きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

YEBISU亭

2001年12月27日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
 出演は柳家喬太郎、林家たい平、柳家花緑でした。それぞれ噺1本と、あいだにラジオ番組風のフリートークっていうのかな?そんな企画物。
 最初は喬ちゃん。現代物で女性(池袋北口のソープ嬢とか)たくさんでてきて喬ちゃんらしいものの、病気の親父も出てきたので「こ、これはしんみり涙の人情物か?」とビビっていたら、最後に強烈なオチが来ました。ははは。タイムリーなネタっていうか。その一言が言いたいためにここまで話を作ったのか!の感動というか。「洋食屋を営む健ちゃんとその家族の物語」。オチを言いたい!でも言ったらダメよね。ああああ。
 2本目はたい平くん。しかし!古典だったよ~。しかも!!あんまり現代的な、というか、たい平くんっぽい味付けも少なかったので、途中で寝ちゃったよ。袴で出てきたので花火を期待してしまったのがいけなかったのか?
 そして「ラジオ番組」風のトーク。う~ん。ちょっとハズした。ただのトークの方が良かったかも。
 中入り後は花禄くんの「おさよ」。なんと「ジゼル」の落語版だ!これも泣きが入るしんみり系だと思ったら、オチ以外はお笑い系だった。もうね、ミルタにあたる人がね、大笑いな人なのよ。他のウィリーもね。彼氏が狼男だったので食べられちゃったとか、彼氏がグリーンジャイアントだったので踏みつぶされちゃったとか。そこでミルタにあたる姐さん幽霊が「ダメよ~。ちゃんと山の頂上に立たなきゃ向かい合えないでしょ」みたいな注意を入れたり。この先「ジゼル」見るのが辛いかも~。
 
 ってなトコでした。来年もまた落語に行きたいわ。
コメント
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