今回から、しばらくは、加印地区(加古川市・高砂市・稲美町・播磨町)の古墳時代の散策に出かけましょう。
今日は、大まかな話です。
古墳時代(1) 加古川地域の3つの古墳群
まず、加古川市にある古墳群を探検することにしましょう。
加古川市には、地図のように3つ大きな古墳群があります。
日岡山古墳群(4世紀古墳)・西条古墳群(5・6世紀)・平荘古墳群(6・7世紀)です。
もちろん、この他にも多くの古墳があります。
日岡山古墳は、これらの古墳の中でも最も古く、4・5世紀にさかのぼることができます。
日岡山古墳は、兵庫県でも有数の古墳群が残っている地域です。
昔は、もっと多くの古墳があったのですが、戦争中に多くの古墳が壊されました。
たとえば、加古川刑務所は戦時中弾薬庫(神野倉庫)であり、それらの施設を建設するために、多くの古墳はこわされました。
鏡が出土した東車塚古墳は、その古墳からでした。(no4752)
*地図:加古川市地域の3つの古墳群