私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

国旗を引きずり降ろそうとした女性市議

2002年07月03日 23時24分52秒 | 売国奴・反日日本人
~除名処分は横暴だとの投稿を掲載した朝日新聞~  

 横浜市議会で、国旗の掲揚に反対して、掲げられた国旗を引きずり降ろそうとしたり、議長席に座り込むなどの実力行使をした、ともに37歳の「市民の党」の女性市議の身分を剥奪する除名処分が6月25日に採択された。地方自治法上では、最も重い懲罰で、政令指定市では前例がないそうである。

 この女性市議は与那原寛子、井上さくら両市議で、報道によれば、5月29日の本会議で、掲げられている国旗を引きずり降ろそうとして議長に退場を命じられ、6月5日には、その退場命令の説明を求め、議長席などを約6時間にわたり占拠したというものであり、とても良識ある大人の行動とは言えず、まさに奇行をいうべきである。

 ところで、刑法第92条に「外国に対して侮辱を加える目的で、その国旗その他の国章を損壊し、除去し、又は汚損した者は、2年以下の懲役又は20万以下の罰金に処する」との外国国章損壊等という罪があるが、奇妙なことに、わが国の国旗に対しては、このような罪の規定がないという。もし、外国人が、わが国の国旗に対して、このような損壊等の行為を行えば、普通の日本人ではない、この女性市議なら「どんどんやりなさい。私たちもやりますから」と言うかもしれないが、普通の日本人なら「日本を侮辱している」として憤慨するであろう。

 いくら国旗に嫌悪感を持っているとは言え、やって良い事と悪い事との判断もつかないのかと思うと、まさに左翼イデオロギ-とは恐ろしいものである。そんなに国旗が嫌いなら、回りの人に嘲笑されるであろうが、自分で買って来た国旗を踏み付けるなり、破くなりすれば良いであろう。

 外国の国旗であれば、外国国章損壊等という罪で処罰されるが、国旗・日の丸なら、自分の物であれさえすれば器物損壊の罪にも問われないであろう。しかし、自分の物でない、他人が掲げた国旗を、見るのも嫌だと言って、引きずり降ろそうとする行為は明かに行き過ぎであり、許す事は出来ない。  

 横浜市議会懲罰特別委員会は「議場の秩序を乱した」との理由で、両市議の除名処分を決定したとのことであるが、確かにその行動は常軌を逸しており、処分は当然と言って良いであろう。この両市議の所属するのは「市民の党」であるそうだが、このように議場に掲げられた国旗を引きずり降ろそうとする日本人とは思えない人も市民なのであろうか。  

 私も普通の市民だが、このように国旗をないがしろにするようなことはしない。両市議の所属する「市民の党」は、党名を「国旗反対党」「日の丸反対党」「国旗引きずり降ろし党」「国旗嫌悪党」などという名前に変えた方が良いのではなかろうか。

 公正な選挙で選ばれた両市議は、国民の代表者であるはずで、それが、国の象徴である国旗を辱め、引きずり降ろそうとするなど、その行動は国家国民の信頼を裏切る行為と言って良いであろう。  

 この問題に関して朝日新聞は6月29日の声欄に「横浜市議会の除名は横暴だ」との、この両市議を擁護する投稿を掲載している。投稿内容には横暴という言葉はなく、この70歳の投稿主は「破廉恥罪でもないのに除名はあまりも重い処分ではないか」と書いているだけである。  

 朝日新聞は投稿主が書いていない横暴との見出しを付けているが、やはり朝日は国旗を引きずり降ろそうとしたくらいで除名処分は重い。であるから、横浜市議会懲罰特別委員会のやり方は横暴だと思っているのであろうか。横暴なのは、国旗を引きずり降ろそうとした女性市議ではないか。朝日新聞が、このような投稿を採用した理由は、この両市議の行動を支持し、擁護したいからであろう。

 また、朝日新聞は続けて7月1日の声欄に、今度は、国旗・国歌の強制に反対する50歳の牧師の投稿を掲載しているが、この投稿主は「(国旗・国歌が)強制される愛国心ほど危険なものはない。除名問題を通じて問われているのは、実は民主主義の基盤である地方自治の良識と、その成熟度なのである」と言っているが、良識がないのは、女性市議の方で、いくら国旗が嫌いだからと言っても、強引に引きずり降ろす方が、民主主義を破壊しようとするものではないか。

 この女性市議は、国旗の掲揚にただ反対したのではなく、すでに掲揚してあるものを強引に引きずり降ろそうとしたのである。反対行動の限度を越えており、許されるものではない。

 朝日がこの問題について、私の知る限り2回も除名処分に反対する投稿を採用しているので、朝日のこの問題に対する考えを知ることができる。それは、除名を支持する投稿は採用されていないようであるからして、朝日は、国旗・国歌に反対の立場を読者の投稿を利用してとっているようである。

 思想信条の自由から、国旗にどうしても嫌悪感を持ってしまう奇妙な人も世間には両市議のようにいるかも知れない。わが国では、日本国籍を持たない人しか議員にはなれないが、その日本の国旗に敬意を表すことが出来ないようでは議員などになる資格はないと私は思う。

 この左翼イデオロギ-に凝り固まった、この女性市議は、今回の処分の撤回を求めて、さらなる行動を起こすことであろう。将来、除名処分となった両市議が再び市議などに立候補した場合、間違っても当選しないように良識ある横浜市民の行動に期待したいものである。
(2002/07/03) 

この記事は「私の主張」第124号
「国旗を引きずり降ろそうとした女性市議」
~除名処分は横暴だとの投稿を掲載した朝日新聞~
としてHPに掲載されていたものです。