ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

地域(加印)の風を読む(31) 上村池遺跡(うえむらいけいせき)

2017-03-06 08:43:01 | 地域の風を読む

   上村池遺跡の説明会に出かけました

 4日(土)午後1時半~3時に上村池遺跡(うえむらいけいせき)の現地説明会が開かれました。

 天気は快晴。孫(8才)と一緒に出かけました。

 以下の文章は、3月1日の神戸新聞の記事からです。(一部省略しています)

    8世紀の建物遺跡など確認 加古川・上村池遺跡

 加古川市教育委員会は、兵庫県加古川市八幡町上西条の上村池遺跡を発掘調査し、奈良時代後期(8世紀)の掘立柱建物跡や竪穴建物跡、平安時代後期(12世紀)の溝状遺構を確認した。

 雁戸井(がんどい)地区ほ場整備事業に伴い、市教委が昨年11月から発掘調査をしていた。

 上村池遺跡は、弥生時代から平安時代にかけての遺構・遺物が確認される複合遺跡で、本格的な発掘調査は初めて。

 見つかった掘立柱建物跡の中には、通常の集落では見られない大型の建物跡も含まれている。

 奈良時代の瓦が出土する場所もあり、瓦ぶきの建物が付近に立っていた可能性も考えられるという。

 市教委は「遺構の状況を実際に見られるのは発掘現場が唯一の機会なので、多くの皆さんに見学してほしい」としている。(以上神戸新聞より)

 調査員さんの説明では、上村池遺跡(うえむらいけいあと)は、奈良時代の望理里(まがりのさと)があった場所ではないかと想像しておられました。(no3500)

 *写真:上村池遺跡(奈良時代後期・8世紀)の大きな掘立柱建物跡

 

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