鉢呂経産相 “心からおわび”
9月10日 20時33分
鉢呂経済産業大臣は、福島県の被災地を視察したあと、記者の体に触れるよ うな仕草をしながら、「放射性物質がうつった」などという趣旨の発言をして いたことなどの責任を取りたいとして、10日夜、野田総理大臣に辞表を提出 し、受理されました。鉢呂大臣は、記者会見で、「国民、とりわけ福島県民の 皆さんに多大な不信の念を抱かせ、心からおわびを申し上げたい」と述べまし た。
(以下リンク参照)
(NHKニュース)
(引用終了)
民主党は一昨年の衆院選で勝利して政権与党となったものの、鳩山、菅両内閣のあまりのお粗末ぶりに国民は呆れ、民主党への期待感は急激に失われてしまったが、2日に発足した野田内閣を、偏向マスコミは内閣支持率が回復したとする世論調査結果を公表するなどして、三度目の正直だと思っているのか後押しをしている印象があるが、民主党は目を覆いたくなる人材不足の政党であるからして、野田内閣もそう長くは持たないだろうと思っている。
政権交代をさせるために民主党を持ち上げ、必死になって自民党を叩いていた偏向マスコミだが、民主党への期待感が急激に失われていることをどう思っているのでああろうか。おそらく反省したこともないから何とも思っていないのでなかろうか。それより一昨年の衆院選で民主党に投票した有権者の多くは「偏向マスコミに騙されて民主党に投票したが、こんなお粗末な政党だとは思わなかった」として、反省と同時に偏向マスコミへの不信感を抱くようになったのではあるまいか。
民主党が目を覆いたくなる人材不足の政党であることは鳩山、菅両内閣で十分に分かったと言えるし、なにせ民主党の代表になられる方であれば重責である総理の責務も難なくこなせるだろうと思っていたものの、あの程度であった訳で、そうなると閣僚になられる方のレベルはさらに低いと言って良いだろう。
報道によれば鉢呂経済産業大臣が辞任することになったとのことで、2日に発足したばかり野田内閣だが、なんとも早い辞任劇であり、これは東京電力福島第一原子力発電所の視察後、記者の体に触れるような仕草をしながら、「放射性物質がうつった」などという趣旨の発言をしていた責任を取るためだそうである。閣僚としても人としても言ってはならないを平然と言うような方は品格が求められる政治家になるべきでなく、民主党は目を覆いたくなる人材不足の政党であるのと同時にまともな方はいない政党だと思った方がいるのではあるまいか。
鉢呂経済産業大臣は旧社会党出身で、当選7回のベテラン議員だそうだが、何度も当選しているとしても、最初から政治家としての能力がないから、このような発言をするのであろう。野田総理は後任を誰にするのであろうか。様々な問題を抱えている閣僚ばかりの野田内閣であるし、その野田総理でさえ献金問題があるとなれば、誰がやっても、前述したようにそう長くは持たないであろう。
(2011/09/10)
写真:辞任した鉢呂経済産業大臣