きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「アコースティック・ワンマン・ライヴ」@新潟・砂丘館

2011年12月11日 | 小山卓治
01.夕陽に泣きたい
02.HEAT OF THE NIGHT
03.PARADISE ALLEY
04.1 WEST 72 STREET NY NY 10023
05.いつか河を越えて
06.オリオンのティアラ
07.Gallery
08.クリスタルレインドロップ
09.種の歌(生声)
10.ひまわり
11.天国のドアノブ
12.傷だらけの天使
13.Aspirin

アンコール
e1.最終電車(ファンとのセッション)
e2.Passing BEll

モアアンコール
e3.微熱夜


で、合ってるかな。

ギターの音響は普通ですが、
声の響きが良いところで、
歌詞が一語一語はっきり明瞭に聞こえました。

客席からは手拍子も多く
熱い合唱もありました。
パッシングベルは転調が二回あるから面倒だそうです。


【追記】
北の国の蔵の中は
予想より暖かかったです。
お客さんは30名ぐらい。
蔵の出入り口とステージを繋ぐ通路にも
椅子が追加されていきました。
遠征組もいるけれど、
地元の方も多いみたい。

小山さんの衣装は、焦げ茶のシャツ。
地の色よりやや明るい茶色のストライプ入り。
黒い革のジャケット。

歌い始めは「夕陽に泣きたい」。
歌声の響きのが良い。
歌詞がとても明瞭に聞こえる。

2曲目の「HEAT OF THE NIGHT」で
さっそく手拍子が入る。
遠征組の先導ではなく
自然に沸き起こりました。

3曲目の「PARADISE ALLEY」が終わり
ご挨拶。
「お久しぶり、なんてもんじゃない。
 下手すれば四半世紀振り。
 新潟には年末のイベントで・・・」
「87年!」
すかさず客席からフォローが入り
「(ご無沙汰で)申し訳ない」と謝る小山さん。
「今回のライブを企画したのは
 G.F.G.Sの小柳(おやなぎ)さん。
 小柳さんがトーーーンと背中を押してくれたから
 トーーーンと上越新幹線に乗っちゃった。
 今日は一からやり直し。
 はじめまして、小山卓治です!
 乙女座のB型(←自分で言って自分で受ける)」
428ネタで
「知らないでしょ、そうでしょ。
 この話をすると全国的にポカーンとされる」とも。
そして「デビューアルバムから、『1 WEST・・・』」
と言うと拍手が起こりました。
歌い終わってら、さらに熱い拍手。
「初めましてじゃない人も多いのかな。
 自信持ってきたぞ!」

そして、各地でのライブの話。
桑名のマダムに気に入られた話とか。
秋田の女性は「風呂上がりに腰に手を当てて
牛乳を飲むように、酒を飲む」話とか。
初の沖縄は「大丈夫かな、大丈夫じゃないよなー」
と思っていたけど、大丈夫だった。
30分遅れて開始が普通の土地柄みたいだけど
みんなちゃんと聞いてくれた。
那覇は百人は入るホール。
「おかしくね?」
でも、お客さんはそこそこ入ったとか。
福井は「ワン蟹付きライブ」。
蟹が入った銀色の保冷袋がステージ前に並べられ
それを跨いで上がった。
打ち上げでは、酒はビール一杯を飲んだだけ。
ひたすら蟹を食べた。
ついには「もういいです」と断った。
「今日はなにが出るのかな♪」
主催者に軽くプレッシャーをかける。

大笑いのMCから
「いつか河を越えて」。
ブルースハープ付きでしっとり歌い上げる。
続いては「オリオンのティアラ」。
いつもより暖かさが増していた。

ジャケットを脱ぎ、
シャツの袖をまくる。

「次の曲は『Gallery』。」
歌の背景の説明。
山道のカーブを攻めるローリング族、
免許を取るに至らない年齢の少年少女が集まる。
そんな話のあとに曲を聴くと
出口のない苦しさがいっそう強く感じられる。

切ない気持ちのまま
「クリスタルレインドロップ」へ。
暗闇の中の一筋の光が
さきほどの曲で感じた苦しさを救う。

生声ライブの話の後、
「種の歌」を生声で、と言うと、
「うひーーー」と喜び&驚愕の声が客席から起こる。
「さあ、笑って・・・」は
客席でも歌う人が。
それを聞き、歌い終わった小山さんは
「素晴らしい!」と唸る。

「種プロジェクト」の話。
全世界に配信、と言うと
客席、熱い拍手。
「世界の小山」と自ら言う小山さん。
ボーナストラック6曲付きで1500円。
「ああ、お徳!」
セールストークも抜かりなく。

続けて「ひまわり」を歌う。
これも暖かい。
家族のぬくもり。

と、来て。
次の曲の説明。
「だんだん大切な人を失うことが多くなってきた。
 生きている自分になにができるのか。
 今という時間がすごく大切」
そして「天国のドアノブ」。
大迫力。
MK氏曰く、
「歌の風圧に飛ばされそうだった」。
渾身の一曲だった。
私は、
幸福の基準は
 いかに多くの人間を
 幸福にできるかだ

という言葉を思い出した。
心安らかにその時を迎えるには
自分はなにができるんだろうか。

そんなことを考えているとき
小山さんは物販の宣伝。
Tシャツの案内もし、
「女性限定でハグ!」と宣言しつつ
「お呼びじゃない?」とセルフつっこみ。
客席を沸かせたところで
「傷だらけの天使」、「Aspirin」。
熱い手拍子がガンガン入る。
サビも合唱になる。
「Aspirin」の途中でギター替えがあったけど
お客さんの手拍子で乗り切った。
ステージと客席の一体感!気持ち良い!
小山さんも嬉しそうな顔。
歌い終わると立ち上がって
「サンキュー!!」

本編終了で、小山さんは蔵の外へ。
(母屋とは廊下続きです)

熱いアンコールに応えて
小山さん、戻る。
「お知らせします。
 外はすごく寒いです。
 早く戻りたかった。」

そして本日のメインイベント!
主催者小柳さんの息子さん、
ようへい君(17歳)が
ONEに入会した話から、、、
彼と小山さんのセッションで
「最終電車」。
ようへい君がセンターに座り
ギターと歌。
小山さんは上手側に立って演奏。
マイクのチャンネルが少なく
ようへい君のギターの音が一番大きかったけど
嬉しそうに歌う姿は
生き生きしていて
見ているこちらもテンションMAX!
「若いっていうのは結局・・・」で
ようへい君を指さす小山さん。
やりたい放題。
大人げない大人を具現化。
ようへい君が歌い終わると
「若手をいじめるのは楽しいな」。
ほんとに楽しそうだなー。

次のアンコールは客席からリクエストを募る。
「『Passing Bell』歌ってー」
「ハードル高いなあ。
 面倒くさいんだよ、
 2回転調するから」
「いつもリクエストしてるけど
 歌ってくれないしー」
などの問答があったけど、
「こんなにみんなの歌声が聞けるとは思っていなかったから」
お礼の意味が込められているのか
リクエストが通る。
待ち望んでいた客席に歌が染みていく。

一度退場したけど、
さらなる熱いアンコールの声で戻る小山さん。
またまたリクエストの声が挙がる。
「イエローワスプ」
「俺が辛い」
17歳の地図
あまりのノリに頷きかける小山さん。
「歌ったことあるの?」
「ない」
客が現実に引き戻す。
「微熱夜」
「マニアックだな」
「談合坂」
「うーん」
「記念日」(客席大爆笑)
「それで終わるのはなー」
「そうだな」(客席納得)
「微熱夜は歌詞カードがあるしな」
「無理するなー」
そんなこんなで「微熱夜」に決定!
楽しいなあ、新潟。
熱気が充満する中、
「微熱夜」が響く。

まだまだ歌ってー!!
の、雰囲気もありましたが
「続きはまた来年!」で
なんとか終了になりました。

すごく楽しかったです!
企画してくださった小柳さん、
運営に携わったすべての皆様に大感謝です。
ありがとうございました!
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3 コメント

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新潟ライブ (きんちゃん)
2011-12-12 23:14:28
>駅長さん
携帯からブログをアップする方法がわかり
新幹線発車までも時間があったので
メモ代わりにセトリを先に掲載しました。
携帯、便利ですね~。

バランスの良い選曲、
盛り上がる客席、
とても楽しいライブでした。
今週末の東京も楽しみです。


>あきゃんさん
久しぶりの土地で、
納得の選曲ですね。
でもまだ聞きたい曲がある人が
多いようなので
来年以降に期待ですね。

どうですか、
ワンマンライブ@松山を企画されてみては?
返信する
新潟ライブ (あきゃん)
2011-12-12 19:32:58
この選曲はうらやましいですね~。
返信する
新潟セトリ! (駅長)
2011-12-11 22:36:34
速報ありがとうございます。
UPが早いですねっ!
一瞬、11日っていつ?ってカレンダーで確認しちゃいました。

新旧織り交ぜて、素晴しい選曲ですねぇ。
新潟に卓治を呼んだファンの方も
喜んだことでしょう。

転調が面倒くさい?
自分で作っておいて、
そういうこと言うんだ
東京でもたまには歌ってほしいんですけどねぇ。

お疲れ様でした。
来週、東京でお会いしましょ
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