私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

自衛隊を激励された皇太子徳仁親王殿下

2004年02月23日 21時41分02秒 | 皇室
  2月23日、皇太子徳仁親王殿下は44歳のご誕生日をお迎えになられた。これに先立ち、恒例の記者会見が東宮御所が行われ、その際の会見全文がSankeiWebに

皇太子さま 44歳に 会見全文

 として掲載された。国民が現在最も関心を持っていることは、皇太子妃雅子殿下が、ご静養中であることで、この件について皇太子殿下は「公務と育児の両立で、疲労が蓄積していったのではないかと思います」と述べられ、また「世継ぎ問題のプレッシャーもまたかかってきたことも大きかったと思います」とも語り、心身への重圧が大きな要因になったとの見方を示されとのこと。

 さらに「(皇太子妃殿下には)すべてを忘れてゆっくり休んでほしい気持ちです」と述べ、宮内庁やマスコミの協力を求め、公務に復帰するのにはまだしばらく時間がかかるかる旨を申された。国民の一人として、十分にご静養され、皇太子妃雅子殿下が、敬宮愛子内親王殿下とともに一日でも早くお元気なお姿をお見せになられることを切望する。

 マスコミは皇太子同妃雅子殿下のご静養中のことを中心に報道しているが、会見全文を読んで見ると、皇太子殿下は「イラクに一日も早く平和が訪れることを心から祈るとともに、イラク復興支援にあたられる自衛隊の皆さんには、厳しい状況の中でくれぐれも体に気をつけてイラクの国民のためになるお仕事をしていただきたいと思います。」とイラク復興支援のため派遣された自衛隊を激励されておられるのである。

 天皇皇后両陛下や皇太子同妃雅子殿下がまさか「黄色いリボンやハンカチ運動」をする訳にはいかないが、このように皇太子殿下が自衛隊を激励されることは、自衛隊として光栄のなにものでもない。また、そのお立場から、派遣される自衛隊員に直接会われ激励されることは難しいであろうが、もしそのような事が実現されるなら派遣隊員はどんなにか感激するであろう。

 天皇皇后両陛下が、北朝鮮により拉致され一昨年帰国された被害者の蓮池夫妻に会われ激励されたり、皇后陛下が拉致被害者5人が帰国した後「何故私たち皆が、自分たちの共同社会の出来事として、この人々の不在をもっと強く意識し続けることが出来なかったかとの思いを消すことはできません。今回の帰国者と家族との再会を喜びに思うにつけ、今回帰ることのできなかった人々の家族の気持ちは察するにあまりあり、その一入の淋しさを思います」との異例とも言える談話を発表するなど、両陛下に拉致問題を長年放置してきたことでご心痛をおかけしてしまった。この度のイラク復興支援のための自衛隊派遣についても、両陛下も派遣隊員の無事帰国を祈念されているのでないかと思う。

 イラクに派遣された自衛隊は、順調に任務を遂行しており、毎日のようにテレビで放映される自衛隊員の勇姿を見て感激しているが、いまだ派遣反対も根強く「イラク派遣違憲訴訟準備会」という自称平和団体が、自衛隊イラク派遣差し止め訴訟を3月19日から、賛同者が毎日一人ずつ東京地裁に提訴する「毎日訴訟」を一年間継続を目標に行うとのことで、いまさらどうすることも出来ないと思うが、派遣反対派も元気が良いようである。だが「もういい加減にしたら」と言いたくなる。
(2004/02/23) 

この記事は「今日のコラム」
自衛隊を激励された皇太子徳仁親王殿下
としてHPに掲載されていたものです。