NHK、ネット同時配信へ 19年度から 総務省容認
2018/07/12
NHKがテレビ番組を放送と同時にインターネットで配信することについて、総務省が容認する方針を固めたことが十一日、関係者への取材で分かった。NHKは二〇一九年度中に総合、教育二チャンネルの配信を始める意向。公共放送から「公共メディア」への脱皮を目指しており、肥大化を懸念する声も出そうだ。
NHKの常時同時配信は民業圧迫などを理由に放送法で禁じられてきたが、スマートフォンの普及をはじめ視聴環境の変化に対応する。総務省は十三日の有識者検討会で審議する報告書案にこの方針を盛り込み、一九年の通常国会に同法改正案を提出する構えだ。
NHKは、受信料を支払っている世帯の人に対しては、追加負担なしで同時配信を利用できるようにする。支払っていない場合は、同時配信番組の画面にBS放送と同様のメッセージを表示、番組の一部が見られないようにして、受信契約を促す方向だ。
共同通信が入手した報告書案概要は「NHKが放送の補完としてネットを最大限活用することには合理性、妥当性がある」と明記した。ただし、NHKのネット業務は受信料制度の趣旨に沿って実施される必要があると指摘。NHKに対し、民放との連携や、放送直後の番組を提供する「見逃し配信」の在り方などを検討するよう求めた。
また、NHKや子会社で受信料着服などの不祥事が相次いでいることから、視聴者の信頼を確保するため、ガバナンス(組織統治)の改革が必要だと強調。さらに、受信料の体系や水準の見直しも求めている。
(東京新聞)
(引用終了)
先日、あるネット民の声として、実家に住んでいた母が亡くなり、空き家になっているのに、NHKの受信料が未だに通帳から引き落とされているので困っているとの話が掲示板(2チャンネル)で話題になっていた。契約者が亡くなっているし、もう誰も住んでいない家なので、申し出をすれば、NHKとしても簡単に契約解除に応じるだろうと思っていたようだが、どうもそうではなかったようである。
要する契約者が確かに亡くなっているとの公的な文書が必要だと言う訳で、それが提出されるまでの間は、契約は継続しており、受信料を払う必要があるとして、すぐには解約には応じてくれないらしい。NHKの考えは一旦契約してしまえば、契約者の生死を問わず、通帳に残金がある限り、引き落としを継続するつもりなのであろうか。
受信料の支払いが、集金や、振込ではなく、通帳から自動的に引き落とされている場合は、引き落としの停止が出来る筈であり、その申請を銀行や郵便局などにすれば、次回から引き落とされることはないだろう。前述した例のように、誰も住んでいない家にテレビがあったとしても、誰も見る者もいないし、契約者も亡くなっているにも関わらず、引き落としが継続していると確認出来れば、その遺族などは、速やかに引き落としの停止の措置を講じるべきである。
朝日新聞と同様にNHKは国民から嫌われているようで、今やNHK問題と称して、受信料や報道放送姿勢を巡って、批判されることが多いようであり、
日本が憎くいとして、その姿勢に沿った報道放送が行われているからだが、また受信料を1円でも多く国民から巻き上げるためには、何でもするつもりらしい。
東京新聞によれば、そのNHKが19年度からテレビ番組を放送と同時にインターネットで配信することについて、総務省が11日に容認する方針を固めたことが報道されており、公共放送から「公共メディア」への脱皮を目指しており、肥大化を懸念する声も出そうだとしているが当然であろう。
受信料を支払っている世帯の人に対しては、追加負担なしで同時配信を利用できるようにする。支払っていない場合は、同時配信番組の画面にBS放送と同様のメッセージを表示するそうだが、NHKと契約するつもりない方であれば、画面に契約を促すメッセージが表示されたとしても無駄であり、そもそもネット配信を希望する国民はどの位いるのか調査するのが先ではないか。
NHKはテレビがなくても受信料を徴収する方針を示しているが、ネット同時配信は、そのための手段と思われる。だが、日本だけでなく世界中につながっているからインターネットなのであり、そうなると、どの国からもNHKの番組を視聴出来ることになるが、受信料の徴収方法を知りたいものだ。
ところで、隣国である韓国では、NHKの放送が視聴出来るそうだが、受信料の徴収はどうしているのか。朝鮮人が受信料を払う訳がないので、ネット同時配信となって、画面に契約を促すメッセージが表示されるとなれば、「邪魔だから消せ」と、NHKに圧力をかけるであろうと思っている。それとも、BS放送の画面に契約を促す現状のメッセージは日本国内だけで、韓国では表示されず、ネット同時配信も同様な優遇措置が取られるのであろうか。
テレビを見なくなった方が増えており、その代わりとして情報はネットから得ているのに、ネット同時配信したからとしても、モニター画面で番組を見るとは思えない。どうしても同時配信したいのであれば、NHKと契約し、受信料を支払っている世帯ごとにパワーワードを発行すれば良いし、だからパソコンがあり、ネット環境があったとしてもNHKとの契約は任意とすべきである。
(2018/07/16)