北在家「四つ堂」の阿弥陀如来
集落の中心にお堂があります。
「四つ堂」といいます。
阿弥陀如来が祀られています。
木造阿弥陀如来は、平成2年に市指定文化財に指定されました。
このお像は緊迫を施し、定印を結ぶ座像です。
優雅な相好、全体に針のある整った体躯。
一部に残る美しい模様等が見られます。
平安時代の藤原彫刻の典型的な面影をのこし、堂々としています。
他の部分はかなり剥げ落ちが激しくなっています。頭部は後世に補修されています。
座高137センチメートルの仏様です。
今日の報告も『加古川街実記(山脇重弘著)』をお借りしました。(no5670)
*写真:平安時代の阿弥陀如来が安置されている「四つ堂」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます