私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

陸上自衛隊の情報保全隊の調査活動は当然

2007年06月07日 20時48分59秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障
   共産党が、陸上自衛隊の情報保全隊が行っていたイラク派遣に反対する市民活動などを調査・情報収集した結果をまとめた内部文書を入手し、6日に会見を開き明らかにしたようだが、自衛隊が任務遂行のために当然なことをしていただけに過ぎないのに、共産党がなぜ問題にしようとしているのかさっぱり分からない。

 問題なのは、公開されていない内部文書がなぜ出てしまったかと言うことと、共産党がどのような方法で、この内部文書を手に入れたかであって、自衛隊による情報収集活動は当然のことで合法であり、それに反して共産党の行ったことは、非公開扱いになっている内部文書を非合法な方法により盗んだものか、自衛隊内部に共産党のスパイを送り込み、この内部文書の持ち出しをさせたとしか考えられない。

 情報保全隊の調査対象になっていた者が「国民を監視するのか。違法だ」とか言って騒いでいるようだが、自衛隊として、どのような団体や個人が自衛隊のイラク派遣に反対しているのか調査したからと言って、調査対象者の行う反対運動に影響が出て中止に追い込まれた訳でもないだろうし、何か被害を被った訳でもないだろう。

 自衛隊のイラク派遣に反対する運動が自衛隊によって封じ込まれたかのような騒ぎだが、そのようなことがあったとは聞いておらず、もしそのようなことがあったならば、大騒ぎになっていたであろう。

 調査対象者が自衛隊のイラク派遣に反対するのは信念を持っていたからであろうが、だから集会やデモ行進などを行ってマスコミに取り上げてもらい世間に訴えたのであろう。であるから、自ら正しいと思って行ったことを自衛隊によって調査されたとしても何か困ることはない筈であり、相変わらず堂々と反対運動をしていれば良いのである。

 基地の前でテントを張って自衛隊を監視している暇な連中もおり、また自衛隊の宿舎へ再三再四の警告を無視して、ビラ配布のために侵入してくるプロ市民団体もいるようだが、そのような連中による自衛隊の監視は良くて、自衛隊として隊員自身や家族に万一のことがあってはと、反自衛隊を掲げる連中の動向を普段から調査しておくことが何故悪いのか。

 共産党が警察や公安調査庁の要視察対象になっているのは、暴力的破壊活動によって政権をとることを目指しているからであって、無論そのようなことは口には出していないが、その路線を放棄した訳でもないからして、普段から動向を監視しているのは当然の任務である。

 であるから自衛隊としても任務遂行にあたって影響を及ぼす恐れのある個人や集団に対して、普段から調査しておくことは当然であって、何もしていないとなれば、それでは軍事組織として機密もあるだろうからして、それを守ることすら出来なくなる恐れがある。

 朝日新聞は「情報保全隊―自衛隊は国民を監視するのか」との社説を掲げ批判しており、防衛省がイラク派遣への反対運動から自衛隊員と家族を守るための情報収集だとしていることに「それはとても通用する理屈ではない。」としているが、情報収集すら許されないとなれば過激な反対運動を行う恐れのあるサヨクの連中から自衛隊員と家族を守ることが出来なくなる恐れがあるが、これでは朝日は自衛隊員とその家族には人権はないと言っているに等しい。
(2007/06/07)

この記事は「今日のコラム」
「陸上自衛隊の情報保全隊の調査活動は当然」
としてHPに掲載されていたものです。