私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

慰安婦問題めぐる河野談話の見直しは当然

2006年12月14日 22時19分41秒 | 慰安婦問題
   今では衆議院議長という要職についており、「私は今まで間違ったことは言った覚えはない」と惚けているとしか思えない河野洋平氏だが、平成5年8月に「慰安婦関係調査結果発表に関する談話」を発表し、慰安婦を強制連行したとの証拠もないにも関わらず、当時の日本軍が関与して、本人たちの意思に反して集められた事例が数多くあるとのとの嘘デタラメを「事実だ」としたことは、わが国の国益を大きく損なうことになったのは明らかであり、真に許し難いものがある。

 いわゆる河野談話と言われるものだが、その談話を受けて、平成7年に「女性のためのアジア平和国民基金」が設立され、慰安婦であった者への総理のお詫びの手紙と「償い金」が支給されたが、名乗り出なかったからなのか、なぜか日本人元慰安婦のことは無視され、フィリピン、韓国、台湾などの元慰安婦と称する計285人に償い金が支給されたという。それも「私は慰安婦でした」との自供だけで、支給されたのではないかと思われ、であるからして中には慰安婦でなかった者もいたのではあるまいか。

 戦時中に軍人を相手にする慰安婦の存在を否定する者はいないだろうが、当時は公娼制度があり、合法であった訳で、であるから軍や警察などが強制的に女性を集めて慰安婦として送り込む必要はなく、慰安婦の募集を行う業者が行っていた訳で、それは業者の甘言に騙された女性もいるかも知れないが、多くは貧しい生活のため家族を養うとして、募集に応じた女性もいたとのことである。

 自民党有志議員による議員連盟「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が当面のテーマとして、小委員会を設置し、慰安婦に関する河野談話の見直しを念頭に研究を進めることを決めたことが報じられているが、河野「談話」と言う河野氏の公式ではなく、いわんや法的な拘束力もない単なる個人的な考えにいつまでも縛られたままでは異常であり、早急な見直しが必要であり、研究を進めることになったことを大いに歓迎したい。

 河野氏が慰安婦に関して、個人的にどのような見解を持っていたとしても、それは自由だが、当時は官房長官という立場であった訳で、慰安婦を強制連行したとの確たる証拠がないのにも関わらず、韓国などからの抗議があったことから、それを収拾させるために、強制連行などなかったものの、それをあったとして、談話を出せば良いと安易に考えたことに他ならない。

 今でも河野氏はデタラメな談話を出したことを正しいと思っているのか、恥じているのか分からないが、談話の効果があったとは言えず、今でも韓国ばかりでなく支那などからの慰安婦をネタにした日本叩きは収まっていない。

 自民党総裁になったものの、唯一内閣総理大臣にはなれなかった河野氏だが、政治家としての評判は決して良くなく、「売国政治家」と言えば河野氏の名がすぐ浮かんでくる。日本人拉致問題で北朝鮮に対する批判が高まるなか、その北朝鮮に米を贈呈する決定をしたのも河野氏であり、やることなすことすべて誤りであり、「責任をとる」と言いながら、今では口をつぐんでいる。自らの談話を見直しがされようとしているのだから、どうせ批判されることしか言わないだろうが、河野氏は現在の心情を談話として発表して欲しいものだ。
(2006/12/14) 

この記事は「今日のコラム」
「慰安婦問題めぐる河野談話の見直しは当然」
としてHPに掲載されていたものです。