県立高砂高校
28日(木)、午後から高砂市の中心部を歩きました。マンガ『よつばと』に登場する風景を探しに出かけました。
というのは「第6巻・40話(はいたつ)」登場する学校が気になっていたからです。訪ねてみると記憶にあった、まさにその学校でした。
モデルは「県立高砂高校」でした。以前に、ある事情で数回も来たことがあります。
その時、元阪神タイガースの小山正明投手がこの学校の卒業生であること、そして小山投手は、明石市の二見町の出身であることも知りました。
タイガース・ファンであったので、このことだけはっきり覚えています。
でも、おかしいです。県立高校ですから学区があったはずです。
事情はこうです、余話として書いておきます。
余話:明石市二見は加古郡だった
話は、加古川市の合併問題と絡んでいます。(現加古川市の)別府町は、昭和25年6月1日の加古川町との合併予定に向けて住民投票を実施しました。結果、その差は加古川町との合併賛成は、わずかに86票上回っただけでした。結論が出ませんでした。
このような状態の時、阿閇村(現:播磨町)では「土山駅前問題」が発生しました。
土山駅前は加古川町・阿閇村・魚住村・二見村が入り組んでいます。
その内、阿閇村に属している土山駅前商店街が、加古川町への合併を強力に推し進めようとしたのです。村内がまとまらなくなってしまいました。
そのため、合併の是非を問う住民投票を実施しました、現状維持:2548票、合併賛成:1502票で、はっきりと加古川町との合併を拒否しました。
阿閇村は、明確に加古川町との合併を拒否したのです。二見町は、播磨町が合併をしないことを決めました別府町の態度が決まりません。となると別府・播磨町と加古川町と地域がつながりません。
このようなもたつきの中で、二見村は明石市と合併に走ってしまいました。
蛇足ですが当時、高砂町は、印南郡ではなく加古郡でした。(no3735)
*『よつばと6巻・40話、はいたつ(あずまきよひこ)』(電撃コミックス)
*絵と写真:上:高砂高校(『よつばと6巻』)より、下:現在の高砂高校
◇きのう(9/28)散歩(11.770歩)