陸自のエンブレムに日本刀 日本らしい?配慮足りない?
2016/09/07
陸上自衛隊が記念品などに使うために作ったエンブレムが物議を醸している。日本刀をあしらったデザインで「日本人らしい強さ」を表したというが、陸自の装備に日本刀はない。かつての日本軍を思い起こさせるとして、「アジア諸国への配慮が足りないのでは」との見方も。自衛隊と日本刀の組み合わせ、是非は――。
上段に日の丸、下に陸自のモチーフの「桜星(おうせい)」。そして真ん中には、交差する抜き身の日本刀とさや。エンブレムは「桜刀(さくらかたな)」と名付けられ、5月にホームページで公表された。
陸自の中枢・陸上幕僚監部の広報室によると、安倍政権が掲げる「積極的平和主義」を具現化したデザインだという。国連平和維持活動(PKO)や国際共同訓練などで他国軍と交流する際、エンブレムを刻印したメダルや盾を記念品として贈る予定だ。
なぜ日本刀なのか?
陸幕広報によると、古くから武人の象徴とされてきたことから選ばれたという。「外国の陸軍のエンブレムにも銃や銃剣を使う例が多い。陸自では日本人らしさを示す観点から刀が適切だと考えた」
これに対し「国内のみならず海外でも大きな反発を引き起こす」と主張し、エンブレム撤回を求める活動を始めた人もいる。埼玉県ときがわ町の市民団体代表世話人、篠原陽子さん(66)は6月、オンライン署名サイト「Change.org」で署名集めを開始。約3週間で2万2千人以上の署名が集まった。篠原さんの父は陸軍士官学校を経て、第2次世界大戦中、中国・河南省で警備部隊に配属されたという。「軍刀は帝国日本軍の略奪や脅迫を思い起こさせるシンボル。自衛隊のエンブレムにふさわしいとは思えない」
(朝日新聞)
(引用終了)
偏向マスコミと言えば「朝日新聞のことか」と言われるほど有名になっており、ともかく日本の新聞とは思えないし、何でも日本が悪いとしか書かないからであり、批判されても支那・韓国・北朝鮮が喜ぶことしか考えていないのだから話にならない。その朝日も購読者の激減に頭を抱えているそうだが、日本人が読んでいて不愉快になるような新聞では購読する理由はないからであり、そもそも発行している国を間違えているのだから購読者の激減は当然ではなかろうか。
問題にならないことを敢えて問題にしてきた朝日だが、だから朝日のことを放火魔だと言われている訳で、誰も問題にしていないのに朝日の手に掛かると問題になり「火事だ。火事だ」と騒ぐことが記事となるのだから驚く他はないが、それと同じ手口の記事が7日付けの紙面に掲載されたようである。
その記事とは陸上自衛隊が記念品などに使うために作ったエンブレムが、日本刀をあしらったデザインであることから、かつての日本軍を思い起こさせるとして、「アジア諸国への配慮が足りないのでは」との見方もあるとするもので、そのエンブレムの撤回を求める活動を始めた埼玉県ときがわ町の市民団体代表世話人、篠原陽子さん(66)の「軍刀は帝国日本軍の略奪や脅迫を思い起こさせるシンボル。自衛隊のエンブレムにふさわしいとは思えない」など声を紹介している。
本当は朝日として、このエンブレムを撤回させたいが、それを敢えてストレートに書くことはせず、撤回を求める活動を始めた方の活動を紹介することで、朝日はただ記事にしているに過ぎないとのいつもの手口を使っている訳であり、だから朝日の記者が書きたいことを人が言ってように書いているのだから始末が悪い。
この記事の中にある「アジア諸国への配慮が足りないのでは」との見方もあるとは、具体的にどの国なのか不明だし、朝日の心配が的中して配慮が足りないとしてアジア諸国から抗議があったとは聞いておらず、もしあれば朝日は喜んで記事にしているからで、また「との見方もある」だけでは、どこの誰の見方なのか分からないが、これも朝日だけの見方なのではあるまいか。
エンブレムの撤回を求める活動を始めたおばさんも、自分の意思だけで始めたのではなく、朝日から記事にしたいと要請があり、普段から自衛隊に嫌悪感を持っていたことから、お役に立つならばと署名活動を開始したとも考えられる。自衛隊のエンブレムは外国に配慮して作成するものではないし、また、どこかの国から抗議があったからとしても撤回するものではないが、朝日には理解出来ないだろうし、理解しようとは思わないであろう。
(2016/09/09)
写真:陸上自衛隊が作った新しいエンブレム