私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

支那による危機について語らない大田氏を講演に招いても

2014年06月13日 21時46分46秒 | 売国奴・反日日本人

 「戦争あれば真っ先に行くのは皆さん」 大田元知事、真和志高で講演

2014年6月10日

 慰霊の日を前に真和志高校(與座博好校長)で4日、元県知事で沖縄国際平和研究所の大田昌秀理事長が講演した。大田氏は集団的自衛権の行使容認や憲法改正の動きに触れ、「次に戦争があれば真っ先に攻撃されるのは基地のある沖縄。真っ先に戦場に出されるのは皆さんのような若者だ」と強調した。

 大田氏は沖縄戦当時、沖縄師範学校2年生で、鉄血勤皇隊として戦場に動員された。「沖縄戦では21校の学校から、多くの生徒が動員された。それより幼い子どもも弾薬運びなどをさせられたり、壕から追い出されたりなどして、1万人余りの14歳未満の子どもが犠牲になった」と、将来のある若い人たちの命を奪った戦争の悲惨さを語った。

 また与那国島への自衛隊配備にも触れ「自衛隊法3条では、国家の平和と安全を守ることが任務と規定され、国民一人一人の命を守るとは書かれていない」と指摘した。その上で「沖縄戦の最大の教訓は『軍隊は住民を守らない』ことだ」と強調した。

  生徒会長の喜舎場静良(せいら)さん(3年)は「戦争は関係ない過去のことだと思わなかった。現在、戦争のできる国へと向かっているが、きょうの話を受け止め行動していくことが、唯一の地上戦を体験した沖縄県民の務めだと思う」と話した。
(琉球新報)

(引用終了)


 かっての戦争から間もなく70年になるが、戦後生まれの私は祖父母や両親、叔父叔母などから、何度か戦争中の話を聞く機会はあったが、実体験がないので、実際はどのような状況であったのか知ることは出来ない。祖母から空襲の話を聞いたことがあるが、どこへ逃げても死ぬ時は死ぬだろからと、避難しなかったそうで、米軍のB29爆撃機が投下した爆弾で、近所の家が多数焼失するのを見たそうだが、幸いに自宅は延焼を免れたようである。

 母と叔母は女子挺身隊として、工場に勤労動員されてそうだが、母が行っていた工場はまもなく空襲で壊滅したことから動員が解除となり、叔母が行っていた工場にも空襲があり、避難しようとした防空壕が満員で、他の防空壕に移動したところ、避難しようとした防空壕の方に爆弾が落ちて、多くの挺身隊員が亡くなったそうで、もう二度と思い出したくないと話していた。

 悲惨な戦争は二度としてはならないと言っても、攻めて来る国は絶対にないとは言えないので、抑止力としてほとんどの国は防衛力を保有している訳であり、交通事故の恐れがあるから万一のための保険に加入するのと同様だが、なぜか日本には攻めて来る国などないとして、防衛力の保有まで反対している連中がおり、偏向マスコミも、そのような奇人変人を好意的に取り上げているから話にならない。

 東シナ海に浮かぶ尖閣諸島は沖縄県石垣市に属する日本固有の領土だが、その尖閣を占拠しようとして支那が艦船による領海侵犯を繰り返しており、また東シナ海の公海上においても監視飛行中の自衛隊機に支那の戦闘機が異常接近するなど緊迫した状況になっている。これに対して、いわゆる反日サヨクが何か言ったことはなく、反対に日本が過去の戦争について反省し、何もしなければ世界は平和になると思っているようである。

 琉球新報によれば、元沖縄県知事で沖縄国際平和研究所の大田昌秀理事長が真和志高校で4日、講演した際に集団的自衛権の行使容認や憲法改正の動きに触れ、「次に戦争があれば真っ先に攻撃されるのは基地のある沖縄。真っ先に戦場に出されるのは皆さんのような若者だ」と強調したそうだが、戦争があれば真っ先に行くのは自衛隊の皆さんであり、だから国民として普段から自衛隊の皆さんに敬意と感謝の念を持って接しなければならないのであり、大田氏のような反日サヨクは東日本大震災でも活躍し、被災者から感謝された自衛隊の皆さんを貶めるだけの存在だから良識ある国民から嫌われているではないか。

 大田氏によれば戦争があれば真っ先に行くのは徴兵された高校生で、自衛隊の皆さんはその後になるのか。それとも自衛隊の出動に反対し、阻止行動をする予定でもあるのかはっきりさせて欲しいものである。集団的自衛権の行使容認や憲法改正によって日本が戦争を始めようとしているとして反対の声は上げるものの、支那による危機がそこまで迫っていることに関して沖縄としてどうしたら良いのか考えを示して欲しいものだ。

 70年前のことを語るだけで、今そこにある危機について何も語らす、基地反対と米軍や自衛隊を貶め、日本を守りにくくすることだけが生き甲斐なのが反日サヨクの特徴であり、それとも無抵抗ならば人民解放軍は沖縄県民を丁寧に扱ってくれると思っているのであろうか。平和主義者が戦争を招くと言われているし、反日サヨクの主張で正しかったことはないのだから、そのような大田氏を講演に招いたとしても何の役にも立たないことは確かである。
(2014/06/13)

写真:「改憲の動きは若い人に関係すること」と強調する大田氏