きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ザッツ・エンタテイメント 2」

2000年01月22日 | 映画
 衛星放送でやっていたので見た。映画館でもビデオでも何回も見てるけど。
 いいですね。MGMの黄金期。私の観劇の原点は「雨に唄えば」。圧倒的な物量、徹底したスターシステム、端役に至るまで実力があり、踊りの基本はクラッシク。私が宝塚が好きなのは、こんな部分が好きだからかな。劇団四季は人数少ないよね。一舞台は20人くらい?宝塚は4組制の頃は60名ぐらいだもんね。宝塚の踊りってMGMの映画から取っているのことが多いですよね。(パクリとも言うか)踊りそのものも似ている。50年代のアメリカ文化から進歩していないのか、つまり。好きだからいいんだけどさ。
 やはりミュージカルは恥ずかしがらずに、自信を持って、徹底的にやらなきゃダメだね。宝塚ぐらい開き直ってやれば、おもしろいのよ。四季はそのままなんとか今のメンバーでやろうと思うから本場にかなわない。やはり何をしたいかを明確に考えて、組み直した方が、より本質が伝わるのでは?オペラの怪人ってロンドン版を聞いた後だと、歌唱力とかスゴクきついね。逆に女だけの宝塚だと、たとえば歌唱力についてナタリー・ウッドの(正確にはゴーストシンガーだけど)と風花・星奈と比べようとは思わないよね。あくまでもマリアとして誰が好きかということで。私見だけど、四季の劇って自分としてこういう役だ、と思うより本場の人のコピーな気がする。エリザベートだと、一路さんのあとの麻路さんは歌唱力がかなり劣っていても魅力的だったじゃないですか。オペラ座の怪人はサラ・ブライトマンの声を聴いた後だと何を見てもおもしろくない。四季のナマの舞台より、ロンドン版のCDの方がよっぽど話がわかるし感動する。ま、この場合日本語の訳詩にも問題があるのかもしれないけれど。テーマパークもTDLぐらい徹底しなければ意味がない。長崎オランダ村は1度行けば飽きるのと同じ。
 なんか話がそれた。MGM。私は高校が銀座から電車で10分のとこだったので学校帰りに良く映画を見に行きました。銀座って結構名画座のような昔の映画を上映する場所があるのよ。MGMの映画は割と2本立てでやっていたのでお得でした。ぴあを片手に自主上映とかも行っていたなあ。シャンテ改装前の名画一挙公開も行きました。結局、遊ぶ場所は変わっていないのか。
コメント
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