私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

温首相の無礼な態度は氷を解かす旅にならず

2007年04月16日 18時37分30秒 | 支那関連
   支那の温家宝首相の訪日の目的は「氷を解かす旅」だったそうであり、反日メディアや媚支那議員は訪日は成功であったとして称賛しているようだが、支那から誰が来ようと日本と支那の友好関係が醸成されることなど虚構であり、様々な問題を抱えているにも関わらず、今回の温首相の訪日で、何か解決した問題があったとは思えず、何もないどころか、かえって支那への警戒心を持った者が多くなったのではあるまいか。

 選挙によって選ばれた訳でもない温首相が、民主主義国である日本の国会で演説をすること自体が異常であり、支那という国は共産党一党独裁の国で、党を守るために平然と国民を弾圧して、また周辺国を次々と侵略して併合し、領土を拡大し続けている世界最大の侵略国家であることを知るべきである。そして、今では世界の多くの国に不法入国している支那人が、自国民だけでミニ国家を形成し、その国の国民とトラブルを起こしている状態であり、「黄禍」と言われているように支那人は世界中から嫌われ者となってしまった感がある。

 温首相の笑顔に騙されてはならず、日本の方が一方的に譲歩し、謝罪し、援助をすることだけが支那から「評価」されるのであり、天皇陛下のお言葉でさえ「評価しています」とのたまうのだから、このような無礼な態度からしても、どこが「氷を解かす旅」になったのか教えて欲しいものだ。

 支那にとってみれば、日本と支那の間は今までは氷のように冷たい関係であって、その原因はすべて日本側にあると抗弁して来た。その原因とは小泉前総理の靖国神社参拝で、それをあからさまに批判してきたものの、退陣後に後継者となった安倍総理が就任後の訪問先とし支那を選んだことから、安倍総理ならば言うことを聞いてくれるのでないかとして、環境問題などで日本からの資金や技術援助を得ようとたくらみあることから温首相は来たくもない日本に来たのであろう。

 温首相は自らの訪日は成功であったと自画自賛しているようだが、成功であったかどうかは日本側が決めることであり、支那は「戦略的互恵関係」を謳っているが、今まで支那が日本に対して行った便宜とはパンダとトキの贈呈くらいしか思い出せないが、その反面、日本が支那に与えたものと言えば6兆円を超えると言われるODAや様々な技術援助があり、ところが、支那共産党ではそれを国民に何ら知らせておらず、驚異的な発展は独自の力であるかのように吹聴しているのである。

 東シナ海におけるガス田開発問題で支那が互恵関係を大事にする意思があれば、中間線付近での開発は、日本の排他的経済水域までガス田が繋がっている可能性があることからして、協議が必要であり、その結論が出るまで開発を中断すべきだが、すでに解決したかのように盗掘を開始しており、にも関わらず協議だけはダラダラと続けているのは何の意味があるのかと言いたくなる。

 「戦略的互恵関係」とは支那にとって一方的に恩恵を受けることを意味するのであろうが、これこそ中華思想の現れであり、日本を含め、周辺国は勿論のこと世界中の国が支那の言うこと聞いていれさえすれば良いと考えているのであろう。

 共産党独裁国家である支那と民主主義国である日本が互恵関係を構築出来ると思っている日本の政治家がいるとしたら、支那からおかしな薬を盛られていると思って良さそうである。温首相が日本をあたかも属国であるかのような高圧的な態度で演説をしたにも関わらず、それを嬉しそうに聞いた政治家もいたようだが、まったく情けない限りである。
(2007/04/16)

この記事は「今日のコラム」
「温首相の無礼な態度は氷を解かす旅にならず」
としてHPに掲載されていたものです。