ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

【歴史発見】志方の城山界隈ハイキング ~山頂でお花見~

2017-03-21 14:17:38 | 中道子山城(志方の城山)


「魅力いっぱい」の春の東志方城界隈を歩きにいきませんか?
https://www.facebook.com/sikatasiroyama/

 

おひとり様での参加、午前のみ、午後のみの参加も可能です。

道子城跡の遺構を、世の歴史を専門に研究されている先生とめぐります。
約30年前に発掘調査が行われただけですので、新たな発見があるかもしれません。
世の城郭、赤松氏や播磨の歴史に興味を持たれている方、ぜひ多数のご参加をお待ちしております。


■みどころいっぱい!春の東志方
は標高271mの比較的低いで、歩きやすく初心者向けの登道です。
緑が芽吹き始めた早春の城に登り、頂でお花見をします。
は、東播磨でも屈指の素晴らしい眺望を誇ります。
上から播磨灘を望み、遠くは明石海峡大橋まで見えるときもあります。

■城界隈の歴史触れよう!
そもそも、城は昔ここにお城があったため、古くから地元に愛され「城」と地名が残っています。
加古川にお城があったとご存知でない方も多いかもしれませんが、
約600年ほど前に、この地に竹田城にも劣らない規模の城が築かれていました。

そのお城がどんなものだったのか、だれが建てたのか、何があったのか、今何が残ってどうなっているのか・・・など、
地元加古川人なら興味がわいてきませんか?
そこで!今回は主に世史を研究されている兵庫大学の金子 哲教授を特別講師に迎え、
現地を回りながらお城の歴史や城跡の遺構についてお話しいただきます。
こんな機会はめったにありません!


■花の寺円照寺で
もちろん、歴史に興味がないな~と言う方も、うららかな早春の風に当たりながらお花見ハイキングを楽しみ、
後は、「花の寺」で有名な円照寺さんで、敷地いっぱいに咲き誇る花を愛でに行きます。
この季節は、「花のトンネル」ユキヤナギやミモザが見ごろで、
様々な種類のクリスマスローズや珍しいツバキも花盛りです。
円照寺さんで、休憩がてらお茶菓子とお茶をご用意いたします。
ここでは、地域史研究家の飯沼博一先生に、城界隈の歴史や言い伝えなどについてお話しいただきます。



■親子でのご参加歓迎です!春休みの思い出に♪
■加古川武将隊の方が、甲冑を着てハイキングに参加してくれます!城跡で一緒に記念撮影いかがですか?
■日時:4/1(土)10:00~15:00を予定※花の寺円照寺は午後から
■参加費:大人500円 子供200円
■荒天止、小雨決行(レインコート持参)
■持ち物:お弁当、お茶、おやつ、レジャーシート
■服装:登山ですので、運動のしやすい服装、運動靴で。
■集合場所は、円照寺を予定しております。参加人数により
 変動しますので、改めてご連絡いたします。


お問い合わせ、お申し込みは、メールにて。
→ chudoushisan@gmail.com 
(代表者のお名前、連絡先、参加人数をお知らせください)


その他、ご不明な点がありましたら、こちらよりお問合せ下さい。
たくさんの方のご参加お待ちしております!


-----------------------

中道子山城跡を守る会では、無線塔建設反対の署名活動を行っています。是非ご協力をお願いいたします。
(ご記名と郵便番号、メールアドレスの入力のみです)
https://www.change.org/p/%E5%8A%A0%E5%8F%A4%E5%B7%9D%E5%B8%82%E5%BD%B9%E6%89%80-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E3%81%AE%E4%B8%AD%E4%B8%96%E5%9F%8E%E9%83%AD%E5%8F%B2%E4%B8%8A%E9%87%8D%E8%A6%81%E3%81%AA%E4%BE%A1%E5%80%A4%E3%82%92%E6%8C%81%E3%81%A4-%E4%B8%AD%E9%81%93%E5%AD%90%E5%B1%B1%E5%9F%8E%E8%B7%A1-%E3%81%AB%E5%B7%A8%E5%A4%A7%E3%81%AA%E7%84%A1%E7%B7%9A%E5%A1%94%E3%82%92%E5%BB%BA%E3%81%A6%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%BB%E3%81%97%E3%81%84?recruiter=335076827&utm_source=share_petition&utm_medium=copylink


(no3517)

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地域(加印)の風を読む(47)  もう一つの日岡神社

2017-03-21 09:22:31 | 地域の風を読む

            もう一つの日岡神社

 福留の集落を流れる曇川に架かる福留橋のすぐ北に、なんと日岡神社(写真)が鎮座します。

 「日岡神社」というと、すぐ日岡山(大野)にある日岡神社が思い浮かべます。

 日岡神社の支社かと想像してみますが、関係は、今のところはっきりしません。

 大野の日岡神社の支社でもありません。

 が、祭神は、大野の日岡神社の祭神一柱の豊玉姫(トヨタマヒメ)です。

  福留の日岡神社の堀の水は、底は若狭からきていて北条(郷)まで続いていると伝えています。

 奈良のお水取りの話が混入しています。

 ここに言う北条(郷)とは、今の地名で言えば大野・中津・溝口・河原・平野・寺家町・篠原を含む地域です。

 北条に通じているという言い伝えは、北条郷大野の元宮へもお供る習わしが、この地にあったのであろうとも考えられます。

 地元では、「大野の日岡神社より古い神社である」と言う人もおられるようですが、やはり古さにおいては大野の「式内社・日岡神社」に軍杯があがります。

 また、郷土史家の石見完次さんは、ある長老の話を採集されています。

 「・・・昔、この川から御幣が流れてきてこの地に留まったので、この地に社を建て祀った・・・」と。

 この地の人々は曇川と生活を共にしてきました。曇川(くもりがわ)の流れは、恵の川でした。が、洪水を引き起こす怖れの川でもあったのです。

 福留の日岡神社は、おそらく水神の宮であったのでしょう。(no3516)

 *『古地名新解-加古川おもしろ誌』(石見完次)参照。

 *写真:福留(加古川市神野町)の日岡神社

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地域(加印)の風を読む(46) 若狭の水が加古川の井戸から?

2017-03-21 09:11:54 | 地域の風を読む

 昨日(20日・月)の神戸新聞に福留(神野町)の伝承が紹介されていました。

楽しい記事です。ひろかずブログでも取り上げさせていただきました。

 なお、「ひろかずのブログで(2007・9・24)」でも、このニュースを「もう一つの日岡神社」として取り上げましたので、合わせてお読みください。

 今日は、no3515、no.35162の2号での紹介です。

     若狭の水が加古川の井戸から?

         「聖水伝承」の謎調査   (神戸新聞より)

 奈良・東大寺二月堂の「お水取り」に使うとされる福井・若狭地方の聖水が、兵庫県加古川の神社の井戸に湧く。福留日岡神社(加古川市神野町福留)の氏子の間に伝わる伝承を、県いなみ野学園(同市平岡町新在家)の大学院生3人が調べ、伝承が残る井戸の存在を広める活動を始めた。3人は「より多くの人に、歴史あるロマンを感じてほしい」と話す。(津田和納)

 2015年9月、ラジオ関西(神戸市)が同学園と共同制作する番組「いなみ野シニアの元気ニュース」の取材で同神社を訪れ、井戸の存在を知った。

 宮総代の茨木貞夫さん(71)から「かつては、若狭の聖水として井戸水を本殿に供えていた」と聞いたが、既に井戸は埋められた後だった。高田さんは「残念に思ったけど、由来について調べようと使命感を持った」と振り返る。

 若狭と加古川の結び付きを求めて15年11月、3人は福井県小浜市へ。毎年3月2日に聖水を東大寺に送る神事「お水送り」で知られる神宮寺を訪れた。そこで、古来から若狭と奈良は地下を通る水の道で結ばれているとされ、近くの川から注がれた聖水は二月堂の「若狭井」に湧くという言い伝えを取材。さらに住職からは、若狭と関係が深いとして、丹波市春日町の兵主(ひょうず)神社の存在を聞いた。

 3人は後日、同神社を訪れ、地域住民から、かつて付近の池で若狭の水流に生息していた魚が見つかったと聞いた。また、同市は加古川の源流にあたり、水は福留日岡神社近くの曇川まで流れていることも調べた。

 その後、調査の経緯や内容を、番組で3回にわたり紹介。「物理的にありえないけど、面白い」などとリスナーから反響が寄せられたという。

 昨年3月には氏子らが井戸を掘り起こすと、底から冷たい水が湧き出たという。「村の大切な宝として、後世に引き継ぎたい」と茨木さん。看板を立てるなど周辺を整備・保存する予定で、高田さんは「歴史的文化財として市内外にアピールしたい」と話した。(津田和納)  (no3515)

 *写真:伝承のある井戸を調べた(後列左から)粟野勝介さん、安藤興一さん、(前列左端の)高田繁範さんと氏子ら(加古川市神野町福留・神戸新聞より)

 

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