ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

加古川町旧鳩里村探検(59) 北在家(11) 北在家「四つ堂」の阿弥陀如来

2021-10-22 11:10:20 | 加古川町(旧鳩里村)探検

   

    北在家「四つ堂」の阿弥陀如来

 集落の中心にお堂があります。

 「四つ堂」といいます。

 阿弥陀如来が祀られています。

 木造阿弥陀如来は、平成2年に市指定文化財に指定されました。

 このお像は緊迫を施し、定印を結ぶ座像です。

 優雅な相好、全体に針のある整った体躯。

 一部に残る美しい模様等が見られます。

 平安時代の藤原彫刻の典型的な面影をのこし、堂々としています。

 他の部分はかなり剥げ落ちが激しくなっています。頭部は後世に補修されています。

 座高137センチメートルの仏様です。

 今日の報告も『加古川街実記(山脇重弘著)』をお借りしました。(no5670

 *写真:平安時代の阿弥陀如来が安置されている「四つ堂」

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