ひろかずのブログ

加古川市・高砂市・播磨町・稲美町地域の歴史探訪。
かつて、「加印地域」と呼ばれ、一つの文化圏・経済圏であった。

円照寺の花たち(204) 円照寺のアジサイ  

2019-06-16 19:19:56 | 円照寺の花たち

 しばらく『加古川さんぽ』の注文・発送の事務で忙しく、「ひろかずのブログ」をおやすみにしていましたが、少し落ち着きました。

  明日から、ブログを続けますが、きょうの神戸新聞に円照寺のアジサイが紹介されていましたので、「円照寺の花たち」の続きとして掲載させていただきます。(以下、今日の神戸新聞朝刊より)

     アジサイ色とりどり〝花の寺〟で見ごろ 加古川

  花の寺として知られる円照寺(兵庫県加古川市志方町広尾)で、アジサイ約300株が見頃を迎えた。約1千平方メートルの境内を青やピンク、純白に彩っており、7月上旬まで楽しめるという。

 上月義宗住職(72)が20年ほど前から育て、少しずつ株を増やしてきた。

 今年は例年より5日ほど早く咲き始めた。真っ白な「アナベル」や、八重咲きで手まりのような「万華鏡」、星の形をした「きらきら星」、華やかなガクアジサイの「ダンスパーティー」など約70品種が境内を埋め尽くす。

 境内にはノウゼンカズラやキキョウも植わり、7月にはアジサイとの共演を楽しめそう。上月住職は「新しい品種もあり、時間を掛けてゆっくり見てほしい」と話す。

 参拝者たちはカメラを手にしながら、色とりどりのアジサイに見入った。同県姫路市の主婦(46)は「こんなに種類が多いとは思わなかった。どれもきれい。梅雨の時期にぴったりですね」と目を細めていた。

 無料。午前6時~午後6時。円照寺TEL079・452・2067

(本田純一)(no4668)

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円照寺の花たち(202) 加古川・円照寺クリスマスローズ見頃

2019-03-12 11:38:27 | 円照寺の花たち

 きよう(3/12)の神戸新聞の朝刊に円照寺のクリスマスローズが紹介されています。

 しばらく円照寺に出かけていません。孫と出かけたいです。

 以下は、今日の神戸新聞の転載です。お出かけください。

 

   うつむく花かれんに

       加古川・円照寺クリスマスローズ見頃

 暖かな日差しが注いだ11日、「花の寺」として知られる兵庫県加古川市志方町広尾の円照寺には、見頃を迎えたクリスマスローズを見ようと多くの人が訪れた。

 クリスマスローズはキンポウゲ科の多年草で、中欧や地中海地方が原産地。一部の品種が12月下旬から開花することからこの名が付いたとされ、霜や雪から身を守るためにこうべを垂らして咲くのが特徴。

 同寺では、35年ほど前から上月義宗住職(72)と妻の博子さん(71)が育てており、今では100種類以上の約千株が、白やピンク、黄色と鮮やかに境内を彩っている。

 神戸地方気象台によると、この日の姫路市の最高気温は16・4度と5月上旬並み。加古川市内も穏やかな天候となり、円照寺を訪れた神戸市西区の主婦(81)は「これだけ見事に咲く所はなかなかない。種類も多くて毎年驚かされます」と笑顔だった。

 見頃は4月中旬まで。円照寺TEL079・452・2067(小森有喜)

(no4567)

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円照寺の花たち(201) 白 ピンク 染まる秋色

2017-09-14 21:06:12 | 円照寺の花たち

 きょう(9/14)の神戸新聞の朝刊に東志方町広尾・円照寺の彼岸花が紹介されています。

 久しぶりです。「円照寺の花たち」の続きとして掲載させていただきました。

     白 ピンク 染まる秋色

 秋の訪れを告げるヒガンバナが兵庫県加古川市志方町広尾の円照寺境内を彩っている。黄色や白など5種類約3千株が順々に色づき、9月末まで楽しめるという。

 ヒガンバナ科の多年草。同寺では上月義宗住職が約20年前に栽培を始めた。今年は雨が少なく、例年より開花が遅めだという。

 境内には白の「シロバナマンジュシャゲ」や黄色の「ショウキラン」が涼しげに咲いている。ピンク色の花も参拝者の目を引いており、友人と訪れた女性(45)=高砂市曽根町=は「希少で珍しく、かわいらしい。色とりどりの花が咲き誇っていて、とても豪華」と喜んでいた。

 今は三分咲きといい、9月下旬までに深紅のヒガンバナが追い掛ける形で満開を迎える。

 ハギの花や、白から赤へと変化するスイフヨウの見頃も近いという。円照寺TEL079・452・2067

 (津田和納)(no3719)

 *写真・記事ともに神戸新聞からの転載です。

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円照寺の花たち(195) レッドサンセット

2016-11-20 08:59:01 | 円照寺の花たち

    レッドサンセット

 円照寺の花たちも冬の準備を終え、ツワブキの黄色い花がわずかに咲いているだけになりましたが、円照寺の本堂の西隅にお回りください。

 見事なカエデが輝いています。

 このカエデは、「アメリカ花の木」や「レッドサンセット」と呼ばれている品種です。

 HPは、このカエデを次のように説明しています。

 ・・・・

 赤カエデ(アカカエデ)とか紅カエデ(ベニカエデ)とも呼ばれ、北米で多く生えているカエデです。

 名前の通り、はじめ夕焼けのような温かいオレンジ色になり、次第に燃えるような美しい赤に紅葉します。

 早春の紅色の花も目を引きます。
 樹勢が強く、よく生長します。

       「(シリーズ)円照寺の花たち」終了

 さすがの円照寺もすっかり花たちが消え、さみしくなりましたが、このカエデの見事な色合いにはきっと感動されると思いますよ。

 このレッドサンセットが今年の最後の「円照寺の花たち」の紹介になりました。

 ご覧いただきありがとうございました。(no3399)

  〈お知らせ〉

 http://hirokazu.webcrow.jp/kurakumatsuemon_blog.pdf

  上記のURLをクリックすると「工楽松右衛門と高田屋嘉兵衛」が通しでお読みいただけます。

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円照寺の花たち(194) シュウメイギク

2016-11-09 08:01:42 | 円照寺の花たち

 9月おわりの頃から「円照寺の花」が少なくなり、ブログでは「瀧瓢水」を取り上げ、今「石の宝殿」を掲載しています。

 きょうは久しぶりで、「円照寺の花たち」として「シュウメイギク」の紹介です。

    シュウメイギク

 本州、四国、九州の山野や里山に自生する毎年花を咲かせるはなで、日本原産ではなく、古い時代に中国からやってきて、野生化したもの言われています。

 漢字で書くと「秋明菊」、9月~10月の秋まっさかりな時期に開花する名前通りの花です。

 アネモネの仲間で英語ではジャパニーズ・アネモネ(Japanese anemone)と呼ばれます。

 もともと、中国からやってきた花なのに「ジャパニーズ・アネモネ(Japanese anemone)」とは変ですね。

 ヨーロッパには、日本経由で伝えられたからでしょうね・・・・

   円照寺の花たちは、2月の「蝋梅」まで、ねむりにつきます

 シュウメイギク(秋明菊)は、上記の説明のように9月~10月が最盛期の花です。

 いま、円照寺では、少し盛りを過ぎましたが、今年の最期の花として、境内で頑張っています。

 やがて、シュウメイギクも消えたとき、本格的な冬がやってきます。そして、円照寺の花たちは、しばしの眠りにつきます。

 そして、2月ごろ「蝋梅」が春を告げ、新しい円照寺の花たちは活動を始めます。

 その時はまた、そんな花たちを案内しましょう。(no3388)

 *写真:シュウメイギク

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円照寺の花たち(193) 萩の風景(4)・アカハギ

2016-09-29 09:24:37 | 円照寺の花たち

  萩の風景(4)・アカハギ

 9月は、雨の日が多かったですね。

 今(9時)雨は上がっていますが、昨夜も雨でした。

 秋らしくない雨も多くなりました。

 やはり、秋の雨は、もっと静かに降ってほしいものです。

 しとしと降る雨の中を、トボトボ歩く***の姿も秋に似合います。

 ***ですか? 私=老人です。

 なんとも寂しい風景です。

 でも、雨に濡れた萩もいいものです。

 雨が上がると静かな夕方の境内には虫の声があります。

    万葉集の萩

 万葉集の話です。

 万葉集に登場する一番多い花は萩です。

 都の歌人は、萩が好きだったのでしょうか。

 そうとは想像できません。

 都から遠い雛の風景を代表する花として、萩を詠んだのでしょう。

 派手やかな都に咲く花では秋の旅情が感じられなかったのでしょうね。

 またに、地方へ出かけた時も、都の賑わいとは対照的な、寂しげな萩に旅の旅情を感じただけだと想像するのです。

 写真は、アカハギですが、万葉集の萩はもっと寂しげな萩の原種だったことでしょう。

 私説です。国文学者に怒られそう・・・(no3349)

 *写真:アカハギ

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円照寺の花たち(192) スイフヨウが見ごろ

2016-09-28 07:41:18 | 円照寺の花たち

    スイフヨウが見ごろになりました

 またまたスイフヨウの紹介です。円照寺では、今、スイフヨウが一番きれいな時期を迎えています。

 お出かけください。

 スイフヨウは、フヨウの突然変種だといわれています。不思議といえば不思議な花です。

 フヨウの花と比べるとやや小さめで、朝咲いたときは白、午後には少し桃色をかえます。

 そして、夕方には赤みを増し、夜には萎んでしまう一日花です。

 そのため酒気を帯びた人にたとえて「酔芙蓉(スイフヨウ)」と名づけられています。

 写真上は、27日(火)の3:30ごろに撮影したスイフヨウです。

 お酒を飲んで、ほんのりと頬をそめた女性を想像させる花です。

      二日酔い!

 住職から面白いお話を聞きました。

 「円照寺の花たち(175)」の写真をご覧っください。

 赤・白のスイフヨウが同時に咲いています。

 時折、このように前日の赤くなった酔芙蓉が朝まで残ることがあるそうで、この残った赤いスイフヨウを「二日酔い」と呼んでいるそうです。

 また、スイフヨウがなぜ時間とともに色を変えるのかについては、まだ科学的に解明されていないそうです。

 それにしても、スイフヨウは、不思議な花ですね。(no3348)

 *写真:スイフヨウ(27日、 3:30ごろ撮影したスイフヨウ)

 

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円照寺の花たち(191)  萩の風景(3)・秋を演出

2016-09-26 09:15:37 | 円照寺の花たち

          白い萩の花

  「円照寺の花たち(170)」で、スタージャスミンを紹介しました。

 6月ごろ、円照寺の境内は、スタージャスミンのいい香りを楽しむことができます。

 スタージャスミンの咲いているさまは、まさに満点の星空のようです。

      秋を演出

 真っ白な萩の花も、その一つ一つの白い花はスタージャスミンのようで、スタージャスミンが夏の夜空に輝く星とすると、萩は秋の夜空のそれです。

 でも、花から受ける印象は全く別物です。

 スタージャスミンは6月の熱い空気の中で咲いています。そして、何よりも強烈な香りを放っています。

 白い萩は、さわやかなく空気の中で、ひっそりと秋を演出しています。

 日が暮れて誰もいなくなった円照寺の境内は、どんな感じでしょうね。

 きっと、白い萩のそばで虫が鳴いていることでしょう。

 小さな声で虫たちと白い萩たちはきっとお話をしているんです。

 「入道雲は、いってしまいましたね。去年、来られたおじいさん・おばあさんは今年も来てくれるでしょうか・・・」「ことしも、お会いできるのが楽しみです・・・」

 白い萩は、こんなことを想像させる花です。(no3346)

 *写真:白い萩(撮影・堀江)

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円照寺の花たち(190)  円照寺:彼岸花がよく似合う

2016-09-25 07:00:34 | 円照寺の花たち

 昨日(24日)、真っ赤な彼岸花をさがしに旧円照寺跡へ出かけました。

 前号で紹介した彼岸花の風景は、やはりだめでした。

 残った彼岸花と円照寺跡の写真を撮ったのですが、旧庫裏は、まさに埴生の宿のようで紹介するのをやめておきます。

    円照寺:彼岸花がよく似合う

 その代わりです。

 上の写真をご覧ください。

 これは円照寺の彼岸花ではないのですが、背景は、まぎれもなく現在の円照寺の本堂の屋根、鐘楼、そして庫裏です。

 円照寺の西の道から撮りました。

 円照寺には、彼岸花がよく似合います。 

 まさに秋のど真ん中の円照寺の風景です。

 お彼岸は、過ぎました。

 彼岸が過ぎると秋は本番です。

 たまには、秋の田園の中を歩いてみませんか。気持ちがいいですよ。

 そして、夕方、山の端に沈む夕日をご覧になってください。

 お彼岸の頃、太陽は真西に沈みます。この夕日が沈むところが彼岸(西方浄土)なんですね。

 そこに、円照寺のご本尊の阿弥陀如来さまがおられます。

 信仰心のない私も、この時期だけは、ちょっとだけ阿弥陀さんのことを考えます。

 歳ですかね。

 *写真:彼岸花と円照寺(no3345)

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円照寺の花たち(189) 彼岸花幻影

2016-09-23 22:10:08 | 円照寺の花たち

 またまた、ブログが突然急停車してしまいました。

 毎日、コンピューターを酷使して、それに長ー間使ったので、CPが悲鳴をあげたようです。

 電話をいただきました。「病気か・・・・」と、心配していただきありがとうござました。

 今日、新しいCPが入りましたので、またまた迷惑な話題を押しつけますので、よろしくお願いします。

     彼岸花幻影

 円照寺の北へ50メートルのところに元の円照寺がありました。

 そこに、彼岸の頃に真っ赤な彼岸花が咲いていました。

 「真っ赤な彼岸花」と言ってしまえば、それまでなんですが、おそらくこの近辺では一番彼岸花の咲く場所でした。

 写真のように、びっしさいて、まるで真っ赤な絨毯のようでした。

 江戸時代以来、続いてきた風景でした。

 たいへんな事件発生しました。数年前手違いで、全部刈られてしまいました。

 もちろん、彼岸花は球根で育ちますから、翌年はよりきれいな花が咲くと思われたのでしょうが、きれいに刈り込まれてしまいました。(もちろん善意です)

 でも、その翌年以来、いろいろな雑草の種が飛んできて、彼岸花を侵略したようです。まばらな寂しい景色になってしまいました。

 今年も、残念ですが、もとの彼岸花は風景の回復とはななっていません。

 写真を見て想像してください。

 幻の風景です。(no3344)

 *写真:幻の彼岸花(撮影:堀江)

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円照寺の花たち(188) 萩の風景(2)・萩と観音さん

2016-09-21 07:43:52 | 円照寺の花たち

   萩の風景(2)・萩と観音さん

 いま、円照寺の萩を紹介していますが、前号(187)では、現在のハギの花ではなく、9月25,6日ごろのハギの花です。

 現在の開花状況は、写真のようです。見ごろはもうすぐです。

 秋の萩に包まれた円照寺の観音さんはいいですね。

 いいお顔をされています。

 ちょっと、復習をしましょう。

 観音さんの顔の上に小さな仏さまをご覧ください。

 その小さな仏さま(仮仏・けぶつ)は、阿弥陀さんです。

 観音さん(菩薩)は、阿弥陀さん(如来)にお仕えする仏さまで、阿弥陀さんと共に浄土の仏さまです。

 観音さんのお持ちの物を持物(じもつ)と言いますが、円照寺観音様は蓮の花をお持ちです。

 浄土には蓮の花が咲き乱れているといわれています。

 花に囲まれた、円照寺の観音さんは、ちょっと贅沢ですね・・・

 明日は、「お彼岸の中日」です。

 私もそうなんですが、日頃、仏さま・ご先祖さんのことをあまり考えません。

 花を見ながら、そして、観音仏さまを見ながら、ご先祖様の事を考えることにします。

 ナムアミダブツ・・・・ナムアミダブツ・・・・

  〈蛇足〉

 観音さんは33の姿で私たち人間をはじめ、様々な生き物を救うために手を差し伸べられます。

 そのため、しばしば十一面観音、千手観音のお姿で私たちの前に出現されます。

 しかし、その一番元の観音様のお姿は、聖観音(しょうかんのん)です。

 円照寺の観音様も、聖観音様です。(no3343)

 *写真:萩と(聖観音) 撮影・堀江

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円照寺の花たち(187) ハギの風景(1)・ハギが咲き始めました

2016-09-20 10:04:57 | 円照寺の花たち

    ハギが咲き始めました

 写真は、秋の空をバックにした凛としたハギの花です。

 アマチュアの写真家の堀江さんが昨年926日に撮影された撮影された円照寺のハギです。

 いま、円照寺ではハギが咲き始めたところで、一週間もすると、写真のようにハギの花が見ごろとなります。

 その時は、ハギの花をみながら秋を満喫しましょう。

 少し早いですが、予告です。

 円照寺の萩のある風景を紹介しましょう。

    ハギの風景(1)

 ハギは「萩」と書きますが、これは中国の漢字にはない漢字で、和字です。

 秋に咲く草というわけで「萩」の字がつくられたようで、秋の七草にかぞえられています。

 わが国の山野には昔からハギが多かったようです。

 多くの和歌に歌われ、そして絵に描かれてきました。万葉集では、一番多く登場する植物です。

 見慣れてしまって派手な花でないために「なんだハギなんて」という人もおられるでしょうが、中秋にハギの花がどんなに風情を添えているか、年をとると、どうしてこのよき花をもっと早く楽しまなかったかと悔やまれてきます。

 日本庭園といえば必ずハギかどこかに植えられています。

 また、ハギの折戸(おりと)もつくられて、他の国のどんな庭にも見られない風情をかもし出しています。(no3342

 *写真:ミヤギノハギ

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円照寺の花たち(186) スイフヨウ

2016-09-19 09:10:21 | 円照寺の花たち

       スイフヨウ

 9月6日のブログでも「スイフヨウ」を紹介しました。

 フヨウの花とおなじく、秋にかけて長い間咲きつつける「1日花」です。

 写真のまっ白な花は、午前中に咲いたスイフヨウの花です。

   この白いスイフヨウは夕方には淡いピンク色に変わります。

 そのため酒気を帯びた人にたとえて「酔芙蓉(スイフヨウ)」と呼ばれます。

 いま、円照寺ではスイフヨウが咲いています。午前中に来られると、白い花。

 夕方に来られと赤味を帯びたスイフヨウをご覧いただけます。どちらも優稚で、さわやかな感じの花です。

    やっぱり寂しげな花

 スイフヨウについて、インターネットに次のような文がありました。紹介しておきましょう。(下記の文章は少し変えています)

 この花は芙蓉(フヨウ)の園芸種です。

 朝白く咲いた花が次第に桃色に変わり、夕刻には赤く色づいて凋みます。「その様子が微薫を帯びた佳人に似ているというので、酔芙蓉と名付けられた」といいます。

 一度凋んだ花は翌朝に再び開くことはなく、俗に謂う一日花です。

 園芸種の花はあまり好きではないが、この花だけは例外です。

 この時季に咲く花のなかでは、いちばん好きです。

 どこが好きと問われても困ります。

 好きな女性について理由を訊かれているようなもの。

 化粧っ気の無い素顔、襟足、さっぱりした性格などと数え挙げても、所詮は好きなところの一部に過ぎません。

 酔芙蓉の場合も一日花の儚さ、白、ピンク、赤と変化する花の色、縮緬のような花弁の質感など好きな点いろいろあるが、いずれも強いて挙げれば…です。

 一口では旨く言えないが、やっぱり寂しげな雰囲気でしょう。(no3341

 *写真:スイフヨウ(撮影:堀江)

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円照寺の花たち(185)   「花の寺」に秋の足音(朝日新聞より)

2016-09-18 09:56:56 | 円照寺の花たち

       朝日新聞にも円照寺のリコリスが紹介!

 前号「円照寺の花たち(184)」で、神戸新聞に掲載されたヒガンバナの記事を紹介しましたが、今日は引き続き17日(土)の「朝日新聞」に「花の寺に秋の足音」として、同じく彼岸花の話題が掲載されました。紹介しておきます。

 ヒガンバナ(リコリス)が満開を迎えています。お出かけください。

   「花の寺」に秋の足音 

 秋の訪れを告げるヒガンバナが、加古川市志方町広尾の円照寺で見頃を迎えている。

 境内には黄色をはじめ赤、白など色とりどりのヒガンバナが1千株以上植えられている。

 別名「花の寺」。

 季節ごとに花をたやさないようにと、上月義宗住職(69)が丹精込めて育てている。

 ガーデニングを楽しんでいる大西由美さん(55)=加古川市=は「黄色は優美で、ピンク色の花も目にしました。想像以上に素敵なお庭です」。

 ヒガンバナは20日ごろまで楽しめます。

 境内には、スイブヨウ、ハギも咲き始めた。

 問い合わせは同寺(079452-2067)へ(no3340

 *写真:キイロいヒガンバナ(朝日新聞より)

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円照寺の花たち(184) ヒガンバナ爽やかな色合い

2016-09-17 07:41:52 | 円照寺の花たち

 〈お詫び〉

 15日(木)・16日(金)は予告なく、ブログを休みました。

 理由は、PCが突然動かなくなったためです。近くのPCに詳しい人に相談すると、「部品の交換等で2週間ぐらいかかりそうです」ということであったのですが、運よく部品が手に入り、昨日の夕方に修理が完了しました。PCも私と同じでだいぶくたびれています。

 ところで、14日は、神戸新聞に円照寺のキイロい彼岸花が掲載されました。今日はその記事の紹介です。

   ヒガンバナ爽やかな色合い(神戸新聞より) 

 兵庫県加古川市志方町広尾の円照寺で色とりどりのヒガンバナが見頃を迎えている。黄色や白など約2千株が順々に花をつけ、今月末まで楽しめるという。

 ヒガンバナ科の多年草。同寺では上月義宗住職が約15年前に栽培し始め、数を増やしてきた。黄色の「ショウキラン」、白の「シロバナマンジュシャゲ」など計4品種が境内を鮮やかに彩っており、秋の彼岸に合わせて深紅のヒガンバナが咲くという。

 今年は雨が少なく、例年より5日ほど開花が遅め。上月住職は「爽やかな色合いの花々を見て、秋の訪れを感じてほしい」と話している。

 同寺では、ヒガンバナのほかにも、一日のうちに花の色が白から赤に変化するスイフヨウや、ハギの花も近く見頃を迎えるという。

 円照寺TEL079・452・2067

 (津田和納)  (no3339)

 *写真:黄色いヒガンバナ(神戸新聞より)

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