「相野飛行場」についての報告をしばらく終え、次の話題のために『稲美町史』や『インターネット』で調べていました。
そこで出会ったのが、稲美町に出現した「ミステリーサークル」のニュースです。
当時、私もこのニュースを新聞で知り、いそいそと見学に行ったことを思い出しました。懐かしい思い出です。
コーヒーブレイクで「稲美町に宇宙人現わる」として、このニュースを紹介します。
もうすっかり忘れていたニュースであり、資料もないために、インターネットの記事を利用させていただきました。
稲美町に宇宙人現わる!!
稲美町にミステリーサークルの出現があったのは、平成三年(1991)5月のことでした。
5月9日、麦の取り入れを間近に控えた、幸竹地区の麦畑において、三つの渦巻き状のサークルが発見されました。
サークルは、それぞれ直径3m、2m、3mのきれいな円で、1mずつの間隔で一直線に並んでいました。
このことが14日の神戸新聞で報道されたため、14日には大変な人出となり、道には物売りまで出る有様でした。(以下、当時の神戸新聞記事を参考)
16日には、早大の大槻教授が調査に参加し、次ぎのような談話を発表しました。
① 円の中心部に数本の倒れずにいる麦の穂がある。
② 中心近くは麦が放射状に倒れ、円周に近くなるほど時計回りに角度のついた倒れ方になる。
③ 中心から円周に向かうほど穂は上に重なる。
本物のミステリーサークルと推定がなされる。・・・
それに、同月29日には、初回の東隣に、国内最大級と目される長径20m短径15mの楕円形サークルひとつと、その周りを取り巻くようにして直径1mの小円が3つ発見されました。
前回見つかったのとは、渦の向きが逆方向(反時計回り)でしたが、これまでのミステリーサークルの特徴を同様に備えているとされました。
また、大槻教授によって、科学的に見て起こり得ると予言されていたともいいます。
これが見つかった時は、ブームに乗ったいたずらかと思われたのですが、加古川警察署員の検証では、麦の整然とした倒れ方を見てもいたずらの形跡はなかったとのことでした。
さらに、同月31日の朝、そこから500メートル南の道路を隔てた麦畑で、直径10mのサークル(反時計回り)が見つかり、通算大小8個がこの地区で見つかることになりました。
*写真、内容とも「HP・播磨のミステリーサークル(編集:奥人)」より