加古川警察署
「加古川町寺家町探検(3)復習:分岸寺界隈」の図絵で、「人馬引き継役所」を見つけてください。
ここを改良して、明治6年に加古川分署(明石警察署の分署)が配置されました。
これが加古川警察のはじまりでした。その後、明治26年12月、加古郡役所の地に独立した加古川警察署を設置しました。
そして、明治37年加古川警察署庁舎として新築されました。
写真は、大正12年の加古川警察署の写真です。
場所は、寺家町字五反田46番地在(東播総合出張所の場所)です。
警察は、感染症の取り締まりも
昔は、警察の仕事は防犯や交通の取りだけではなく、保健・衛生関係の仕事も兼ねていました。
加古川警察署においても明治11年のコレラ、24年・25年のコレラ・赤痢。
そして、大正5年の後数年間は、これら腸チフスの撲滅にも力を入れました。
戦後は、保健所が設置されこれらの仕事は保健所が行うようになりました。
*写真:明治26年寺家町に設置された加古川警察庁舎。大正12年ごろの写真。
『写真集・加古川(玉岡松一郎編)』(国書刊行会)より
篠原町・溝の口の探検に出かけましょう
「シリーズ2・加古川町寺家町探検」いったん休憩し、次回から、シリーズ3「加古川町篠原町・溝口の探検」にでかけます。(no5045)