私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

大韓機爆破事件は韓国情報機関の謀略なのか

2004年07月09日 22時33分46秒 | 韓国関連
  昭和62年(1987年)11月29日、大韓航空機858便がアンダマン海上で行方不明となる事件があった。その後、爆発して墜落したことがわかったが、この858便に搭乗していて途中のアラブ首長国連邦のアブダビで降り、その後バーレーン向かった父娘を装った蜂谷真一、真由美なる男女2人が日本の偽造旅券を所持していたとして捜査当局の取り調べを受けていたが、隙をみて両名とも服毒自殺を図り、蜂谷真一なる男性は死亡したが、蜂谷真由美なる女性は命を取りとめたことから、この真由美なる女性は北朝鮮の工作員の金賢姫であることが判明し、ソウルオリンピックを阻止するために大韓航空機に時限爆弾を仕掛けて爆破したことを自供するに至ったのは皆様も良くご存じであろう。

 また、この金賢姫に日本人教育をしたという「恩恵」なる女性は、日本の捜査当局の懸命な捜査によって田口八重子さんであることが判明し、日本から拉致されたことが分かっている。この金賢姫の自供によって、大韓航空機爆破事件が金正日のソウルオリンピックを阻止せよとの司令によって行われたことで、北朝鮮が悪魔のテロ国家であることが世界に知れ渡った。

 しかし、韓国では、この大韓航空機爆破事件が韓国の情報機関による謀略の疑いがあるとの声が親北朝鮮勢力の中から出ているとのことであり、与党ウリ党までもが事件の犠牲者を「国家権力の不当な行為による疑問死」として真相究明を主張しているとのことである。これも北朝鮮宥和政策を掲げる金大中に続いて、同政策を継承する盧武鉉政権と最近の韓国は左翼や親北朝鮮勢力の影響力が高まり、与党ウリ党までも同じときては、北朝鮮が工作員を使って飛行機に爆弾を仕掛けて墜落させたといったことが、このまま事実として残ってしまったのでは良くないことだとして、何としても事件の真相を無理にひっくり返そうとしているのであろう。

 韓国では北朝鮮から送り込まれた武装ゲリラやスパイまでを政府機関が「民主化の功労者」として認定しているとのことであり、これが日本なら日本人拉致実行犯を表彰しているようなものであろう。北朝鮮に親しみを感じる人が急速に増えていると言う韓国はなぜこのようになってしまったのであろうか。韓国の情報機関である「国家情報院」では「金賢姫に再証言させてもいい」「疑惑説こそ事件の真相を隠蔽しようとする歴史の歪曲であり、北朝鮮に国家テロに免罪符を与えるものだ。国家と情報機関の名誉にかけて許せない」と憤慨しているそうだが当然であろう。

 韓国は時代が変われば自分たちの都合の良いように歴史を歪曲し、ねつ造するのが得意な国だが、日本としても金賢姫に日本人教育をしたという田口八重子さんは日本から拉致された女性であるので、拉致事件とも関係があることからして、この大韓航空機爆破事件が、韓国の情報機関の謀略だとする親北朝鮮勢力の突き上げによって、真相究明だか新たなねつ造をされるのか分からないが、今後どのように推移するか日本としてもしっかり見守っていきたいと思う。
(2004/07/09)

この記事は「今日のコラム」
「大韓機爆破事件は韓国情報機関の謀略なのか」
としてHPに掲載されていたものです。


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