私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

訪日前に安倍総理の参拝を牽制した温首相

2007年04月04日 18時30分27秒 | 支那関連
   支那の温家宝首相が11日から日本訪問の予定だが、多くの外国要人が訪日する中、日本国民から余り歓迎をされないのは支那や韓国の要人位であり、支那に言わせれば日本とは「戦略的互恵関係」らしいが、まったくの口先だけであって、支那がダメだと言うことを日本がしないことを求められ、また互恵関係などではなく、日本が支那に一方的に便宜を与えることが正しいとし、当然と思っているのだから、温首相が訪日を決断したのは何かたかりに来ると思っていた方が良いだろう。

 4日午前、温首相は訪日を控えて日本メディアと会見したそうだが、言わなければ良いのに安倍総理の靖国神社参拝を強く牽制し「友人との付き合いでは有言実行が大事だ」「日本の個別の指導者が何度も靖国神社を参拝したことが中国人民の感情を著しく傷つけ、両国関係に重大な結果をもたらした。二度とこのようなことがないように希望する」「重大な転機を迎えている両国関係の発展のためには約束を守ることが必要だ」と述べたそうだが、このような日本の内政に干渉するような発言をしているようでは支那には真の友好関係を発展させる気持ちなど全くないようだ。

 温首相は安倍総理のことを友人と思っているらしいが、そう言えば「貴方とは古い友人ですからね」と言って支那から信頼を得ていると錯覚させて、日本の国益に反する言動を繰り返している媚支那派の政治家がいるが、安倍総理はそのような政治家と同じだと思われているなら心外だろう。

 小泉前総理の靖国参拝が感情を著しく傷つけるものであったならば、お得意の反日デモが連日のように繰り返されたであろうが、昨年の8月15日に小泉前総理が参拝した後であってもたいしたデモも起こらず、にも関わらず重大な結果をもたらしたと言うが、それはどのようなものであったのか是非教えて欲しいものだ。

 また「約束を守り」とは何の約束のことを指すのか。安倍総理が昨年、支那を訪問した時に「靖国参拝はしません」と約束したとでも言いたいのであろうが、「靖国にいつ行くとも行かないとも言わない。いつ行ったかも言わない」と安倍総理は話している筈だが、それがなぜ靖国参拝はしない約束になってしまっているのか。

 支那に日本との間の関係を改善したいのであれば、総理の靖国参拝は完全な内政問題であるのだから、にも関わらず参拝しないように牽制したとなれば、改善は無理だと言えるだろう。支那に改善する意欲があれば、日本国民の感情を傷つけることは言わない方が良い。

 安倍総理が「靖国参拝はしません」と言っていないのに温首相が来日するのは、日本に更なる譲歩を求めることと、それに加えて靖国問題を持ち出して、日本に過去の歴史で反省を続けさせ、支那のご機嫌を損ねることをしないことが日本にとって正しい道だとお説教をすることが目的であり、それでも厚かましく様々な技術の提供と、ODAの継続を要求するであろうし、東シナ海のガス田開発では対話はするふりをしているが日本独自の開発は何としても阻止するであろう。
(2007/04/04) 

この記事は「今日のコラム」
「訪日前に安倍総理の参拝を牽制した温首相」
としてHPに掲載されていたものです。