私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

救う会の佐藤勝巳氏を批判する和田春樹

2003年09月22日 21時58分40秒 | 売国奴・反日日本人
  筑紫哲也や本多勝一らが編集している「週刊金曜日」の9月19日号に和田春樹・東京大学名誉教授が、「日朝問題をめぐる1年の動き 佐藤勝巳救う会会長の研究」を寄稿している。「週刊金曜日」は週刊誌ながら定価500円と高価なので買ったことは一度もないが、今日も近所の大型書店に行ってみたものの、置いてないのか、すでに売れてしまったのか分からないが「正論」や「諸君」には気づいたが「週刊金曜日」には見あたらなかった。

 日朝国交促進国民協会(会長・村山富市元総理)の事務局長をつとめる和田氏は、雑誌「世界」平成13年1月号ならびに2月号に「日本人拉致疑惑を検証する」と題する論文を寄稿している。しかし、拉致実行者である北朝鮮工作員が逮捕された大阪の中華料理店でコックをしていた原敕晁さんが拉致された事件以外はでっち上げたものであるとしたばかりでなく、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会の佐藤勝巳氏をあたかも拉致事件をでっち上げている首謀者であるかのように書いて、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会や北朝鮮に拉致された日本人を救出する地方議員の会などからも抗議をされるという過去がある。

 また、和田氏は北朝鮮を何回訪問したか分からないが、拉致はあったと認めた唯一の拉致被害者の原敕晁さんの救出にさえ何ら取り組んだ様子はなく、北朝鮮に問いただすことはなかったのである。しかし、和田氏は、そんな抗議をされたことをすっかり忘れてしまったのか、今度は「救う会」の会長の佐藤勝巳氏を「危険な軍師」として拉致を含む北朝鮮問題への政府の対応に強硬路線のシナリオを陰で書くなど大きな影響力を与えているとして「週刊金曜日」に「日朝問題をめぐる1年の動き 佐藤勝巳救う会会長の研究」を寄稿した訳である。

 和田氏は、雑誌「世界」の論文の中で拉致はでっち上げであり、そのでっち上げの首謀者は佐藤勝巳氏であると批判し、昨年の9月17日に金正日が拉致を認め原敕晁さん以外にも多くの拉致被害者がいうことが分かり、現に拉致された被害者5人が帰国したのであるから、拉致事件をでっち上げている首謀者は佐藤勝巳氏であることは誤りであったことがはっきりした訳であるから、和田春樹は佐藤氏に謝罪しなければならないのに、それをすることなく、今度は佐藤氏を北朝鮮問題への政府の対応に強硬路線のシナリオを陰で書く「危険な軍師」と断定し批判していると言うのだから話にらない。こんな和田氏に「救う会」の会長の佐藤勝巳氏を批判する資格はあるのであろうか。
(2003/09/22)

この記事は「今日のコラム」
救う会の佐藤勝巳氏を批判する和田春樹
としてHPに掲載されていたものです。