私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

都民ファーストの会が国政政党として進出するには

2017年09月22日 21時08分42秒 | 政治

若狭氏、新党名「日本ファーストの会」ではない

2017/09/20

 東京都の小池百合子知事の後押しを受ける若狭勝衆院議員は20日午前、ラジオ日本の番組に出演し、28日の臨時国会召集までに結成する国政新党の党名について、「(自身が作った政治団体の)日本ファーストの会とは全く違う名前にする。頭の中で決めている政党名がある」と述べた。

 若狭氏は「国会議員の3分の1が未経験者の方が国会は活性化する。しがらみ政治を断ち切らないと、本当のいい政策は実現できない」と述べ、200人が参加した自身の政治塾の参加者から、政治未経験者を多く擁立する考えを示した。
(朝日新聞デジタル)
 
(引用終了)


 家を新築したい場合に依頼する業者はどこでも良いと言う訳にはいかないのは当然な話であり、何せ高い買い物なのだから、あまり経験がなかったり、新築したものの即欠陥が指摘されるような業者を避けた方が良いからで、そのためには、過去に建築した家を見学して、その居住者からの意見を聞いたりするのも一つの方法であろう。
 
 建築業者に限らず、企業は信頼と実績がものを言うし、昨日や今日出来たような新しい企業では不安であり、大規模な宣伝で、いくら旨いことを言っても、今まで何の実績もないし、どんな企業なのか不明となれば、信頼出来る訳はなく、政治家が選挙前と後とでは言っていることがあまりにも違うのは良くある話だが、それと同じようなものである。
 
 今日まで結党したものの、日本のために何の実績も残さず消滅した政党もあるし、また、同じ政治家が、新党を作るのが趣味なのか、いくつも作っては壊している方もいるようで、所属国会議員が5人以上の政党には政党交付金が交付されことなどからして、すべてはカネのため政党を作っていたのではないか思っている。
 
 さて、最近出来た政党と言えば都民ファーストの会であり、その新政党に期待した多くの都民は先の都議選で支持したことから、大量に当選者を出して、都議会では第一党となった訳である。私は都民ではないので、投票は出来ないのだが、いくら小池都知事が代表を勤める地域政党だからとしても、政治に無知な素人ばかり当選させてしまったとなれば旨く行く訳はないだろう。
 
 都議選後に小池都知事は都民ファーストの会の代表を辞任し、その後の代表も代わったようであり、今では誰が代表なのか、良く分からなくなっており、これでは小池氏が代表を勤める都民ファーストの会だから支持したとする都民を裏切るものであると言わざるを得ない。
 
 その都民ファーストの会が国政政党として進出するために、新党を作る動きがるようで、朝日新聞デジタルによれば、小池氏の後押しを受ける若狭勝衆院議員は20日午前、ラジオ日本の番組に出演し、28日の臨時国会召集までに結成する国政新党の党名について、「(自身が作った政治団体の)日本ファーストの会とは全く違う名前にする。頭の中で決めている政党名がある」と述べたそうで、また、200人が参加した自身の政治塾の参加者から、政治未経験者を多く擁立する考えを示したそうである。
 
 日本ファーストの会ではないとなれば、どのような政党名になるのか楽しみにしているが、都民ファーストが国政政党となるなら日本人ファースト党でないとおかしいだろう。しかし、若狭氏のニヤけた顔と民進党からの離脱組である細野氏では期待する方が間違いであり、また新党は出来ていないのに衆議院解散で総選挙となれば政党交付金を貰う前となるので、若狭氏は今頃頭を抱えているであろう。
 
 なぜならば、立候補するためには供託金を用意する必要があるからで、若狭氏の政治塾に参加した200人の中から擁立するようだが、選挙区の場合は300万円となるの供託金を都民ファーストが用意してくれるとは思えないので、そうなると自前となるからである。その300万円が返って来る確証がなければ、立候補をためらう方が続出するような気がしてならない。
 
 都民ファーストの会にしても、新しい政党で、所属議員も素人が多く、また、これと言った実績もないようで、また政策内容も良く分からない党であり、そのような党が国政政党として進出しようとしているのはまだ早すぎると言いたい。若狭氏は、都民ファーストの会の代表を投げ出した小池知事を、国政新党の代表に就任にさせようとしているようだが、小池氏は都政を混乱させ、何も決められない都知事だとの批判されているのだから、国政政党の方は若狭氏に任せて、都知事としての職務を果たすべきであろう。
(2017/09/22)