私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

自衛隊は役に立たないとして貶める筑紫哲也

2007年04月11日 18時34分29秒 | 売国奴・反日日本人

   何か発言する度に批判されるのはあの筑紫哲也氏だが、本人は正しいと思って発言しているのだから始末が悪い。そのような訳だから反省することはなく、妄言を繰り返す訳であり、であるからニュースキャスターとしてテレビなどに顔を晒していることは異常の何者でもなく、筑紫氏は70歳をとうに超えているそうだが、引退が決まれば、まったく惜しまれることなく、「ようやく引退か。遅すぎる」との声が出ることは間違いないであろう。

 東京都知事選で3選を果たした石原慎太郎知事を筑紫氏などのサヨクは嫌いなようで、これまで石原都知事の発言を好意的に捉えることはなく、石原都知事の発言を受けて、それを批判する方を必ず評価する傾向があるようである。

 報道によれば8日夜の会見で「神戸の地震の時なんかは、(自衛隊の派遣を要請する)首長の判断が遅かったから、2000人余計に亡くなった」と石原都知事が発言したことで、兵庫県の井戸敏三知事は9日の定例会見で、「明け方の突発的な上下動が激しい地震で、多くの犠牲者が圧死だった。公的救済が入る前に、地域住民による救済が必要な状況だった」「『関東大震災』が起こるとされている東京都のリーダーが、そのような認識だといささか心配だ。都民も心配で眠られなくなるのではないだろうか」「自衛隊派遣の有無と犠牲者の数は脈絡のないこと」などと批判したそうだ。

 これは石原都知事の発言が正しいと思うが、筑紫氏はいつものように井戸兵庫県知事ではなく、石原都知事を批判するのだから何が何だが分からない。筑紫氏は阪神大震災の際に自衛隊の出動要請が遅れたことによって2000人の命が余計に失われたと石原都知事が指摘したことを「これがまた石原さんらしい、例のよっての短絡した考え方ではないかと私は思います。」と断じ、その理由として「現場であれだけの死者が出たのはなぜなのかと言えば、建物の中で非常に脆弱なものがあって圧死された方が多い。それから、簡単に火事になるような建物が多かった。そのことが多くの死者を出しました。」と述べて、既にネット世論では批判の声が圧倒的に多い井戸兵庫県知事の発言を擁護している訳である。

 6000人以上の死者を出した阪神大震災だが、死因の建物の倒壊による圧死による即死ではなく、煙を吸ったことでの窒息死が圧倒的に多い死因とされており、このことは倒壊した建物の中で救出を待っていた者は、火災が迫った時には生存していたことを意味する訳で、筑紫氏も井戸兵庫県知事もこのことをご存知ないらしい。

 さらに筑紫氏は「…もし自衛隊の出動が人命を救うんだという風に考えている知事がいるとすれば、普段のそうではない、建物を燃えないようにする、壊れないようにするという方の対策には力点が入らなくなるという疑いが出てきます。…」と述べているが、建物の耐震性を向上させたり、地震に強い都市作りを進めるのは当然だが、いつ起きるか分からず、起きることが分かったとしても止める事が出来ないのが地震なのであるから、起きた時のことを考えて、様々な防災対策と共に、国としての唯一の実力組織である自衛隊の救援体制を整えおく必要がある。

 であるから自治体の長として自衛隊に対して災害派遣要請が速やかに出来るようにその手順を事前に確立しておくべきであって、だが、筑紫氏に言わせば、石原都知事は自衛隊に対して災害派遣要請をすることばかり考えていて、建物の耐震性を向上させることなど全く考えていないのではと断じている訳である。

 サヨクは自衛隊に助けられる位なら死んだ方が良いと思っているようだが、それでも阪神大震災や、その後の地震で災害派遣された自衛隊に助けられた者もいただろうが、どんな顔をして提供された食事を頂き、お風呂に入ったのであろうか。

 自衛隊はサヨク思想を持っていて自衛隊を憎む国民であったとしても救助するであろうし、筑紫氏にような有名人で顔を知られた者であっても同様であろう。しかし、筑紫氏が自衛隊は役に立たないものとして、これほどまでに貶めるのは異常の何者でもないが、阪神大震災を体験し、自衛隊に助けられた被災者はやはり自衛隊の救援より建物の耐震性を向上させた方が良かったと思っているとは思えない。やはりサヨクと言う者は何があろうとも自衛隊が国民から感謝されることはあってはならないと考えているのであろう。
(2007/04/11)

この記事は「今日のコラム」
「自衛隊は役に立たないとして貶める筑紫哲也」
としてHPに掲載されていたものです。