きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

ひげ太夫第43回公演『マドロス豹十郎』

2019年09月26日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)




過去にいろいろあったさすらいの若者が
王国の存亡に関わる陰謀や企て
私利私欲にまみれる悪人と衝突。
みんなの笑顔を守るため、
彼は冒険の旅に出る。
そこで出会うのは女神様。

といった本筋は毎回同じなんだけど
細かいところは違うし、
大風呂敷の広げ方も違うので
見飽きることはなく、
いつもドキドキしながら見ています。
最後は大団円とわかっていても
しんみりしたり、ホロっときたり。
つねに新鮮な感動です。

ここの芝居はいつも無駄な場面がないけど、
さらに今回は再演だからか
いつも以上に展開がシャープでスピーディ。
あっという間の2時間弱でした。

本当に悪い人がいなくて、
最後はみんな幸せになって大団円。
お約束かもしれないけれど、
それがいいの。
主役の恋の勝率は低めだけどね。
今回は新しい恋の予感でエンド。

お約束といえば、女神様もね!
「ここは、オレがーっ!」からワクワク!
ダブルボディのバレバレさも楽しいんだ-!

話のコテコテさが昭和的なのも好き。
機械類は最近のトレンドを取り入れていて
拡大縮小機能に大笑い。

皆さん台詞が明瞭で
聴きやすい声なのも楽しい要因。
一人数役の演じ分けもクリアで
見ていてこんがらがることもない。
その辺が説明台詞ではなく
芝居で表しているのがいいのよね。

そして!
劇中歌の歌詞がいちいち面白い。
ヤバイ、ヤバイ、大笑い。

組体操バリエーションも増えるばかり。
4段は大迫力でした。
見なきゃ損!


事前の公演説明で今回の飯ネタはカレーとわかり
会場に行く前にカレーを食べました。

「curry草枕」のチキントマトカレー。
ご飯少なめ、豆トッピング、辛さ5倍。
食べて臨んで正解!
舞台からカレースパイスの香りを感じたけど
乗り切れました。

しかし、やっぱり飯テロ芝居、
カレーだけじゃ終わりません。
お茶!甘いチャイ!飲みたい!が
頭の中をグルグル。
終演後に劇場ほぼ隣の「ディー・カッツェ 」へ。
猫がいるお店です。
猫型の焼き菓子もあります。

いつもは紅茶にはガムシロップは入れないんですが
今回のスパイスティーにはたっぷり入れて飲みました。
ほんとねー、ひげ太夫は楽しいんだけどね-、
芝居に出てきた食べ物が猛烈に食べたくなって
終演後に金がかかるのよねー。
楽しいんだけど!


ロビーには今までの公演チラシが掲示されていました。



私は2012年の「雷神ウツボ」からです。
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