私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

何時までも醜態を演ずる古賀潤一郎議員

2004年02月20日 21時36分07秒 | 政治
  学歴詐称の古賀潤一郎衆院議員は、議員辞職を求める声を無視し「国会議員を続けさせてもらうことが責任の取り方」と訳の分からないことを言って大きな批判を浴びている。学歴詐称がバレた後、卒業したと言っていた米国の大学に調査に行き、帰国直後の福岡市南区の西鉄大橋駅前で釈明演説を行ったが、生中継までして伝えていたマスコミは、その後は火の消えたように報道しなくなり、今では、やっと探し出すような小さな扱いになっている。そこが熱し易く冷めやすいの日本のマスコミの良いところであろうか。

 ところで古賀議員は、釈明演説の際に議員歳費(報酬)を受け取らないと宣言したが、それは公職候補者等の寄付行為の禁止を定めた公選法一九九条の二項の違反に当たると指摘され、あわてて、その歳費を供託しようとしたものの、それも出来ないことが分かり、弁護士が預かっているとかいないとか言われている。

 ところが、議員歳費を受け取らないと大きなことを言っていた古賀議員だが、議員1人あたり月額65万円支給される「立法事務費」の支給を19日に衆院事務局に申請したことが明らかになった。やはりまずいと思った古賀議員は2時間後には取り下げたそうだが、古賀議員は議員歳費を受け取らないつもりであったものの、やはり生活に困ったのか、あるいは「立法事務費」は議員歳費とは違うと勝手に解釈したのか定かではないが、どっちにしても釈明演説で「議員歳費を受け取らない」とした公約は守れそうもないことが明らかになった訳である。

 単位が不足していた米国の大学へ残りの単位取得のため、国会閉会中に通学する旨の発言もあったが、それにもカネが必要であるから、「議員歳費を受け取らない」と大口を叩いたからには、かなりの預貯金があるからに他ならないからであろう。それが、「立法事務費」の申請をしたと言うのだから、本当は預貯金もなく、生活にも困っているのであろうか。これでは、言ったこととやっていることが余りにも違いすぎる。

 議員辞職に値する学歴詐称がバレたのであるから、男らしくきっぱりと身を引けば、まだ再起の機会があると思うが、釈明演説の際に議員を続けさせていただく代わりに議員歳費を受け取らないと公約したことを、このままでは守ることが出来なくなってきたのではないか。

 卒業もしていない大学の名前を選挙公報に掲載し、有権者を騙して当選した国会議員が、全国に生中継された、「議員歳費を受け取らない」と言ったことが守れず、姑息な手段かどうか分からないが「立法事務費」の支給を得ようとするなど、やっぱり古賀議員はたいした男ではなかった。引き際が肝心だ。何時までも醜態を演ずるなと言いたい。
(2004/02/20) 

この記事は「今日のコラム」
何時までも醜態を演ずる古賀潤一郎議員
としてHPに掲載されていたものです。