1人が支払い NHK受信料、強制執行申し立てで
2010.6.3 18:10
NHKは3日、受信料の支払いに応じず、裁判所に強制執行を申し立てた5人のうち、福島県在住の1人が支払いに応じたことを明らかにした。今月1日に入金を確認したという。この1人に対する申し立ては取り下げる。残りの4人については債権の差し押さえを行うとしているが、申し立てから執行までには1カ月程度かかる見込み。
NHKの福地茂雄会長は同日の定例会見で、「公共放送NHKを支える財政基盤は受信料であり、公平負担の徹底は極めて重要。どうしてもご理解いただけない場合は、できるかぎりの手だてを尽くしていきたい」とコメント。
NHK番組を見ていない人でも受信料を支払わなくてはいけないことへの“不公平感” については、「NHKを見ていようが見ていまいが、そういったことは関係ない。NHKの放送を受信できる設備を持っている人については当然、法律上の契約義務がある」と説明した。
(産経新聞)
(引用終了)
NHKが、受信料の支払いに応じない者に強制執行という強硬手段に踏み切ったことに関して、産経新聞がアンケート調査を実施したところ、1日までに3237人から回答があり「強制執行は当然」は3割弱にとどまり、「受信料には不公平感があると思う」は7割に達し、「受信料を払っている」は6割弱になったとのことである。
報道放送内容に様々な問題があり、何かと批判の多いNHKだが、顧客である国民を脅迫し、強硬手段によって受信料を徴収しようとする方法が、国民の理解を得られる訳はなく、NHKによると、平成21年度末時点で不払いは約230万件、これとは別に未契約は約1100万件に上るというが、この全てから、今回のような強硬手段によって受信料を徴収することは不可能ではなかろうか。
強制執行の対象となったのはわずか5人とのことであり、これはNHKと受信契約をしているにも関わらず不払いに転じた方であろうが、約230万件の不払い者の中で、強制執行の対象となった5人の方は不運としか言いようないし、これはNHKが強硬手段に踏み切ることで、他の不払い者を畏怖させることが目的であって、要するに、わずか5人だとしても、見せしめにすることで、少しでも多くの受信料を徴収し、NHK職員とOBの優雅な生活を維持する資金としたいのであろう。
報道によれば、強制執行の対象となった5人のうち1人が支払いに応じ、残りの4人については債権の差し押さえを行うとしているそうだが、NHKの福地茂雄会長は3日の定例会見で、「公共放送NHKを支える財政基盤は受信料であり、公平負担の徹底は極めて重要。どうしてもご理解いただけない場合は、できるかぎりの手だてを尽くしていきたい」「NHKを見ていようが見ていまいが、そういったことは関係ない。NHKの放送を受信できる設備を持っている人については当然、法律上の契約義務がある」と説明したそうである。
「受信契約のお願い」とのNHKのパンフレットには「放送をご覧になっておられるでしょうが…」と書かれていることから、テレビを保有している国民は、必ずNHKの放送を見ているものと勝手に判断しているようだが、福地会長は「見ていようが見ていまいが」と説明しているとなれば、NHKの放送を見ていない方もいると思っているからではあるまいか。
NHKと受信契約を結びながら払わないのは確かに問題であり、強制執行の対象となったとしてもやむを得ないことだが、問題はNHKの放送を見ないか、見るためにテレビを設置したのでないとして、契約していない方にNHKが受信料の支払いを迫ることであり、税金でもないにも関わらず、また受信料を払う義務がない者まで強制的に払えとなれば、まさに契約していないのに電波という名の商品を一方的に送り付け、受信料を徴収しようとする「悪徳商法」の何者でもない。
確かに実際はNHKを見ていながら、見ていないと嘘をついている者と、本当に見ていない者を区別出来ないとして、テレビを設置すれば、「NHKを見ていようが見ていまいが、そういったことは関係ない。」との福地会長の説明は一理あるが、それは過去のことで、今ではスクランブルをかけること出来る時代となり、民間の有料放送はスクランブルをかけているのに、NHKには出来ないとは言わせない。
NHKがスクランブル化について「お金を払っていない人が見られなくなる」との理由で拒否しているそうだが、お金を払っていないならば見られなくても文句を言う人がいるとは思えず、有料放送でありながらスクランブル化をせずして受信料を必死に徴収しようとしても無理な相談であり、福地会長が受信料の公平負担と言うのであればスクランブル化以外に方法はない。
イギリスのBBCは国営放送局だそうで、そのために選挙のように数年に1度国民投票が実施され、国営放送局として相応しいかどうか国民の意見が反映されている。だが、NHKは国営ではなく、公共放送局であるものの、税金が投入されているのであるからして、BBCのように存在価値を問う国民投票を実施すれば良いであろうが、おろらく、今のNHKの体質では、80%以上の方が、NHKは不要との意見を出すであろう。
(2010/06/06)