な姿勢をとっているとしか思えない。であるから、このような場合の喧嘩の仕方は前述したようにビデオを全面公開して、支那に恥をかかせることによって支那側から会談を求めてくるように仕向けることしかないのであり、支那との間に友好とか戦略的互恵関係などあり得ないし、支那が共産党一党独裁の軍事国家であることを忘れてはならない。
(2010/10/30)
尖閣諸島は日本の領土、それが気に入らない国は反日デモなり、首脳会談拒否なり勝手にやったらいいんじゃないでしょうか。
さっさと皆で例のビデオを見て、友好国の正体がどんなものかを確かめましょう。
コメントありがとうございます。日本の政治家は喧嘩の仕方を知らないようで、外交とは、相手国の嫌がることであっても、それを行うことが国益につながるのであればためらう必要はありません。
尖閣衝突ビデオは世界に向けて公開することで、支那を牽制出来る訳で、ぐずぐずしているから支那がつけあがり、首脳会談さえも応じようとしないのです、
確かに「国民の生活が第一」と言っていた民主党ですが、日本国民のことなど無視され、外国ばかりにカネが流れる政策が多く、民主党を支持した国民は騙されてしまったと言えるでしょう。
コメントありがとうございます。ビデオは6分間に編集してあるそうですが、それを那覇地検が行ったとは思えません。支那人船長を釈放したことで批判されているのに、また支那にとって都合良く編集したのではと批判されたので、たまったものではなく、これは国会に那覇地検の検察官を招致して、話を聞くべきでしょう。
ビデオを公開することで、支那がデモや暴動を起こしたとしても、「大いにやれ」と言えば良いし、支那がどのような国か世界に知らしめる意味からも公開すべきですね。
コメントありがとうございます。支那に配慮しても見返りもなく、何の効果もないことを知るべきで、それが分かっていないのが、支那に媚びる政治家どもで、ビデオが全面公開されることになれば、支那と少しはまともな関係になると思っています。その際には民主党政権も崩壊することでしょうね。
コメントありがとうございます。民主党議員の顔を見ているだけで、確かにイライラしてしまいますが、批判だけしていれば良かった野党の方が気楽だと思っているでしょう。
ビデオの公開は支那から迷惑を被っているすべの国のために必要であり、それを期待していると思っています。政府には支那と喧嘩する気がないとなれば、日本は支那の属国とみなされるでしょうね。