六分一村の古文書類
ある学習会の都合で、天満大池について調べてみる必要ができました。
いつものことながら、『稲美町史』から調べはじめます。
なんとか「天満大池物語」としてまとめてみました。
でも少し、物足りなさが残ります。
そんな時でした。
地元の方に、「天満大池について史料等はないでしょうか」と相談してみました。
すると、天満大池土地改良区や六分一水利組合を紹介してくださいました。
それだけでなく、一緒に付き合ってくださいました。
稲美町の方は親切です。ありがとうございました。
紙面を借りてお礼申し上げます。
江戸時代の古文書の現物は見ることはできなかったですが、江戸時代の六分一村の古文書のコピーがあり見せていただけました。
また、六分一水利組合では明治時代以降の書類がたくさん保存されていました。
それらも見せていただけることになりました。
まだ、ざっと目を通しただけですが、水利組合保存する文書類ですから江戸時代の古文書も明治以降の文書類も水利に関する文書殆んどで、それも「係争」に関するものが多いようです。
宿題ができました
これらの文書の内容を明らかにすることにより、江戸時代・明治時代の六分一村とその周辺の村々の事情が明らかにできそうです。
でも、困ったこがあります。
古文書がよく読めません。
詳しい方は、手伝ってください。
さいわい退職の身、時間がいっぱいあります。
「文書」としばらく格闘しようと思います。
そして、文書類を整理しながら、その都度明らかになった事柄をお知らせしようと考えています。
地域史は、こんなことに出くわすから面白いんです。
写真上:字大池之図(明治9年5月作図)
下:明治26年の(水利)訴訟関係綴り
共に六分一水利組合蔵