私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

支那と日本固有の領土での共同開発などあり得ない

2012年01月05日 23時01分54秒 | 偏向マスコミ

中日関係に冷水を浴びせた石垣市議による釣魚島上陸

 樹静かならんと欲すれども風止まず。2012年の開始早々、日本の市議数人が釣魚島に上陸してもめ事を起こし、中日関係を再び波立たせ、国交正常化40周年の友好・祝賀ムードに冷水を浴びせた。

 40年前の1972年2月、日本の著名な歴史学者・井上清は「歴史学研究」(第381期)に掲載した論文で、釣魚島の歴史と帰属問題について詳細に論じ「釣魚島は元々中国領で、甲午戦争(日清戦争)後に台湾と共に清国から日本に割譲されたものであり、当然中国に返還すべきだ」との結論を導き出した。

 40年前の国交回復交渉で中国側は国交回復の大局を重視し、釣魚島問題には触れない方針を固めた。1972年7月28日に周恩来首相は公明党の竹入義勝委員長に「釣魚島問題にも触れる必要はない。国交回復と比べると問題にならない」と述べた。国交回復交渉の第3回首脳会談で、田中首相が中国側に「尖閣列島」問題への姿勢を尋ねた際、周首相は「今回は話したくない。今これを話すのは良くない」と述べた。

 釣魚島問題は国交回復後の平和友好条約交渉で大きな障害となった。1974年10月3日、トウ小平副首相は日本側との会談で「交渉時は、釣魚島の主権問題は棚上げするのが良い。この問題を持ち出したら、数年経っても解決しないだろう」と指摘した。トウ氏は1978年8月10日に日本の園田直外相との会談で20年、30年の棚上げを提案したが、日本側は異議を唱えなかった。

 中日国交回復交渉でも友好条約締結交渉でも日本側は「係争の棚上げ」という中国側の提案に異議を唱えず、交渉の成功を確保した。1978年以降、日本側は続けざまにもめ事を引き起こし、釣魚島に灯台とヘリポートを建設しようと企てた。1979年5月31日、トウ氏は鈴木善幸氏との会談で「係争棚上げ、共同開発」の提案を初めて行った。歴史と実践が証明するように、釣魚島問題において中日両国のとりうる最良の選択は「係争棚上げ、共同開発」だ。釣魚島問題への日本側の対応が不適切であれば、中日関係に深刻な結果がもたらされる。中日両国の有識者と無数の市民は、国交正常化40周年の際に釣魚島問題のために両国関係が後退することを望んでいない。(編集NA)

 「人民網日本語版」2012年1月4日


(引用終了)


 今年も特亜国と言われている支那、韓国、北朝鮮に悩まされる年になるであろうが、アジア諸国の中で、この三国だけがまともに対話も出来ないことから、友好国とは言えない厄介な国として、他のアジア諸国との違いを示すために特亜国と言う名称を付けて区別している訳である。

 一番近い隣国である韓国は、日本固有の領土である竹島を武力占領して不法占拠を続けており、日本海に浮かぶ孤島で、水もなく、人の住めるような環境にはない。だが、それでも要塞のようにして武装した警察官が常駐しており、以前は自然に恵まれた美しい島であったであろうが、今では工作物が作られて、島の景観は破壊されてしまったが、もし日本が未だに実効支配中であれば、竹島は美しい島のままであったであろう。

 日本として竹島をいつかは奪還する必要があり、だから韓国は武装した警察官が常駐させて警戒しているのであろうが、韓国との友好などあり得ないのだから、奪還のために日本は行動を起こすべきであり、それが原因で韓国との関係が切れることになったとしても、かえって良かったと言えるし、領土が現に奪われているのに行動を起こさないとなれば、国家とは言えないからである。

 支那は同じく日本固有の領土である尖閣諸島の領有権を主張しているが、その主張は、昭和40年代になって国連の調査によって、付近海域に有望な海底資源があることが判明してから始まったものであり、要は難癖を付けて資源を盗もうとしている訳で、過去に尖閣諸島を実効支配したこともないのに今では自国領だと言っているのだから、支那人の厚顔無恥には呆れてものが言えない。

 その尖閣諸島に3日、沖縄県石垣市の議員らが上陸したそうだが、政府が、島の所有者から借り上げて、入島制限し無人島化しているのは誤りであり、日本固有の領土なのだから支那の顔色を伺うようにことはせず、魚釣りやダイビングなどレジャーを楽しむ島として開発し、国定公園にしても良いのではなかろうか。

 人民網日本語版によれば、この石垣市の議員らの尖閣諸島上陸にさっそく反発しており、これを「もめ事を起こした」とし、「中日関係を再び波立たせ、国交正常化40周年の友好・祝賀ムードに冷水を浴びせた。」と言うのだから、まさに「お前が言うな」である。

 支那の妄言にはいつも驚くばかりだが、日本国民たる石垣市の議員らが、日本固有の領土である尖閣諸島に上陸することがなぜ「もめ事」なのか。尖閣諸島を巡ってもめ事を起こしているのはいつも支那の方であり、付近海域で、平成22年(2010年)9月に支那漁船が海保巡視船に故意に衝突したことこそ「もめ事」ではないのか。

 何もないところに火を付けて火事を起こすかの如く、敢えて問題を起こして波立たせるのは支那のいつもの手口であり、また、日本と支那との間にいつ友好・祝賀ムードがあったのか。そのようなムードがあるかのように装って日本に譲歩に迫るだけであり、支那との友好関係が構築出来ると思うのは幻想である。

 日本と支那の間には尖閣諸島に関して係争はなく、ないものの棚上げなど出来ないが、それでも、もめ事を起こすことで係争となることを狙っている訳であり、であるから、付近海域の海底資源の共同開発を提案するのは、明らかに資源目当ての侵略ではないか。

 そもそも、支那と国交回復した際に尖閣諸島の占拠を画策していた支那の意図を見抜けず、棚上げしたことが間違いであり、尖閣諸島は日本固有の領土であると何度も言うべきであったし、いつも言っているように支那が嫌がることを敢えてする方が日本の国益になるからである。  

 東シナ海の日本と支那の中間線にまたがって埋蔵されていると言われているガス田も支那が盗掘しており、日本側が共同開発を提案しても、日本のものも支那のものも全部支那のものだとして、すべて盗掘するつもりのようだ。  

 であるから、過去に一度も尖閣諸島を実効支配したこともなく、日本の領土であると認めていたことがあるのに、付近海域に海底資源があることが判明した途端に領有権を主張し始めた支那との共同開発などあり得ない。
 (2012/01/05)