私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

鳩山総理は偽装献金問題の責任を取り議員辞職すべきだ

2009年11月04日 23時28分30秒 | 民主党関連

野党時代の追及、自らにはね返る…首相答弁

 「責任がないと申し上げているつもりはない」??。

 鳩山首相の偽装献金問題の追及が本格的に始まった4日の衆院予算委員会。野党時代に「会計責任者の逮捕は議員本人の責任であり、議員も辞職するべきだ」などと発言していたことを自民党の柴山昌彦議員から指摘された首相は、苦しい答弁に終始した。責任を秘書に押しつける政治家の姿勢を追及してきたことが、今になって自らにはね返ってきた形だ。

 柴山議員は、鳩山首相が民主党代表だった2002年5月、鈴木宗男衆院議員の秘書が偽計業務妨害容疑で逮捕されたことについて、夕刊紙で「議員の分身と言われている会計責任者の逮捕は議員本人の責任であり、改めて(鈴木議員の議員辞職を)強く求める」と発言していたことを指摘した。

 また、03年7月の鳩山首相のメールマガジンにも「政治家は金銭に絡む疑惑事件が発生すると、しばしばあれは秘書がやったこととうそぶいて、自らの責任を逃れようとしますが、とんでもないことです。秘書が犯した罪は政治家が罰を受けるべきなのです」との記述があり、柴山議員は「今回、会計実務担当者が犯した事件について、あなたはどう責任を取られるのですか」と追及した。

 鳩山首相は、過去の一連の発言について「議員は関係ないと弁明をすることは、潔いと思っていなかった。このことは私にも適用できる話だと思っています」としたうえで、「私自身にまったく責任がないと申し上げているつもりもありません」と述べた。しかし、監督責任に関しては、「捜査が今進行していますから、そこに委ねたい」と明言を避け、野党席からは激しいヤジが飛んだ。

 鳩山首相は野党時代、政治とカネをめぐる問題について舌鋒(ぜっぽう)鋭く追及する姿勢を見せてきた。

 02年3月、自民党の加藤紘一・元幹事長の元事務所代表が脱税容疑で逮捕された際、民主党代表だった鳩山首相は記者団に対し「金庫番だった人の不祥事は(議員本人も)共同正犯だ。即議員辞職すべきだ」などと語った。

 07年7月には、当時の赤城農相の政治資金収支報告書の二重計上問題について街頭演説で「単なる事務のミスで(領収書を)コピーすることなどあり得ない。お辞めになるしかない」などと批判した。
(2009年11月4日15時57分 読売新聞)

(引用終了)


   政権交代を果たした民主党が、国会をなかなか開かなかったのは、鳩山総理の偽装献金問題を追及されることを恐れていたからであろうし、また偏向マスコミによる民主党擁護の姿勢は未だにあるようだが、鳩山総理の元秘書や、献金していないにも関わらず勝手に名前を使われて、献金者とされてしまった方などに対する特捜部による事情聴取は始まっているにも関わらず、それでも民主党を擁護しようとするのは不可解である。  

 元秘書などや鳩山総理自身の逮捕もあり得るかも知れないとなれば、早期に辞任した方が良いとの論調に転じるべきであって、また民主党を支持している者も、いつまでも鳩山総理を擁護していることは、反対に民主党へのイメージを低下させることに繋がるのではと悟るべきであり、自民党に代わるクリーンな政党を目指すならば、これは鳩山総理個人の問題であって、民主党という政党全体の問題ではないのだから、鳩山総理を辞任させ新しい党代表を選出すべきではなかろうか。  

 秘書に任せていたとして政治家としての責任を逃れようとしている鳩山総理だが、元秘書が鳩山家の資金管理会社「六幸商会」から資金を引き出す際に、総理がその手続きに必要な「指示書」に署名していたことを明らかにしたとのことで、これでは、すべて秘書の責任だと今まで言い逃れしてきたのは嘘であったことになり、「指示書」に署名しておいて、それが何であったのか知らなかったでは世間では通用しないであろう。  

 偏向マスコミであるから大きく取り上げることがなかった鳩山総理の偽装献金問題への本格的な追及が、4日の衆院予算委員会において始まったそうであり、自民党の柴山議員から鳩山総理が野党時代に「会計責任者の逮捕は議員本人の責任であり、議員も辞職するべきだ」などと発言していたことを指摘され、「議員は関係ないと弁明をすることは、潔いと思っていなかった。このことは私にも適用できる話だと思っています」としたうえで、「私自身にまったく責任がないと申し上げているつもりもありません」と述べ監督責任に関しては、「捜査が今進行していますから、そこに委ねたい」と明言を避けたそうである。  

 見事なブーメランと言うべきであり、野党時代に他人に辞職せと執拗に迫っていたとなれば、自分も辞職して潔い姿勢を示すべきで、まさか自分だけは辞職しなくて良いとは言えないであろうし、また監督責任を捜査に委ねると言うのもおかしく、その前に責任はあると言っているのだから、もう結論は出ているではないか。  

 鳩山総理を擁護する姿勢をとってきた偏向マスコミだが、国会が始まれば、その論戦の模様を報じない訳にもいかず、また鳩山総理が苦しい答弁を繰り返しているとなれば、偏向マスコミとしても、鳩山総理を持ち上げることも次第に苦しくなって来るであろうし、特に影響力があるテレビから情報を得ているだけの国民も、民主党への不安を抱くようになるであろう。それにしても、カップめんの値段間違えただけで、辞任要求された麻生前総理だったが、現職の総理大臣が偽装献金を認めていながら、それを大きな問題として捉えず、辞任要求すらしないとなれば公正中立でないし、であるから偏向マスコミとかマスゴミとか言われているのではなかろうか。
(2009/11/04)   

写真:衆院予算委員会において苦しい答弁する鳩山総理(読売新聞から)