私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

海上自衛隊は日本の海洋権益を守る最後の砦

2004年07月13日 22時39分21秒 | 防衛省・自衛隊・安全保障
  最近は、カラスが鳴かない日はあっても支那の海洋調査船が東シナ海や沖ノ鳥島附近の日本の排他的経済水域(EEZ)で違法な海洋調査を行っていない日はなく、毎日のように発見され、海上保安庁の巡視船などが警告しても無視されているとの報道がなされるようになった。このようなことが毎日続くと「またか」と言うことで、日本の主権が明らかに侵害されていることに日本人が次第に鈍感になってしまうことを憂うものである。

 日本政府も、30年以上も放置してきた東シナ海の排他的経済水域(EEZ)の日支境界線(中間線)に沿った日本側海域での海洋資源調査を、チャーターした調査船を使い今月7日からようやく始めたが、これに対し、支那は口頭で抗議してきたのは予想されたことだが、このほど支那海軍に所属するとみられる小型船艇数隻によって日本の調査船が進路を妨害され、日本のEEZでありながら、日本政府の海洋資源調査を中止させようとする極めて遺憾な主権侵害事案が発生した。

 周辺海域では海上保安庁と海上自衛隊が監視態勢を強化していると言うが、日本側は警告するだけで実力を持って阻止しないと支那は思っているであろうし、海保も海自も周辺海域で監視しているだけなら何もしていないと同じではないか。もし、支那海軍の小型船艇が日本政府のチャーター船と衝突したり、探査機器を破壊したり、銃撃などを加えてきたらどう対応するのか。、もし支那海軍の妨害が続き、危険が及ぶ恐れあるとしてこのままでは調査出来ないとチャーター船を引き揚げてさせたとしたら、日本が主権を持つEEZでの安全は誰が守ってくれるのか。

 海上自衛隊は日本の海洋権益を守る最後の砦ではないか。その艦艇まで出動させておきながら、支那のこのような主権侵害を阻止出来ないならば日本は支那の野望には何ら対抗出来ない訳である。これは政治の問題の方が大きいであろうが、このまま調査を継続すれば、いつかは衝突が起きると思って間違いないであろう。政府は支那の野望を阻止するためにも、チャーター船をしっかりと警護出来るように海保や海自による大規模な派遣体制を早急に確立すべきではなかろうか。
(2004/07/13)

この記事は「今日のコラム」
「海上自衛隊は日本の海洋権益を守る最後の砦」
としてHPに掲載されていたものです。


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