きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「クラス・アクト」

2002年07月24日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 eプラスから半額券が出たので行ってみました。お話は、コーラス・ライン主題歌の作詞者の半生。(おそらく)強迫症で入院経験があった青年が作曲に目覚めていき、そういったスクールに通う。しかし実際に世に出たのは作詞の方だった。曲が世に出る機会は何度かあったが、彼の恐怖心により全て潰れた。彼の死後残ったのは大量の未発表曲、ってカンジかな。
 ブロードウェイで大人気!ってコピーだし、ブロードウェイからオリジナルキャスト来日ってことで、半額(5500円)ならいいか~、たまには宝塚や東宝以外の作品も見なきゃね、と思っていったのですが、これがね。出演者は8人の小劇場用作品だったのですわ。あと一人の人物の半生を詳しく書いているため、その周辺のことを知らないとかなり理解しづらいというか。全然派手さはないし、歌で綴りはするけどダンスは殆どなし。それを前宣伝でもう少し書いておいて欲しかったなあ、と。つまらない、とは言い切らないけど、少なくとも1万円の価値はないと思うよ。同じ値段なら東宝A席で駄作を見る方が私はいいな、と思った。自分のミュージカルの基本が「雨に唄えば」等のMGM作品なので、物量作戦を取れない舞台ってミュージカルとは言い難いと思う部分があるのよね。「スウィング」とか見た方が良かったかもな~。トニー賞ノミネートってあんまり信用しちゃイカンのね。
コメント
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